PTON

PTON マクロは、標準のテキスト表示形式の IP アドレスを、 数字の 2 進数形式に変換します。正常終了すると、PTON は、 変換された IP アドレスを、用意されているバッファーに戻します。

この呼び出しには、次の要件が適用されます。
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>>-EZASMI--TYPE=PTON--,AF--=--+-'INET'---+---------------------->
                              +-'INET6'--+   
                              +-address--+   
                              +-*indaddr-+   
                              '-(reg)----'   

>--,SRCADDR--=--+-address--+--,SRCLEN--=--+-address--+---------->
                +-*indaddr-+              +-*indaddr-+   
                '-(reg)----'              '-(reg)----'   

>--,DSTADDR--=--+-address--+--,ERRNO--=--+-address--+----------->
                +-*indaddr-+             +-*indaddr-+   
                '-(reg)----'             '-(reg)----'   

>--,RETCODE--=--+-address--+--+-------------------------+------><
                +-*indaddr-+  '-,ERROR--=--+-address--+-'   
                '-(reg)----'               +-*indaddr-+     
                                           '-(reg)----'     

キーワード
説明
AF
入力パラメーター。 次のいずれかの値を指定します。
説明
'INET' または 10 進数の '2'
変換されようとしているアドレスが IPv4 アドレスであることを示します。
'INET6' または 10 進数の '19'
変換されようとしているアドレスが IPv6 アドレスであることを示します。

また、AF は、アドレス・ファミリーを指定しているフルワードの 2 進数も 示すことができます。

SRCADDR
入力パラメーター。 変換されようとしている IPv4 または IPv6 アドレスの 標準テキスト表示形式が入るフィールド。IPv4 の場合、 アドレスは小数点付き 10 進数形式で、IPv6 の場合、アドレスはコロンで区切られた 16 進数形式です。 IPv4 アドレスのフィールドのサイズは 15 バイトでなければならず、IPv6 アドレスのサイズは 45 バイトでなければなりません。
SRCLEN
入力パラメーター。 変換される IP アドレスの長さが入るハーフワードの 2 進数フィールド。
DSTADDR
変換されようとしている IPv4 または IPv6 アドレスの数値の 2 進数形式をネットワーク・バイト・オーダーで受け取るために使用するフィールド。 IPv4 アドレスの場合、このフィールドはフルワードでなければなりません。 IPv6 アドレスの場合、このフィールドは 16 バイトでなければなりません。
ERRNO
出力パラメーター。フルワード 2 進数フィールド。 RETCODE が負の場合、ERRNO には 有効なエラー番号が含まれます。 そうでない場合は ERRNO フィールドは無視してください。

ERRNO 戻りコードについては、ソケット呼び出しのエラー戻りコードを参照してください。

RETCODE
フルワード 2 進数フィールドであり、次の値のいずれかを戻します。
説明
0
呼び出しが正常に行われました。
–1
ERRNO にエラー・コードがないか調べます。
ERROR
入力パラメーター。 アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) の 処理モジュールをロードすることができなかった場合に制御を受け取るユーザー・プログラム内の位置です。