MOUNT コマンド
MOUNT 基本コマンドは、Mount z/OS® UNIX File System パネル (ISRUMNMT) を表示します。 このパネルは、マウント可能なファイル・システムを論理的にマウントするために使用できます。 ファイル・システムはマウントされると、ファイル・システム階層に追加されます。 以下のフォーマットを使用してください。
>>-MOUNT-------------------------------------------------------><
このコマンドは MO、MOU、または MOUN という名前に省略できます。
注: MOUNT コマンドは、アクション・バーの Options プルダウン・メニューにある Mount... 選択項目を使用しても利用できます。
図 1. Mount z/OS UNIX File System パネル (ISRUMNMT)
Mount z/OS UNIX File System
Mount Point . . . /u/testuser_ +
File System Name
File System Type New Owner . . . . .
Owning System . . Character Set ID . .
Additional Mount Options
Read-only file system Set automove attribute...
Ignore SETUID and SETGID Enable text conversion
Bypass security
Mount Parameter +
Command ===>
F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward
F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
このパネルでは、ファイル・システムをマウントするために必要となる情報を入力できます。
このパネルには、以下の必須入力フィールドが表示されます。
- Mount point
- ファイル・システムのマウント・ポイントであるディレクトリーの名前。
- File System Name
- ファイル・システムのデータ・セットの名前。
- File System Type
- マウント済みファイル・システムを管理する物理ファイル・システムのタイプです。
このパネルには、以下のオプションの入力フィールドがあります。
- New Owner
- 所有する側の現行システムで障害が発生した場合にファイル・システムを所有するように指定されているシステムの名前。
- Owning system
- ファイル・システムを所有するシステムの名前。
- Character Set ID
- ファイル・システム内のタグの外されたファイルに暗黙で 設定されるコード化文字セット ID。
- Read-only file system
- これは、ファイル・システムが読み取り専用 (R/O) モードでマウントされるように指示します。
- Ignore SETUID and SETGID
- これは、プログラムの実行時に、ファイル・システムにあるすべての実行可能ファイルについてモード・ビット SETUID および SETGID が 無視されるように指示します。
- Bypass security
- これは、ファイル・システムにあるファイルに対してセキュリティー検査が行われないように指示します。
- Set automove attribute...
- これは、Enter を押したときに Set Automove Attribute パネルが表示されるように指示します。 このパネルを使用すれば、システムがシスプレックス・モードになっているときに、所有する側のシステムで障害が発生した場合に、 ファイル・システムに対して実行すべきアクションを指定できます。 詳しくは、M - 属性の変更において Set Automove Attribute パネルに関するセクションを参照してください。
- Enable text conversion
- これは、タグの外されたファイルに、変換可能で純粋なテキスト・データが含まれているというマークが暗黙的に付けられるように指示します。
- Mount parameters
- ファイル・システムに対してマウント・コマンドで指定されるパラメーター。
