IBM Workload Scheduler for z/OS バージョン 9.3 SPE

概説

ワークロード・オートメーション・プログラミング言語は、IBM Workload Scheduler for z/OS プログラム・インターフェース (PIF) の機能へのアクセスを容易にするプログラミング言語です。

ワークロード・オートメーション・プログラミング言語は、使いやすい構文を使用したすべての PIF コマンドへのフルアクセス、およびデータベースのすべてのエレメントのためのバッチ・ローダー機能を提供します。 拡張 PIF コマンドは、単一のステートメントでより複雑な関数 (エレメントの状況の判別など) を実行したり、同一のコマンド・ストリーム内から IBM Workload Scheduler for z/OS TSO コマンドにアクセスしたりします。

ワークロード・オートメーション・プログラミング言語は、通信ブロックおよびデータ交換のすべての複雑なエレメントを処理します。ユーザーは、メモリー操作やデータ定義の専門的な知識がなくても IBM Workload Scheduler for z/OS と対話でき、最小限の労力で IBM Workload Scheduler for z/OS をご使用の稼働環境に統合できます。

変更の始まりAPAR PI79321 をインストールした後、以下の方法でワークロード・オートメーション・プログラミング言語を呼び出すことができます。
  • スタンドアロン・バッチ・ジョブとして呼び出す。メインのコンパイル済み REXX EXEC のエントリー・ポイント EQQYXTOP を呼び出し、SYSIN としてコマンドを渡します。この目的のために、JCL プロシージャー EQQYXJPX が用意されています。
  • バッチ・ジョブとして独自の REXX ルーチンから呼び出す。メインのコンパイル済み REXX EXEC のエントリー・ポイント EQQYXTOP を呼び出し、REXX スタックを使用してコマンドを渡し出力を受け取ります。この目的のために、JCL プロシージャー EQQYXJPX が用意されています。
  • 開始タスク・ワークステーション操作として呼び出す。操作ユーザー・フィールドを通じてコマンドを渡します。 開始タスク・ワークステーション操作をセットアップするためのサンプル EQQWCMD1 および EQQWCMD2 が用意されています。
  • ロード・モジュール EQQWAPL として呼び出す。SYSIN、または呼び出し側プログラムが作成した制御ブロックのいずれかを使用してコマンドを渡します。この目的のために、JCL プロシージャー EQQYXJPL が用意されています。ダイアログ処理の一部として TSO 内のオンラインで呼び出す。メインのコンパイル済み REXX EXEC のエントリー・ポイント EQQYXTOP を呼び出し、REXX スタックを通じてコマンドを渡し出力を受け取ります。TSO ダイアログ内に呼び出し側の WAPL をセットアップするためのサンプル EQQWTS* が用意されています。
注: ロード・モジュール EQQWAPL は TSO 環境なしで実行されるため、一部のコマンドおよびオプションは使用できません。制限について詳しくは、ロード・モジュールとしてのワークロード・オートメーション・プログラミング言語の実行を参照してください。
変更の終わり
ワークロード・オートメーション・プログラミング言語は、IBM Workload Scheduler for z/OS のセッション・ベースのインターフェースとして機能し、コマンドのシーケンスを、指定された IBM Workload Scheduler for z/OSサブシステムに送信します。ワークロード・オートメーション・プログラミング言語は、一度に 1 つのコントローラーとのみ通信しますが、単一の実行内で複数のサブシステムと通信して、通信を順番にオープンおよびクローズすることができます。
注: ワークロード・オートメーション・プログラミング言語は、単一の実行内でデータベースおよび計画の多くの項目に対して関数を実行できますが、処理エンジンの主な設計基準として重点が置かれているのは、柔軟性、単純な構文、および使いやすさです。このため、ワークロード・オートメーション・プログラミング言語を単一の実行内で大量のデータに対して実行すると、長い実行時間がかかることがあります。 大容量のデータ処理には、これではなく EQQYCAIN またはカスタム PIF プログラムを使用してください。