ヒストグラム・グラフ
ヒストグラムは、棒グラフに外観が似ていますが、カテゴリーを比較したり、経時的な傾向を探したりする代わりに、各棒は単一カテゴリーにおけるデータの分布を表します。 各棒は、連続したデータ範囲または特定のデータ・ポイントの頻度数を表します。
ヒストグラムは、単一のスケール変数の分布を示すのに適しています。 データはビン分割され、カウント統計またはパーセント統計を使用して要約されます。 ヒストグラムを応用したものの 1 つが度数多角形です。このグラフは典型的なヒストグラムと似ていますが、棒グラフィック要素ではなく面グラフィック要素を使用する点が異なります。
ヒストグラムを応用したグラフとして、他に人口ピラミッドがあります。 人口データの要約用に最もよく使われることからこの名前が付けられています。 人口データに使用すると、男女別に分かれた年齢データの水平な 2 つのヒストグラムが背中合わせで表示されます。 若年層が多い国の場合、生成されるグラフの形がピラミッドのようになります。
ヒストグラム・グラフの作成
- 「グラフの種類」 セクションで、 「ヒストグラム」 アイコンをクリックします。
キャンバスが更新され、ヒストグラム・グラフのテンプレートが表示されます。
- 「X 軸」変数としてスケール変数を選択します。注: ヒストグラムの統計は、ヒストグラムまたはヒストグラムのパーセントです。 これらの統計量によってデータが分割され、各ビンの度数が計算されます。
- 「可視化をプロジェクトに保存」 コントロールをクリックします。 「新規資産の作成」 または 「既存の資産に追加」を選択します。 視覚化資産名、オプションの説明、およびグラフ名を指定します。
- 「適用」 をクリックして、可視化をプロジェクトに保存します。 これで、新しい視覚化資産が 「資産」 タブで使用可能になります。
オプション
- X 軸
- グラフの X 軸に使用できる変数をリストします。
- 分割
- 分割変数の各カテゴリに対してセルを持つグラフのテーブルを作成するカテゴリ変数を選択します。 グループ化と同様に、変数による分割を行うと、原則として、各変数カテゴリーの情報を表示することによってグラフに次元が追加されます。
- ビン分割方法
- グラフ・バーの作成に使用するビン方法を指定します。 使用可能なオプションには、 「自動ビン」、 「ビン幅別」、および 「ビン番号別」があります。
- KDE 曲線の表示 ( S)
- 有効にすると、カーネル密度推定曲線がグラフに表示されます。
- 分布曲線の表示
- 有効にすると、分布適合曲線がグラフに表示されます。
- 分布
- このドロップダウン・リストには、分布に関する以下のオプションがあります。
- 自動適合分布
- 配布に自動的に適合します (デフォルト設定)。
- ベータ
- 指定の形状パラメーターを持つベータ分布から得た値を返します。
- Exponential (指数)
- 指数分布から値を取り出して返します。
- ガンマ
- 指定の形状パラメーターおよびスケール パラメーターを持つガンマ分布から値を取り出して返します。
- ログ-通常 ( L)
- 指定のパラメーターを持つ対数正規分布から得た値を返します。
- 通常 ( N)
- 指定の平均値および標準偏差を持つ正規分布から得た値を返します。
- 三角 ( Triangular)
- 指定のパラメーターを持つ三角分布から値を取り出して返します。
- Uniform (一様)
- 最小値と最大値の間の一様分布から値を取り出して返します。
- ワイブル
- 指定のパラメーターを持つ Weibull 分布から得た値を返します。
- ビン幅
- スライダーは、データをグループに分割するのに使用される間隔のサイズを制御します。
- メインの表題 (Primary title)
- 図表の表題。
- サブタイトル
- グラフのサブタイトル。
- 脚注
- グラフの脚注。
- X 軸ラベル
- X 軸のラベル。
- Y 軸ラベル
- Y 軸のラベル。