エクスポート (および共用) されるすべての HFS および RFS ファイル・シス テムの識別情報を保管します。 (特に注記しない限り、HFS は、タイプ HFS、zFS、TFS、および AUTOMNT のファイル・システムです。共用ファイル・システムをもつシスプレックスの場合、SMB による zFS のサポートは zFS 互換モード・ファイル・システムに限定されます。)
devtab ファイルには以下の行が含まれます。
* comment
define_ufs n [hfs | rfs]
{hfs-file-system-name [text | binary | auto] |
rfs-data-set-prefix [text | binary] [attrfile attributes-file] |
rfs-data-set-name [text | binary] [attrfile attributes-file]}
hfs は、タイプ HFS、zFS、TFS、および AUTOMNT のファイル・システムです。共用ファイル・システムを使用するシスプレックスの場合、SMB がサポートする zFS は、zFS 互換モード・ファイル・システムに限定されます。
hfs-file-system-name が大文字に変換されるのを避けたい場合は、名前を二重引用符で囲んでください。例えば、“/tmp” です。 これは、通常、タイプ TFS および AUTOMNT のファイル・システムの場合に当てはまります。HFS または zFS の場合にこれが当てはまるのは、HFS ファイル・システムがマウントされたときにファイル・システム名で小文字が使用された (ファイル・システム名を大文字に変換しない環境 (例えば ishell) を使用して) 場合です。マウントされたファイル・システムの名前に小文字が含まれているかどうかを判別するには、df コマンドを使用します。
devtab ファイルは、エクスポートされる HFS ファイル・システム および RFS ファイル・システムを定義するために使用されます。 devtab ファイルは、/opt/dfslocal/var/dfs とい う名前のディレクトリーにあります。 HFS および RFS のファイル・システムに PC ユーザーがアクセスできるようにするには、これらのファイル・システムをエクスポートする必要があります。 共用ディレクトリーを含んでいるファイル・システムは、dfsshare コマンドが出されたときに自動的にエクスポートされます (そのファイル・システムの dfstab、devtab、および smbtab エントリーが正しいという前提で)。共用ディレクトリーより下にある HFS ファイル・システムを PC ユーザーが使用できるようにする ためには、dfsexport コマンドを使用してそれらのファイル・システムを 明示的にエクスポートする必要があります (動的エクスポートを使用する場合を除く)。
devtab ファイルは、テキスト・エディターで編集できる EBCDIC ファイルです。 このファイルを作成するためには、/opt/dfslocal/var/dfs ディレクトリーに 対する書き込み (w) 許可と実行 (x、検索と呼ばれる 場合もある) 許可が必要です。 このファイルを編集するためには、このファイルに対する書き込み許可が必要です。
HFS または RFS ファイル・システムをエクスポートするには、それを SMB に定義しておく必要が あります。 定義するには、devtab ファイルでエントリーを作成します。 devtab ファイル に define_ufs n を入力すると、 ファイル・システムのタイプが ufs (HFS ファイル・システム) として定義され、 固有のマイナー・デバイス番号 n が、エクスポートしたい HFS ファイル・システムに マップされます。 devtab に define_ufs n rfs を入力することもできます。 ここで、rfs は、このファイル・システムが RFS ファイル・システムである ことを示します。 マイナー・デバイス番号は固有 ID であり、ゼロより大きい任意の番号を使用できます。 この番号は、装置名 (dfstab エントリー内) の名前の一部となります。 エクスポートされるそれぞれの HFS または RFS ファイル・システムごとに、固有の装置番号が 定義されていなければなりません。 devtab ファイル内の装置番号定義の次の行に、HFS ファイル・システムの ファイル・システム名または RFS のデータ・セット名接頭部を入力します。 HFS ファイル・システムをエクスポートするためには、その HFS ファイル・システムをローカルにマウントしておく必要があります。zFS ファイル・システムの割り振りとマウントについては、「z/OS Distributed File Service zFS 管理ガイド」を参照してください。 HFS ファイル・システムの割り振りとマウントについては、「z/OS UNIX System Services 計画」を参照してください。RFS ファイル・システムはローカルにマウントされません。
さらに、HFS ファイル・システムのファイル・システム名または RFS ファイル・システムのデータ・セット名接頭部の後の同じ行に、オプションの文字データ変換パラメーターを指定することもできます。変換制御パラメーターとして指定できる値は次のとおりです。
HFS ファイル・システムの場合、HFS 用の追加の変換制御パラメーター 値 (auto) を使用でき、HFS 用の追加の 変換構成ファイル (hfsattr) を使用できます。
HFS 用の追加の変換制御パラメーター値は次のとおりです。
有効な文字は、POSIX C 印刷可能文字と、復帰、改行、およびタブです。 EBCDIC では、POSIX C 印刷可能文字に含まれるのは、X'40'、X'4B'-X'50'、X'5A'-X'61'、X'6B'-X'6F'、X'79'-X'7F'、X'81'-X'89'、X'91'-X'99'、X'A1'-X'A9'、X'AD'、X'BD'、X'C0'-X'C9'、X'D0'-X'D9'、X'E0'、X'E2'-X'E9'、X'F0'-X'F9' です。タブは X'05'、復帰は X'0D'、改行は X'15' です。
ASCII では、POSIX C 印刷可能文字は X'20'-X'7E' です。タブは X'09'、復帰は X'0D'、改行は X'0A' です。
変換制御パラメーターを省略すると、デフォルトは、dfskern プロセスの _IOE_HFS_TRANSLATION 環境変数の設定値 (HFS ファイル・システムの場合)、または dfskern プロセスの _IOE_RFS_TRANSLATION 環境変数の設定値 (RFS ファイル・システムの場合) によって制御されます。
RFS ファイル・システムの場合は、attrfile キーワードを 使用して、rfs-data-set-prefix また は rfs-data-set-name の後の同じ行に、 属性ファイル (rfstab) の名前をオプションで指定することもできます。 属性ファイルの詳細については、属性ファイル (attributes file) (rfstab)を参照してください。
以下に示す例は、HFS および RFS ファイル・シ ステム用の devtab エントリーを示しています。 アスタリスク (*) で始まるエントリーはすべてコメント行です。
* HFS devices
define_ufs 2
omvs.user.abc text
* ZFS devices
define_ufs 6
omvs.prv.compat.aggr001 text
* TFS devices
define_ufs 4
"/dev" text
* AUTOMNT devices
define_ufs 5
"*AMD/home" text
次の例は、RFS ファイル・システム用の devtab エントリーを示しています。 2 行目にある define_ufs 3 rfs は、ファイル・システムのタイプ を ufs として定義し、rfs パラメーターは それを RFS ファイル・システムとして限定します。 固有のマイナー・デバイス番号 3 が割り当てられています。 次の行にある USERA.PCDSNS は、単一の RFS ファイル・システムとして エクスポートしたいレコード・データ・セットの接頭部です。 RFS ファイル・システムの装置名は、装置のマイナー番号を表す 3 が付いた /dev/ufs3 です。
* RFS devices
define_ufs 3 rfs
USERA.PCDSNS text
要約すると、devtab の define_ufs 2 エントリー は、dfstab およ び smbtab の /dev/ufs2 エントリーに対応します。 devtab の define_ufs 3 rfs エントリー は、dfstab およ び smbtab の /dev/ufs3 エントリーに対応します。
devtab ファイルは、EBCDIC ファイルとして HFS に保管されます。
コマンド:
ファイル: