DISPLAY - 表示の制御

DISPLAY コマンドは、紙送り制御文字や Unicode データのような、通常は表示されない データを表示する場合に使用します。 他の表示不可データについては、表示できない各文字を表す文字を指定できます。

DISPLAY コマンドは、2 つのフォーマットがあります。 1 つ目は紙送り制御文字と非表示文字の表示用です。 2 つ目のフォーマットは、Unicode CCSID (コード化文字セット ID) を使って保管された データを端末の CCSID を使って表示する場合に使用します。

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紙送り制御文字と他の非表示文字

                      .-NOCC-.  .-NORDW-.   
>>-DISPLAY--+------+--+------+--+-------+----------------------><
            '-char-'  '-CC---'  '-RDW---'   

少なくとも 1 つのオペランドは指定する必要がありますが、オペランドの指定順序は任意 です。 オペランドは 1 つしか指定しない場合は、他のオペランドは現在の値がそのまま使用され ます。

ここでは、

char
画面で表示できない文字を表すために使用する文字。 1 文字か、またはアポストロフィ (') あるいは引用符 (") で囲 まれた 1 文字。 ブランクをこの文字として指定する場合は、アポストロフィか引用符で囲まなければなり ません。
CC
紙送り制御文字を表示し、データの一部として扱うことを示します。
NOCC
紙送り制御文字を表示せず、データの一部と見なさないことを示します。
RDW
これは、レコード記述子ワード (RDW) が表示表示されて 16 進モードがオンになるように指示します。 これは、データが可変長レコードからなる場合にのみ適用できます。 HEX コマンドを使用して 16 進モードをオフにすると、レコード記述子ワードの表示もオフになります。 RDW は、レコードを記述する 4 バイトのフィールドです。 最初の 2 バイトには、論理レコードの長さが含まれます。 長さの値には、RDW の長さが含まれるほか、紙送り制御文字が表示されていない場合でも紙送り制御文字の長さが含まれます。
NORDW
これは、レコード記述子ワードが表示されないように指示します。 レコード記述子ワードの表示をオフにすると、16 進モードもオフになります。 これは、データが可変長レコードからなる場合にのみ適用できます。

オペランド char、CC、および NOCC はユーザー・プロファイルに保管され、Browse が使用されるときに有効になります。 これらのいずれかのオペランドを変更する場合にのみ、DISPLAY コマンドを再入力する必要があります。 オペランド RDW および NORDW はユーザー・プロファイルに保管されません。 表示モードの初期設定はピリオド (.)、NOCC、および NORDW ですが、 ブラウズするデータに紙送り制御文字が含まれていない場合は紙送り制御文字の状況が影響することはありません。

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Unicode データ

>>-DISPLAY------------------------------------------------------>

>--+-+--------------------------------+--+------------------------------+--+-CCSID--ccsid_number-+-+-><
   | '-LINE--+----------------------+-'  '-COLS--+--------------------+-'  +-ASCII---------------+ |   
   |         '-start_line--end_line-'            '-start_col--end_col-'    +-USASCII-------------+ |   
   |                                                                       +-EBCDIC--------------+ |   
   |                                                                       +-UCS2----------------+ |   
   |                                                                       +-UTF8----------------+ |   
   |                                                                       +-UTF16---------------+ |   
   |                                                                       '-UTF32---------------' |   
   '-RESET-----------------------------------------------------------------------------------------'   

ここでは、

LINE start_line end_line
表示する Unicode データの最初の行と最後の行の番号を指定します。 LINE キーワードが指定されていない場合、DISPLAY コマンドは、データ内のすべての行 に適用されます。 値が 1 つだけ指定されると、DISPLAY コマンドはその行のみに適用されます。
COLS start_col end_col
表示する Unicode データの最初の桁と最後の桁の番号を指定します。 COLS キーワードが指定されていない場合、DISPLAY コマンドは、データ内の全範囲の桁 に適用されます。 値が 1 つだけ指定されると、DISPLAY コマンドはその桁のみに適用されます。
CCSID ccsid_number | ASCII | USASCII | EBCDIC | UCS2 | UTF8 | UTF16 | UTF32
データの CCSID を指定します。 CCSID はコード・ページと文字セットの組み合わせを表します。
RESET
このフォーマットのコマンドは、DISPLAY コマンドで行われたすべての定義をリセットします。 すべてのデータが、端末 CCSID を使って保管されたかのように表 示されます。

LINE と COLS はオプションです。LINE、COLS、および CCSID は、任意の順序で指定 できます。

複数の DISPLAY コマンドを出すことができますが、その場合、指定はマ ージされます。 データの範囲が複数回指定された場合、後の指定が前の指定より優先します。 例えば、行 3 から 10 に適用される CCSID を指定した後、桁 30 から 60 に適用される もう 1 つの CCSID を指定すると、2 つの DISPLAY コマンドがオーバーラップする領域、す なわち、行 3 から 10 の桁 30 から 60 の領域で 2 番目の CCSID が有効になります。

現行ブラウズ・セッションを終了すると、すべての定義がリセットされま す (DISPLAY RESET を入力した場合と同じです)。