CPU 制御セクション

レコードごとに 1 個のセクションがあります。

オフセット 名称 長さ Format 説明
0 0 SMF70MOD 2 2 進 CPU プロセッサー・ファミリー。
2 2 SMF70VER 1 2 進 CPU バージョン番号 - 意味はモデル番号によって異なる。
3 3 SMF70BNP 1 2 進 PR/SMによって使用されるために割り当てられた物理プロセッサーの数。
4 4 SMF70INB 1 2 進 PR/SM 標識ビット
ビット
設定時の意味
0
PR/SM 診断 X'204' の障害。
1
物理プロセッサーの数が変更された
2
ディスパッチ・インターバル時間が変更された
3
構成された区画の数に含まれない追加区画は、「PHYSICAL」という名前で示されている。 この区画には、LPAR 管理時間サポート機能で使用されたにもかかわらず、 特定の論理区画に関連付けることのできなかった把握されていないすべての時間が含まれる。
4
PR/SM - 診断 X'204' の拡張データがサポートされています。
5
z/VM® ゲストとして稼働しているシステムに提供される、簡略化された診断 X'204' データ。 フィジカルという名前の論理区画の区画データ・セクションによって提供される、 z/VM 自体による CPU 消費
6-7
予約されています。
5 5 SMF70STF 1 2 進 フラグ
ビット
設定時の意味
0
STSI 機能が CPC で使用できる。
1
物理 CPU 調整係数が変更された
2
MVS™ イメージに使用できるサービス単位が変更された
3
SMF70LAC は、 LPAR モードまたは z/VM ゲストとして実行されているシステムに対して提供されます。 この値に CPU 待ち時間は含まれなくなった。
4
SMF70MDL はモデルの容量 ID で、SMF70HWM は物理モデル。 このビットがオフの場合、SMF70MDL は、モデルの容量と物理モデルの両方を表す。
5
OPT パラメーター BLWLTRPCT が変更された。
6
OPT パラメーター BLWLINTHD が変更された。
7
フィールド SMF70GAU は有効。
6 6 SMF70GTS 2 2 進 ミリ秒単位のディスパッチ累積インターバル時間。 ゼロの値は、ディスパッチ・インターバルが動的に決定されたことを示す。
8 8 SMF70MDL 16 EBCDIC CPC モデル ID。 SMF70STF のビット 4 を参照。
24 18 SMF70DSA 2 2 進 Diagnose サンプルの数。
26 1A SMF70IFA 2 2 進 インターバル終了時のオンライン zAAP の数。
28 1C SMF70CPA 4 2 進 代替 CPU 能力に基づいた物理 CPU 調整係数。 この値は、SMF70CPA_actual および SMF70CPA_scaling_factor に置き換えられる。
32 20 SMF70WLA 4 2 進 MVS イメージに使用可能なプロセッサー容量。1 時間あたりの MSU (millions of service units、百万サービス単位) で表す。 値は、イメージに定義された容量制限があるかどうかを考慮する。 (VM ゲストとして稼働しているシステムの場合、これは VM 容量である)。
36 24 SMF70LAC 4 2 進 CPU サービスの長期平均 (百万サービス単位)。 値の有効範囲は SMF70STF のビット 3 により決まる。
40 28 SMF70HOF 8 2 進 STCK 形式 (シスプレックス・タイマー・オフセットと呼ばれる) でのハイパーバイザーの日付/時刻
48 30 SMF70HWM 16 EBCDIC CPC 物理モデル ID。 SMF70STF のビット 4 が設定されている場合に有効。
64 40 SMF70SUP 2 2 進 インターバル終了時のオンライン zIIP の数。
66 42 SMF70GJT 8 EBCDIC このレコードを書き込んだ区画が容量グループに参加した、または容量グループから離脱したときの STCK 形式で表した時刻 (グループ名の最終変更日時)。 区画が容量グループのメンバーでない場合は、IPL 時にも設定されます。
74 4A SMF70POM 4 EBCDIC この構成の製造工場を識別する EBCDIC 工場コード。 工場コードは左寄せで、必要な場合は末尾ブランク文字が付く。
78 4E SMF70CSC 16 EBCDIC この構成の EBCDIC シーケンス・コード。 シーケンス・コードは右寄せで、必要な場合は EBCDIC の先行ゼロが付く。
94 5E SMF70HHF 1 2 進 追加フラグ。
ビット
設定時の意味
0
HiperDispatch モードがサポートされている
1
HiperDispatch モードがアクティブである
2
インターバル中に、HiperDispatch モードが変更された
3
HISMT サービスから戻される失敗。 論理コア・データ・セクションの値、ならびに SMF70MCF、 SMF70MCFS、 SMF70MCFI、 SMF70CF、 SMF70CFS、 SMF70CFI、 SMF70ATD、 SMF70ATDS、および SMF70ATDI で指定される値が無効です。
4
この区画で、絶対 MSU キャッピングがアクティブになっている。
5
SMF70OS_PRTCT が有効。
6-7
予約されています。
95 5F SMF70CR 1 2 進 ZEP フィールド 0。
96 60 SMF70PMI 4 2 進 ディスパッチング優先順位でプロモートされる可能性があるブロック化ディスパッチ可能単位の 1 秒あたりの累積数。 平均プロモート・イベント率を取得するには、SMF70PMI を SMF70SAM で割る。
100 64 SMF70PMU 4 2 進 間隔中にプロモートされる、ブロックされたディスパッチ可能単位 の数。
104 68 SMF70PMW 4 2 進 インターバル中にブロックされているアドレス・スペースおよびエンクレーブの累積数。 プロモートの平均待機数を取得するには、SMF70PMW を SMF70SAM で割る。
108 6C SMF70PMP 4 2 進 間隔中にブロックされていることが判明したアドレス・スペースおよびエンクレーブの最大数。
112 70 SMF70PMT 2 2 進 プロモート・スライスの CPU 容量の 1/1000 (OPT パラメーター BLWLTRPCT)。
114 72 SMF70PML 2 2 進 スワップイン時の長時間の停止状態のしきい値。 アドレス・スペースまたはエンクレーブが処理を実行する準備ができているのにこのインターバル内に CPU サービスを受け取らなかった場合、それはブロックされているとみなされる (OPT パラメーター BLWLINTHD)。
116 74 SMF70MPC 16 EBCDIC CPC の永続容量を示す CPC モデル ID。一時的に増加する容量および一時的に使用可能な置換容量は含まない。 ID は左寄せで、必要な場合は末尾ブランクが付く。 ハードウェアによってサポートされていない場合、このフィールドはゼロである。
132 84 SMF70MTC 16 EBCDIC CPC の一時容量を示す CPC モデル ID。永続容量と一時的に増加する容量の合計であり、一時的に使用可能な置換容量は含まない。 ID は左寄せで、必要な場合は末尾ブランクが付く。 ハードウェアによってサポートされていない場合、このフィールドはゼロである。
148 94 SMF70MCR 4 2 進 SMF70MDL で識別されるモデルに関連付けられた CPC モデル容量格付け。 ハードウェアによってサポートされていない場合、このフィールドはゼロである。
152 98 SMF70MPR 4 2 進 SMF70MPC で識別されるモデルに関連付けられた CPC 永続モデル容量格付け。 ハードウェアによってサポートされていない場合、このフィールドはゼロである。
156 9C SMF70MTR 4 2 進 SMF70MTC で識別されるモデルに関連付けられた CPC 一時モデル容量格付け。 ハードウェアによってサポートされていない場合、このフィールドはゼロである。
160 A0 SMF70ZEP 4 2 進 ZEP フィールド 1。
164 A4 SMF70ZER 8 2 進 ZEP フィールド 2。
172 AC SMF70ZEE 8 2 進 ZEP フィールド 3。
180 B4 SMF70ZEC 8 2 進 ZEP フィールド 4。
188 BC SMF70NRM 4 2 進 zIIP の正規化係数。 zIIP 時間にこの値を乗算し、さらに 256 で除算して、CP での同等時間を取得する。
192 C0 SMF70GAU 4 2 進 百万サービス単位での CPU サービスの長期平均で、容量グループの制限によって許可されるが、そのメンバーによって使用されることはない。 値が負の場合、そのグループには上限があります。 SMF70STF のビット 7 が設定されている場合に有効。
196 C4 SMF70ZEI 8 2 進 ZEP フィールド 5。
204 CC SMF70NCR 4 2 進 公称モデル容量格付け (MSU/時)。

ゼロ以外の場合、この値は、フィールド SMF70MDL に示される公称モデル容量に関連付けられる。 フィールド SMF70CAI に値 100 が含まれる場合、この値はフィールド SMF70MCR の値と等しい。

208 D0 SMF70NPR 4 2 進 公称永続モデル容量格付け (MSU/時)。

ゼロ以外の場合、この値は、フィールド SMF70MPC に示される公称永続モデル容量に関連付けられる。 フィールド SMF70CAI に値 100 が含まれる場合、この値はフィールド SMF70MPR の値と等しい。

212 D4 SMF70NTR 4 2 進 公称一時モデル容量格付け (MSU/時)。

ゼロ以外の場合、この値は、フィールド SMF70MTC に示される公称一時モデル容量と関連付けられる。 フィールド SMF70CAI に値 100 が含まれる場合、この値はフィールド SMF70MTR の値と等しい。

216 D8 SMF70CAI 1 2 進 容量調整標識。

ゼロの場合、標識は報告されない。 1 から 99 の範囲の場合、若干の減少が示される。 100 の場合、マシンは通常の容量で作動している。 マシンのパフォーマンスに影響を与える一時的な容量変更 (例えば、CBU または OOCoD) は含まれない。

217 D9 SMF70CCR 1 2 進 容量変更の理由。 SMF70CAI がゼロ以外の場合に有効。

0 の場合、容量変更は行われていない。 1 の場合、容量変更の原因は手動制御の設定である。 1 より大きい場合、容量変更の原因は内部のマシン状態または外部のマシン例外である。

218 DA SMF70MCP 2 2 進 この IPL に使用可能な最大 CPU ID。
220 DC SMF70ICP 2 2 進 IPL 時にインストールされた最大 CPU ID。
222 DE SMF70CCP 2 2 進 現在インストールされている最大 CPU ID。 CPU の動的追加に伴い、この数は増える可能性がある。
224 E0 SMF70CPA_actual 4 2 進 モデル容量レーティングに基づく物理 CPU 調整係数 (プロセッサー時間をサービス単位に変更するのに使用される)。 この値と SMF70CPA_scaling_factor の組み合わせは、SMF70CPA を置き換える。
228 E4 SMF70CPA_scaling_ factor 4 2 進 SMF70CPA_actual のスケール係数。
232 E8 SMF70MCF 4 2 進 汎用プロセッサーのマルチスレッド化最大容量の分子。 この値を 1024 で除算すると、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての汎用プロセッサーに対するマルチスレッド化最大容量係数が得られる。
236 EC SMF70MCFS 4 2 進 zIIP のマルチスレッド化最大容量の分子。 この値を 1024 で除算すると、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての zIIP に対するマルチスレッド化最大容量係数が得られる。 zIIP が現在インストールされていない場合は、ゼロ値が報告される。
240 F0 SMF70MCFI 4 2 進 zAAP のマルチスレッド化最大容量の分子。 この値を 1024 で除算すると、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての zAAP に対するマルチスレッド化最大容量係数が得られる。 zAAP が現在インストールされていない場合は、ゼロ値が報告される。
244 F4 SMF70CF 4 2 進 汎用プロセッサーのマルチスレッド化容量の分子。 この値を 1024 で除算すると、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての汎用プロセッサーに対するマルチスレッド化容量係数が得られる。
248 F8 SMF70CFS 4 2 進 zIIP のマルチスレッド化容量の分子。 この値を 1024 で除算すると、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての zIIP に対するマルチスレッド化容量係数が得られる。 zIIP が現在インストールされていない場合は、ゼロ値が報告される。
252 FC SMF70CFI 4 2 進 zAAP のマルチスレッド化容量の分子。 この値を 1024 で除算すると、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての zAAP に対するマルチスレッド化容量係数が得られる。 zAAP が現在インストールされていない場合は、ゼロ値が報告される。
256 100 SMF70ATD 4 2 進 汎用プロセッサーの平均スレッド密度の分子。 この値を 1024 で除算すると、物理ハードウェアにディスパッチされ、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての汎用プロセッサーに対するアクティブ・スレッドの平均数が得られる。
260 104 SMF70ATDS 4 2 進 zIIP の平均スレッド密度の分子。 この値を 1024 で除算すると、物理ハードウェアにディスパッチされ、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての zIIP に対するアクティブ・スレッドの平均数が得られる。 zIIP が現在インストールされていない場合は、ゼロ値が報告される。
264 108 SMF70ATDI 4 2 進 zAAP の平均スレッド密度の分子。 この値を 1024 で除算すると、物理ハードウェアにディスパッチされ、完全なインターバルで ONLINE に構成されたすべての zAAP に対するアクティブ・スレッドの平均数が得られる。 zAAP が現在インストールされていない場合は、ゼロ値が報告される。
268 10C SMF70LACM 4 2 進 レポート属性 MOBILEによって分類されるトランザクションによって消費される CPU サービス (100 万サービス単位) の長期間の平均。

アドレス・スペースまたはエンクレーブがテナント・リソース・グループの一部である場合、SMF70LACM の計数に含まれない。

272 110 SMF70LACA 4 2 進 レポート属性 CATEGORYAによって分類されたトランザクションによって消費される CPU サービス (100 万サービス単位 ) の長期間の平均。

アドレス・スペースまたはエンクレーブがテナント・リソース・グループの一部である場合、SMF70LACA の計数に含まれない。

276 114 SMF70LACB 4 2 進 レポート属性 CATEGORYBと分類されるトランザクションによって消費される CPU サービス (100 万サービス単位) の長期間の平均。

アドレス・スペースまたはエンクレーブがテナント・リソース・グループの一部である場合、SMF70LACB の計数に含まれない。

280 118 SMF70ADJ 4 2 進 CPU 速度の論理調整係数。
284 11C SMF70LACCR 4 2 進 DFSMS データ・セット暗号化によって消費された CPU サービスの長期平均 (百万サービス単位)。 IBM z14® およびそれ以降の CPC の場合にのみ有効です。
変更の始まり288変更の終わり 120 SMF70MaxPU 2 2 進 ゼロでない場合、このフィールドは、この特定のマシンで物理的に使用可能なプロセッサー・コア数を示す。 値が 0 である場合、このモデルには定義されない。
290 122 SMF70OS_PRTCT 1 2 進 ゼロ以外の場合は、 SYSTEM 以外の値を指定した OSPROTECT システム・パラメーターが有効になります。 X'01' は OSPROTECT=1を示しています。 IBM z14の後のマシンについては、「 OSPROTECT=1 を使用して 0 を指定できます
291 123 * 1 2 進 予約されています。
292 124 SMF70MDL_CBP 16 EBCDIC 将来用に予約済み。
308 134 SMF70MCR_CBP 4 2 進 将来用に予約済み。
312 138 SMF70NCR_CBP 4 2 進 将来用に予約済み。
316 13C SMF70LAC_CBP 4 2 進 将来用に予約済み。
320 140 SMF70CPA_actual_CBP 4 2 進 将来用に予約済み。
324 144 SMF70_IPL_TIME 8 2 進 TOD 形式での区画の IPL 時間。
332 14C SMF70_TRG_M_CNT 4 2 進 テナント・リソース・グループのメモリー消費量のサンプリングが行われた回数。
336 150 SMF70CRW 4 2 進 予約されています。
340 154 SMF70CPC_TYPE 4 2 進 CPC タイプ。