プロキシー・サーバーの作成
管理コンソールを使用して、プロキシー・サーバーを作成し、構成します。 プロキシー・サーバーを作成する際には、アプリケーション・サーバー・プロファイルのみターゲット・ノードとして使用できます。
このタスクについて
プロキシー・サーバーは要求をアプリケーション・サーバー・ノードに送付します。 プロキシー・サーバーは、追加の構成を行うことなく、オンデマンド構成 (ODC) が使用可能なすべてのアプリケーション・サーバーに要求を動的に送付することができます。
製品をインストールすると、2 つのプロファイルが作成されます。デフォルト・プロファイルであるスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルと、dmgr と呼ばれるデプロイメント・マネージャー・プロファイルです。 プロキシー・サーバーを作成する際は、デプロイメント・マネージャー・プロファイルは選択しないでください。 ターゲット・ノードとして使用できるのは、アプリケーション・サーバー・プロファイルのみです。
手順
結果
問題の回避:
- プロキシー・サーバーを使用する場合は、デフォルト・ポートを使用してください。 他のポートを使用すると、HTTPS URL リダイレクトが間違ったポートに対して実行される可能性があります。 これは、default_host という名前の仮想ホストでもこの新規ポートを使用していることが原因である場合があります。 HTTPS のリダイレクトは、default_host で最初に検出された HTTPS ポートに基づいて実行されます。
- デプロイメントの SIP コンテナー数の増加に応じて、SIP プロキシー・サーバー上のヒープ設定値を増やす必要があります。 例えば、コンテナーが 20 個あるデプロイメントでは、最小ヒープ・サイズとして 60 MB が必要になるため、管理コンソールの「Java™ 仮想マシン」パネルの「汎用 JVM 引数」フィールドに -Xmo60m パラメーターを追加する必要があります。 ただし、コンテナー数が 70 のデプロイメントの場合は、200 MB (-Xmo200m) などの大きな値に設定する必要があります。 汎用 JVM 引数について詳しくは、Java 仮想マシン設定に関する資料を参照してください。