中位修飾子
複数の中位修飾子 (MLQ) によって、特定のプロファイルと変換テーブル・データ・セットの分離が可能になります。使用できる 2 つの中位修飾子を以下に示します。
- ノード名
ノード名は、構成ファイル PROFILE.TCPIP を検出するために検索順序で使用される MLQ です。 ノード名は、VMCF の初期化時に指定するパラメーターによって決まります。VMCF の初期化について詳しくは、「z/OS® Program Directory」を参照してください。
- 機能名
TCP/IP で各国語サポートと 2 バイト文字セット (DBCS) サポートを実装するには、複数の変換テーブルを使用する必要があります。 複数の言語およびコード・ページのコンカレント使用を容易にするために、TCP/IP は中位修飾子を使用して、どのサーバーまたはクライアントがどの変換テーブルを使用するかを指定します。 複数のサーバーまたはクライアントで単一の変換テーブルを使用できる場合には、デフォルトの MLQ である STANDARD を 使用することができます。TCP/IP の Telnet クライアントと FTP には、選択した MLQ を指定して、当該コマンドの呼び出しに関する機能名を 置き換えるための TRANSLATE パラメーターがあります。 例えば、SRVRFTP は、ファイル転送プロトコル・サーバーによって、MLQ として使用されます。
構成ファイルの検索順序で TCP/IP によって動的に割り当てられただけである、いくつかのデータ・セットを以下に示します (これらは JCL の DD ステートメントで指定することはできません)。
ETC.PROTO ETC.RPC
HOSTS.ADDRINFO HOSTS.SITEINFO
SRVRFTP.TCPCHBIN SRVRFTP.TCPHGBIN
SRVRFTP.TCPKJBIN SRVRFTP.TCPSCBIN
SRVRFTP.TCPXLBIN STANDARD.TCPCHBIN
STANDARD.TCPHGBIN STANDARD.TCPKJBIN
STANDARD.TCPSCBIN STANDARD.TCPXLBIN
これらのデータ・セットごとに、完全修飾名が、データ・セット HLQ として以下のいずれかの値を使用して確立されます。
- ユーザー ID またはジョブ名
- DATASETPREFIX 値