概要

本章では、多目的 DFSORT ユーティリティーの ICETOOL について説明します。 ICETOOL は DFSORT の機能を使用して、単一ジョブ・ステップで 1 つ以上の データ・セットに複数の操作を実行します。 これには次のようなものがあります。
  • ソート済み、マージ済み、編集済み、または未編集の入力データ・セットの複数のコピーを作成する。
  • 文字フィールドおよび数値フィールドの値に関する各種の基準、固有な値が発生する回数、ヘッダー・レコード、 トレーラー・レコード、または相対レコード番号に基づいて、 入力データ・セットのサブセットが入っている出力データ・セットを作成する。
  • ヘッダーとトレーラーの間にあるレコードをソートする。
  • フィールド配列の異なる複数の入力データ・セットから出力データ・セットを作成する。
  • 複数の短いレコードから 1 つの大きいレコードを作成するか、1 つの大きいレコードから複数の短いレコードを作成して、固定長レコードをサイズ変更する。
  • 文字フィールドおよび数値フィールドを、各種の簡単な、調整済みでセクション別にまとめた報告書形式で表すリスト・データ・セットを作成する。 タイトル、日付、時刻、ページ番号、紙送り制御文字、ヘッダー、ページ当たり行数、フィールド形式、および数値データ欄の合計、最大、最小、平均およびカウント値を制御できる。
  • 特定の数値フィールドに関する統計情報 (最小、最大、平均、合計、値のカウント、固有な値のカウントなど) を示すメッセージを印刷する。
  • 無効な 10 進数値を識別するメッセージを印刷する。
  • レコード数を示すメッセージを印刷する。
  • レコード数に基づき RC=12、RC=8、RC=4 または RC=0 を設定する。
  • テキストとレコード・カウントがある出力レコードが入っている出力データ・セットを作成する。
  • DFSORT インストール時のデフォルトを示すリスト・データ・セットを作成する。
  • 特定の文字フィールドおよび数値フィールドの固有な値、およびそれぞれが発生する回数を示すリスト・データ・セットを、簡単な調整済み報告書の各種の形式で作成する。
  • 重複する値、重複しない値、n 回発生する値、n 回より少なく発生する値、あるいは n 回より多く発生する値をもつレコードについて、リスト・データ・セットおよび出力データ・セットを作成する。
  • 重複値を持つ 2 つ以上の入力レコードを接合することで得られる情報から 出力データ・セットを作成する。 入力レコードに含まれる情報は複数のデータ・セットからの寄せ集めであってよいため、 さまざまなファイル結合操作やファイル・マッチング操作に利用できる。
  • 3 つの異なるモード (停止、続行、および走査) を使用して、演算子のグループに関 するエラー検査およびエラー検出後の処置を制御する。

ICETOOL は、SORT、MERGE および COPY の操作に使用できます。