z/OS のレベルを調べる
IBM® サポート・センターへ問題を報告するとき、各オペレーティング・システムの名前やレベルを提示しなければなりません。 コンソールを経由して通信ができる場合は、DISPLAY コマンドを使うこともできるし、IPCS を使ってダンプを照会することもできます。
ダンプの中で、コンソール・コマンド DISPLAY IPLINFO または、IPCS コマンド IPLINFO を使うことによって、以下の情報を取得することができます。
- IPL の日時
- システムのリリース・レベル
- システムのライセンス値
- parmlib メンバー IEASYSxx および IEASYMxx の内容
- IPL に使用された LOADxx 情報
- IPL のアーキテクチャー・レベル
- IODF (入出力定義ファイル) デバイス
- IPL デバイスおよび、ボリューム通し番号
- MTL (手動テープ・ライブラリー) テープ・デバイスの状況。
次に例を示します。
D IPLINFO
IEE254I 11.14.07 IPLINFO DISPLAY 350
SYSTEM IPLED AT 01.15.39 ON 11/01/2007
RELEASE z/OS 01.09.00 LICENSE = z/OS
USED LOAD08 IN SYS0.IPLPARM ON ACB2
ARCHLVL = 2 MTLSHARE = N
IEASYM LIST = (X6,U6,0L,R8)
IEASYS LIST = (ST,LN) (OP)
IODF DEVICE ACB2
IPL DEVICE 3C2A VOLUME D83ELコンソール経由で通信ができない場合は、IPCS を使って以下の手順を踏み、お使いの各システムが何であるのかを調べてください。
- IPCS サブコマンドCBFORMAT サブコマンド — 制御ブロックをフォーマットする を使用してコミュニケーション・ベクトル・テーブル (CVT) 制御ブロックを指定して、プロダクト・レベルを判別します。以下の CBFORMAT CVT 出力例の、PRODN フィールドには、MVS™ オペレーティング・システム・レベル SP7.0.7 が示されており、PRODI フィールドには、FMID として HBB7720 が示されています。
CVT: 00FD48A0 -0028 PRODN.... SP7.0.7 PRODI.... HBB7720 VERID.... -0006 MDL...... 2084 RELNO.... 038 +0000 TCBP..... 00000218 0EF00.... 00FEA3EC LINK..... 00FD481C +000C AUSCB.... 00FD57E8 BUF...... 00000000 XAPG..... 00FE0380 - システムがユニプロセッサーで稼働しているのか、マルチプロセッサーで稼働しているのかを見極めてください。 IPCS STATUS WORKSHEET 出力
PROCESSOR RELATED DATAに MVS Diagnostic Worksheet があります。MVS Diagnostic Worksheet Dump Title: W059 SLIP TRAP CPU Model 2084 Version 00 Serial no. 220CBE Address 00 Date: 09/15/2006 Time: 09:33:32.124515 Local CSD Available CPU mask: FFC0 Alive CPU mask: FFC00000 00000000 Number of active CPUs: 0000000nn0000000nnで、 変数 nn は、稼働しているプロセッサー数を表します。以下の出力例では、アクティブなプロセッサーが 10 個あります。CSD Available CPU mask: FFC0 Alive CPU mask: FFC00000 00000000 No. of active CPUs: 0000000A
- SMP/E の使用法については、「z/OS SMP/E ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- CBFORMAT サブコマンド — 制御ブロックをフォーマットする サブコマンドの詳細については、「z/OS MVS IPCS コマンド」を参照してください。
- SCCB のフォーマットについては、「z/OS Internet library」の「z/OS® MVS データ域」を参照してください。