EIM の構成とセットアップ

識別キャッシュが EIM ルックアップを行うように構成されている場合は、EIM ドメインをセットアップする必要があります。このドメインは、企業用の EIM データが収められた IBM TDS サーバー内のディレクトリーであり、その位置に定義されているすべての EIM ID、アソシエーション、およびユーザー・レジストリーの集合です。 EIM クライアントは、EIM ルックアップ操作のドメイン・データを使用してドメインに参加します。 識別キャッシュで検索を行うには、EIM ドメインに、リモート側で定義されたユーザー ID をローカルで定義されたユーザー ID にマッピングするために必要なデータが含まれている必要があります。EIM ドメインをホストする IBM TDS サーバーは、z/OS または非 z/OS システム上で稼働可能です。EIM ドメインのセットアップ方法について詳しくは、EIM の概念と使用方法を参照してください。

EIM ドメインをセットアップしたら、RACF コマンドを使用して、IBM TDS のバインディングに使用されるドメイン・ネーム、識別名、およびパスワードを定義することによって EIM ドメインへの識別キャッシュ・アクセス権限を与える必要もあります。これを行う方法については、デフォルトのドメイン LDAP URL およびバインディング情報のセットアップを参照してください。

IBM TDS バインディング情報のためのプロファイルの作成を選択する場合は、この情報で RACF ユーザー ID を更新する必要があります。更新が必要になるユーザー ID は、要求がローカルまたはリモートのどちらのものかで異なります。要求がリモートの場合は、LDAP バインド操作で使用されるユーザー ID の更新が必要になります。要求がローカルの場合は、アプリケーションが実行されているユーザー ID の更新が必要になります。例えば、RACF ユーザー ID IBMUSER を更新するには、次のようなコマンドを使用します。
ALU IBMUSER EIM(LDAPPROF("+ racfProfile +"))