変更の始まり

戻りコードと理由コード

IRRSMO00 は、以下の値を理由コードと戻りコードのパラメーターで返すことがあります。

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表 1. 戻りコードと理由コード
SAF 戻りコード RACF® 戻りコード RACF 理由コード 説明
0 0 0 成功。入力 XML が IRRSMO00 によって処理されました。すべての RACF コマンドが適切に生成されました。EXECUTE オプションが指定された場合は、すべてのコマンドが正常に実行され、戻りコード 0 で完了しました。一部のコマンドから警告メッセージまたは通知メッセージが発行された可能性があります。コマンドから出力はすべて結果バッファーに含まれます。
4 4 0 成功。入力 XML が IRRSMO00 によって処理されました。すべての RACF コマンドが適切に生成されました。すべてのコマンドが実行されました。ただし、1 つ以上のコマンドがゼロ以外の戻りコードで完了しました。コマンドから出力はすべて結果バッファーに含まれます。結果バッファーには、セキュリティー定義ごとに r_admin 戻りコードが含まれます。
4 4 8 すべてのセキュリティー定義が実行されました。ただし、要求 XML 内の 1 つ以上のセキュリティー定義について 8/16/x (RACF コマンド失敗) 以外のエラーが r_admin から報告されました。結果バッファーには、セキュリティー定義ごとに r_admin 戻りコードが含まれます。
8 8 4 内部エラー
8 8 8 リカバリー環境を初期設定できません。
8 100 x パラメーター番号 x がエラーです。参考までに、function_code はパラメーター番号 9 です。
8 200 8 呼び出し側は RunAs_user パラメーターを指定しましたが、適切な SURROGAT プロファイルに対する許可がありません。『RACF 許可』を参照してください。
8 200 12 無許可の呼び出し側が ACEE パラメーターを指定しました。『RACF 許可』を参照してください。
8 200 16 PRECHECK '00000002'x が指定されましたが、呼び出し側には XFACILIT クラスの IRR.IRRSMO00.PRECHECK リソースに対するアクセス権限がありません。『RACF 許可』を参照してください。
8 10xx yy z/OS® XML サービスから戻りコード xx のエラーが報告されました。yy は z/OS XML 理由コードです。
8 2000 20 不明なセグメント名が要求に含まれていました。
8 2000 24 有効なセグメント名が要求に含まれていましたが、大/小文字が間違っていました。セグメント名は小文字で指定する必要があります。
8 2000 32 不明なフィールド名が要求に含まれていました。
8 2000 36 有効なフィールド名が要求に含まれていましたが、大/小文字が間違っていました。 フィールド名は小文字で指定する必要があります。
8 2000 40 不明なセキュリティー定義、または大/小文字に誤りのあるセキュリティー定義が指定されました。セキュリティー定義は小文字で指定されます。
8 2000 44 削除操作がサポートされていないセキュリティー定義で operation='del' が指定されました。
8 2000 52 要求文書において文字データが許可されていない場所で文字データが検出されました。
8 2000 56 指定された operation=”xx”属性はフィールドと互換性がありません。
8 2000 60 不明または非互換の operation=”xx”属性値が指定されました。
8 2000 64 不明または非互換の XML 属性名が指定されました。
8 2000 68 不明または非互換の XML 属性値が指定されました。
8 2000 72 予期しない XML タグが検出されました。
8 2000 76 ブールに対して文字データが指定されました。ブール・フィールドにデータは指定できません。
8 2000 88 この LIST フィールドにヌル値は許可されていません。
8 2000 92 正しくない文字がデータ値に含まれています。
8 2000 96 必要な XML 属性がセキュリティー定義に不足しています。
8 3000 yy 戻りコード 2000 の理由コードを参照してください。この場合は、入力 XML 要求が部分的に処理された可能性があります。部分的に完了した要求からの結果を結果バッファーで見つけることができます。これは想定外の事態です。IBM サポートに連絡してください。
8 3000 48 内部状態遷移エラー。IBM サポートに連絡してください。
8 4000 長さ 結果バッファーが小さすぎます。result_len バイト分のデータが result にコピーされました。このデータは、IRRSMO00 によって作業が既に処理されたことを示しています。result に含まれるデータをローカル・ストレージにコピーする必要があります。result_len をリセットしてから、入力パラメーター request や request_handle を変更せずに、もう一度 IRRSMO00 を呼び出してください。後続の IRRSMO00 呼び出しの結果を前の呼び出しの結果に追加する必要があります。理由コードは、次の呼び出しでの結果バッファーの最小サイズを示します。理由コードは必ず 10000 以上になります。
変更の終わり
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