SCRIPT/VS 処理シーケンス

Style には、表示または印刷用に文書をどのようにフォーマッ ト設定するかを SCRIPT/VS に通知するオプションが含まれます。 これらのオプションは、フォント、空白、行の長さなどの使用が 含まれます。

Style フィールドに入力する値と、Display Style オプションおよび Browse Output オプションを選択するかどうかにより、後続の SCRIPT/VS 処理シーケンスが決定されます。

  1. Style フィールドには、以下のいずれかを行うことができます。
    • 既存スタイルの名前を入力する。

      ユーザーが作成したスタイルの名前か、または、SCRIPT/VS がユーザーのために作成して いるスタイル (DRAFT および FINAL) のうちの 1 つを入力できます。 これらの 2 つのスタイルは、SCRIPT/VS フォアグラウンド処理の以前のリリースで使用さ れていたフォーマット設定オプションに対応しています。 以前にこれらのオプションを定義していないかまたはこの ISPF がユーザーにとって最初 のリリースである場合は、SCRIPT/VS フォーマット設定オプションのデフォルトがセット されます。

      既存スタイルの名前を Style フィールドに入力すると、そのスタ イルがフォーマット設定に使用されます。

    • 定義したい新しいスタイルの名前を入力する。

      新しいスタイル名を入力すると、その名前はスタイル・リストに追加されます。 この新しいスタイルは、最後のスタイルのフォーマット設定オプションと等しい SCRIPT/VS フォー マット設定オプションを使用します。 ステップ 2 では、これらのオプションを変更するための処理を説明 しています。

    • Style フィールドをブランクのままにする。

      Style フィールドをブランクのままにすると、ISPF は SCRIPT/VS フォー マット設定スタイル選択パネルを表示します。 このパネルは、使用できるスタイルのリストを表示します。 詳しくは、フォーマット設定スタイルの選択を参照してください。

  2. スラッシュを使用して Display Style オプションを選択してください。 ISPF は、Style パネルの SCRIPT/VS オプションを表示します。そのパネルは、現在使用 中のオプションを表示し、そのパネルを使ってそれらのオプションを変更することができ ます。 詳しくは、スタイル・オプションの変更を参照してください。

    Display スタイル・オプションを選択しない場合は、ISPF は Style パネルの SCRIPT/VS オプション を表示しません。

  3. 適当な ISPF ライブラリー、および連結シーケンスまたはデータ・セット名を入力し てください。 メンバー名を省略するかまたはパターンを使用することにより、メンバー・リストを表示 することができます。 ライブラリー名またはデータ・セット名の入力に関するヘルプが必要な場合 は、「z/OS ISPF ユーザーズ・ガイド 第 1 巻」の『ISPF ライブラリーおよびデータ・セット』のトピック、連結シーケンスについての詳 細は入力データ・セット、メンバー ・リストの表示についての詳細は、 「z/OS ISPF ユーザーズ・ガイド 第 1 巻」の『ISPF ライブラリーおよびデータ・セット』のトピックのメンバー・リストの表示の セクションを参照してください。
  4. 入力データ・セットがパスワードで保護されている場合は、Password フィ ールドにパスワードを入力してください。 詳しくは、パスワード保護を参照してください。
  5. リスト ID フィールドを使って出力 SCRIPT/VS リストの名前を ISPF に入力してください。 詳しくは、リスト・データ・セットを参照してください。
  6. スラッシュを使用してブラウズ出力オプションを選択してください。 ISPF は、ユーザーの出力をフォーマット設定後、ブラウズ・モードで表示します。

    ブラウズ出力オプションを選択しない場合は、ISPF は、ブラウズ・モードをスキップ し、図 1 に示されたスタイル・パネルでのフォアグラウンド印刷オプション を表示します。

  7. 入力パラメーターをすべて指定したら、Enter を押して SCRIPT/VS を呼 び出してください。
  8. SCRIPT/VS との通信は、インライン入出力モードで行われます。 3 つのアスタリスクが表示されるたびに、Enter を押してください。 これらのアスタリスク (通常は画面の下端に表示される) は、ユーザーが画面をクリアす るまで TSO が待ち状態であることを示しています。クリアすると、処理を継続します。

    セッション・マネージャーがインストールされていて、ISPF 設定パネル上でセッション・ マネージャー・モード・オプションを選択した場合は、SCRIPT/VS およびすべての PF と PA キー はセッション・マネージャーにより制御されます。 フォーマット設定が完了すると、ISPF 制御へ戻るためにヌル行を入力するようにプロンプ トが出ます。

    セッション・マネージャーを呼び出さない場合は、PA およびファンクション・キーには、TSO で 定義されている通常の意味が割り当てられます。通常は、ファンクション・キーは Enter キーと 同じキーとして扱われます。

  9. Style および Display Style Options フィールドの処理方法に従い、以下のいずれかまたは両方のパネルが表示されることがあります。両方のパネルが表示される場合は、次のシーケンスです。
    1. SCRIPT/VS フォーマット設定スタイル選択
    2. SCRIPT/VS スタイル・オプション

    これらのパネルの使用に関する詳細な説明が必要な場合は、フォーマット設定スタイルの選択 および スタイル・オプションの変更を 参照してください。 各パネルに必要な項目を指定したら、Enter を押してください。

  10. SCRIPT/VS が出力リストを生成し、ブラウズ出力オプションを選択した場合は、出力 はブラウズ・モードで自動的に表示されます。 そうでない場合は、次のステップに進んでください。
    注: SCRIPT/VS フォーマット設定が異常終了すると、ISPF は画面の右上隅にメッセ ージを表示し、ブラウズ・モードにはなりません。 リスト・データ・セットは保存されますが、スタイル・パネルのフォアグラウンド印刷オ プション・パネル (ステップ 11 を参照) は、表示されません。

    スクロール・コマンドを使用し、出力を上下にスクロールできます。 すべてのブラウズ・コマンドを使用できます。 リストのブラウズを終了したら、END コマンドを入力してください。

  11. 印刷ユーティリティー出口は、システム・プログラマーによりオプション でインストールできます。 このインストールが用意されている場合は、SCRIPT/VS の応答は以下の説明と異なる場合があります。 印刷ユーティリティー出口についての詳細は、「z/OS ISPF 計画とカスタマイズ」を参照してく ださい。

    SCRIPT/VS のパフォーマンスに影響を与える別の要因としては、TSO/E 情報 センター機能がインストールされているかどうかがあります。 TSO/E 情報センター機能がインストールされていると、ご使用のシステムでは ISPF を使 用し、オプションで、印刷要求により TSO/E 情報センター機能の情報を実行依頼するため のパネルを表示できます。 このパネルの例については、図 1 を、またこのパネルのフィールドの 説明については、TSO/E 情報センター機能の使用を参照してください。

    TSO/E 情報センター機能がインストールされていない場合、SCRIPT/VS は、図 1 に 示されているパネルを表示します。

    スタイル・パネルのフォアグラウンド印刷オプション・パネルでは、オプションで定様式 文書の印刷およびその後処理を指定できます。 このパネルでは、Data Set Name フィールドには SCRIPT/VS 出力 が書き込まれるリスト・データ・セットの名前を表示します。 Command 行に、パネルの上端に表示されているいずれかのオプションを入力してください。

    図 1. スタイル・パネルのフォアグラウンド印刷オプション・パネル (ISRFP09P)
                      Foreground Print Options for Style:
    
       PK  Print data set and keep          K  Keep data set (without printing)
       PD  Print data set and delete        D  Delete data set (without printing)
    
       If END command is entered, data set is kept without printing.
    
     Data Set Name  :
    
     Print mode . . . BATCH              (Batch or Local)
    
     Batch SYSOUT class . .                
     Local Printer ID or
           writer-name. . .                    (For local printer)
     Local SYSOUT class . .                
    
     Job statement information:          (Required for system printer)
       ===>                                                                        
       ===>                                                                        
       ===>                                                                        
       ===>                                                                        
     Command ===>                                                                 
      F1=HELP      F2=          F3=END       F4=DATASETS  F5=FIND      F6=CHANGE
      F9=SWAP     F10=LEFT     F11=RIGHT    F12=SUBMIT
    Print mode フィールドには、以下のコマンドのいずれかを入力してください。
    • BATCH: 印刷要求をバックグラウンド・ジョブとして実行依頼します。

      BATCH を選択する場合は、有効な Batch SYSOUT クラスおよびジョブ・ステートメン ト情報を指定してください。 BATCH を指定すると、SCRIPT/VS は「Local Printer ID or writer-name」フィールドおよび「SYSOUT class」フィールドを無視します。

      SCRIPT/VS リスト・データ・セットは、DCB=RECFM=VBM でフォーマット設定されます。 行カウントが変更されていない場合は、定様式ページ長が JES 行カウントより大きくなり 、ページ替えが重複して実行される場合があります。 したがって、JES の行カウントが行われないように、次のジョブ・ステートメントを指定してください。
      /*JOBPARM LINECT=0
    • LOCAL: 出力をローカル・プリンターで印刷します。

      LOCAL を選択する場合は、ローカル・プリンターの「Local Printer ID or writer-name」、およびオプションの「Local SYSOUT class」を指定してください。 LOCAL を指定すると、SCRIPT/VS は、Batch SYSOUT classフィー ルドを無視します。 ジョブ・ステートメント情報は無視されます。

      ページ送りは、期待した形式どおりには行われない場合があります。それは、フォーマット 設定ガイドとして使用される 328x プリンターと、1403 または 3800 プリンターとが異な っているからです。

    Print mode フィールド、Batch SYSOUT class フィールド、Local Printer ID or writer-name フィールド、 および Local SYSOUT class フィールドに関する情報が必要な場合は、ハードコピー・ユーティリティー (オプション 3.6)を参照してください。「Job statement information」フィールドについては、「z/OS ISPF ユーザーズ・ガイド 第 1 巻」の『ISPF ライブラリーおよびデータ・セット』のトピックを参照してください。

    Enter を押すと、SCRIPT/VS 処理プログラム・パネルが再び表示されます。 処理の完了を示すメッセージが画面の右上隅に表示されます。

  12. 以下のいずれかを選択できます。
    • 他のパラメーターを入力し、SCRIPT/VS を再び呼び出します。
    • END コマンドを入力してフォアグラウンド選択パネルに戻り、別の処理プログラムを 選択します。
    • RETURN コマンドを入力し、ISPF 基本オプション・メニューを表示します。
    • ジャンプ機能 (=) を使用し、基本オプションを選択します。