処理モードの定義
装置の処理モードを定義することで、その装置にスケジュールす るデータ・セットのタイプを指定できるようになります。ユーザーがある装置用に定義されている処理モードに一致 するデータ・セット処理モードを (OUTPUT JCL ステートメント に) 指定した場合は、JES3 がそのデータ・セットを装置にスケジュー ルできます。装置の処理モードを定義するには、DEVICE 初期設定ステートメントに PM= キーワードを指定します。1 装置当たり最大 8 つの処理モードを指定できます。オペレーター・コマンドを使用して処理モードのリストまたは 操作モードを変更しない限り、初期設定ストリームで定義した処理 モードが有効です。
一部の装置については、代替処理モードを定義することもできま
す。
注: 代替処理モードを定義できるのは、JES3 グローバル・アドレス
・スペース内の書き出しプログラムの制御下か、または書き出しプロ
グラム機能サブシステムの制御下で実行できる特定の装置 (例えば 3800-3 型プリンター) の場合です。
これらの処理モードが有効になるのは、DEVICE ステートメント
の MODE= キーワードに本来定義されていたモード (またはデフォルト
のモード) から、装置の操作モードを (オペレーター・コマンドを
使用して) 変更した場合だけです。言い替えれば、処理モードの初期セットと代替セット
の間の切り替えができるということです。注: 処理モードのセット間の切り替えは、*MODIFY,FSS,D= コマンドを使用して行うことができます。
装置の代替処理モードを定義するには、DEVICE ステートメント
に ALTPM= キーワードを指定します。1 装置当たり最大 8 つの代替処理モードを指定できます。PM= キーワードと ALTPM= キーワードによく指定する 2 つの
値は、LINE と PAGE
です。PM=LINE を指定すると、JCL で処理モード「line」が割り当てら
れているデータ・セットをこの装置にスケジュールするよう指示する
ことになります。通常の状況下では、これは行モード・データ・セット
であり、行単位でフォーマットされているこ
とを意味します。PM=PAGE を指定すると、JCL で「page」の処理モードが
割り当てられているデータ・セットをこの装置にスケジュールするよう
指示することになります。
この場合も、これらのデータ・セットは通常はページ・モード・
データ・セットであり、合成ページとして
フォーマットされていることを意味します。
注: PM=(PAGE,...) を、合成ページ・フォーマット (「全
点アドレス可能」機能と呼ばれることもあります) をサポートして
いない装置に対して指定した場合、その装置はページ・モード・デ
ータ・セットを選択して印刷しようとすることになり、結果は予測でき
ません。行モード・データは正常に印刷されます。