プログラム割り込み異常終了と理由コード

プログラム割り込みは、重大度 2 以上の未処理の条件の原因となる場合があります。 CICS® 環境下で ABTERMENC(ABEND) ランタイム・オプションを使用して実行すると、ASRA の異常終了コードがプログラム割り込みに対して発行されます。CICS 以外の環境下で ABTERMENC(ABEND) ランタイム・オプションを使用して実行すると、表 1 に記載されている異常終了コードと理由コードがプログラム割り込みに対して発行されます。

表 1. CICS 以外の環境下におけるプログラム割り込みの異常終了コード および理由コード
プログラム割り込み 異常終了コード 異常終了理由コード
演算例外 S0C1 00000001
特権命令例外 S0C2 00000002
実行例外 S0C3 00000003
記憶保護例外 S0C4 00000004
セグメント変換例外 (注 1) S0C4 00000004
ページ変換例外 (注 2) S0C4 00000004
アドレッシング例外 S0C5 00000005
指定例外 S0C6 00000006
データ例外 S0C7 00000007
固定小数点オーバーフロー例外 S0C8 00000008
固定小数点除算例外 S0C9 00000009
10 進オーバーフロー例外 S0CA 0000000A
10 進除算例外 S0CB 0000000B
指数オーバーフロー例外 S0CC 0000000C
指数アンダーフロー例外 S0CD 0000000D
有効数字例外 S0CE 0000000E
浮動小数点除算例外 S0CF 0000000F
注 :
  1. オペレーティング・システムは、セグメント変換プログラム割り込みに対して異常終了コード S0C4、理由コード 10 を発行します。
  2. オペレーティング・システムは、ページ変換プログラム割り込みに対して異常終了コード S0C4、理由コード 11 を発行します。