CLIST の実行

CLIST を実行する場合、EXEC コマンドを使用してください。ISPF コマンド行 から、EXEC コマンドの前に TSO を入力してください。 TSO/E EDIT または TEST モードの場合は、 EXEC コマンドを使用する方法で EXEC サブコマンドを使用してください。(EDIT または TEST のもとで実行された CLIST は、EDIT または TEST サブコマンド および CLIST ステートメントだけを出すことができますが、CLIST 内 で END サブコマンドを使用すれば、EDIT または TEST モードを終了 し、CLIST で TSO/E コマンドを出せるようにすることもできます。)

EXEC コマンド (またはサブコマンド) には、2 つの形式があります。

  1. 明示形式: "exec" または "ex" に続けてデータ・セット名およびオプションの CLIST オペランドを入力してください。 デフォルトでは、名前が引用符中にない限り、EXEC コマンドは、 データ・セット・タイプが CLIST であるとみなして、指定したすべての名前に 自動的に .CLIST のサフィックスを付けます。 例えば、次のとおりです。
    • CLIST、LISTPGM が PREFIX.CLISTLIB.CLIST という名前の PDS のメンバー である場合、次のように入力します。
      {exec}  clistlib(listpgm)   [CLIST]
      {ex  }
    • CLIST、LISTPGM が PREFIX.CLIST という名前の PDS のメンバーである場合、 次のように入力します。
      {exec}  (listpgm)       [CLIST]
      {ex  }
    • CLIST が、PREFIX.LISTPGM.CLIST という名前の順次データ・セットである場合、 次のように入力します。
      {exec}  (listpgm)       [CLIST]
      {ex  }
    • CLIST が、PREFIX.LISTPGM という名前の順次データ・セットである場合、 次のように入力します。
      {exec}  'prefix.listpgm'    [CLIST]
      {ex  }

    順次データ・セット内で CLIST を実行するために EXEC コマンドを 使用しようとするときに、そのデータ・セットが区分データ・セットであると 判明した場合、その EXEC コマンドはメンバー TEMPNAME と見なします。 システムは、このメンバーが見つからない場合にはそれを通知し、それ以外の場合は、 その CLIST を実行します。

  2. 暗黙形式 : CLIST の名前だけ入力し、オプションで その前にパーセント記号 (%) を付けます。 CLIST は、ファイル SYSPROC に割り振られている PDS のメンバーであるか 、ALTLIB コマンドによって指定された代替ライブラリーのメンバーでなければなりません。暗黙形式には、次の 2 種類があります。
    1. メンバー名だけを入力します。例えば、以下のようにします。
      listpgm
      この形式を使用すると、TSO/E は最初にコマンド・ライブラリーを検索し、 入力された名前が TSO/E コマンドでないことを確認し、その後で 以下のような CLIST ライブラリーを検索します。
      • ALTLIB コマンドによって指定されたライブラリー、または
      • SYSPROC ファイルに割り振られたライブラリー
    2. メンバー名の前にパーセント記号 (%) を付けて入力します。例えば、 以下のように入力します。
      %listpgm

      拡張暗黙形式と呼ばれるこの形式を使用すると、TSO/E は ALTLIB、また は SYSPROC ライブラリー内でのみ名前を検索するため、検索時間が短縮されます。

    暗黙的実行のための CLIST の準備については、暗黙的実行のための CLIST ライブラリーの割り振りを 参照してください。

CLIST は、フォアグラウンド (端末から) でも バックグラウンド (バッチ・ジョブとして実行依頼) でも実行できます。 別の CLIST から (EXEC コマンドを使用して)、またはプログラム から、CLIST を実行することもできます。 プログラムから CLIST を呼び出すには、「z/OS TSO/E Programming Services」に説明されて いる TSO/E サービス機能を使用してください。