SMTP コマンド

CSSMTP の一般的な SMTP コマンド、およびデータに関する規則を以下に示します。

規則:
  • 以下のサイズ限度が適用されます。
    • SMTP コマンド行の長さは 510 文字を超えてはならない。
    • データ行の長さは 998 文字を超えてはならない。
    • パス・アドレスの長さは 255 文字を超えてはならない。
    • ドメイン・ネームの長さは 255 文字を超えてはならない。
    • ユーザー名 (メールボックス仕様のローカル部分) の長さは 64 文字を超えてはならない。
    • 1 つのメール・メッセージの RCPT レコードの最大長は 2000 である。
  • タブ文字 (0x09) または改行文字 (0x15) 以外の図形文字 (0x00 から 0x3f) をファイルに含めてはならない。
ヒント:
  • レコードが 80 バイトの長さで、最後の文字がより小 (<) 文字か改行 (0x15) 文字である場合は、レコードを次の行と連結できます。
  • EBCDIC コード・ページを使用してください。デフォルトのコード・ページは、EBCDIC IBM® 1047 です。詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の Translate 構成ステートメントの情報を参照してください。
結果: 末尾ブランクは、すべてのレコードから削除されます。
表 1. CSSMTP によってサポートされる SMTP コマンド
サブコマンド SMTP サーバーによるサポート CSSMTP アプリケーションによるサポート 説明 参照資料
DATA YES YES 情報をメール本体のデータ・テキストとして定義します。 DATA コマンド: 後続の情報をデータとして定義
EHLO NO YES SMTP に送信ホストのドメイン・ネームを指定します。 EHLO コマンド: SMTP に対する送信ホストのドメイン・ネーム指定
EXPN YES NO メールボックスがローカル・ホストにあるかどうかを検査します。 コマンドは未実装
HELO YES YES SMTP に送信ホストのドメイン・ネームを指定します。 HELO コマンド: SMTP に対する送信ホストのドメイン・ネーム指定
HELP YES NO SMTP コマンドのヘルプを表示します。 コマンドは未実装
MAIL FROM YES YES メール送信者を指定します。 MAIL FROM コマンド: メール送信者の指定
NOOP YES NO SMTP が応答しているときに 250 OK 戻りコードを戻します。 コマンドは未実装
QUEU YES NO 送達のために SMTP でキューに入れられているメールに関する情報を入手します。 コマンドは未実装
QUIT YES YES SMTP 処理を停止します。 QUIT コマンド: SMTP 処理の終了
RCPT TO YES YES メール受信者を指定します。 RCPT TO コマンド: メール受信者の指定
RSET YES YES SMTP 処理を初期状態にリセットします。 RSET コマンド - 初期状態への SMTP 処理のリセット
STARTTLS NO YES SMTP サーバーが現在 TLS の使用をネゴシエーションできることを CSSMTP アプリケーションに伝えます。 STARTTLS コマンド: TLS の使用をネゴシエーションする機能の指示
TICK YES NO ID をバッチ SMTP 応答データ・セットに挿入します。 コマンドは未実装
VERB YES NO 冗長モードを使用可能にするか、または使用不可にします。
注: REPLY TO: user が有効な NJE node.user でない場合は、VERB ON で SMTP にスプール問題が生じる可能性があります。
コマンドは未実装
VRFY YES NO メールボックスがローカル・ホストにあるかどうかを検査します。 コマンドは未実装
注: EXPN、HELP、NOOP、QUEU、TICK、VERB、VRFY コマンドおよびオプションのコマンドの SAML、SEND、SOML、TURN (詳細については RFC 821 を参照) は CSSMTP アプリケーションには実装されていません。 これらのコマンドは無視されて処理されません。

SMTP コマンドを含むデータ・セットは、SYSOUT データ・セットとして JES スプール・データ・セットに書き込むことができます。これらの SYSOUT データ・セットには、穿孔レコードか NETDATA レコードのいずれかが入っています。データ・セットは、同一システムのユーザーから CSSMTP アドレス・スペースとして発信されるか、または NJE ネットワークを介してホスト・システムに接続されている任意のシステムのユーザーから発信されます。