createRemoteMigrJar コマンド
createRemoteMigrJar コマンドを使用すると、置換対象のソース・マシンに WebSphere® Application Server バージョン 9.0 をインストールする必要がなくなるため、リモート・マイグレーションが容易になります。
リモート・マイグレーション用の JAR ファイルを作成した後、交換する予定の任意のソース・マシン上でそれを使用することができます。
ロケーション
このコマンド・ファイルは、バージョン 9.0 install_root/bin/migration/bin ディレクトリーにあり、このディレクトリーで実行する必要があります。
構文
createRemoteMigrJar.sh -targetDir targetDirectory -includeJavacreateRemoteMigrJar.bat -targetDir targetDirectory -includeJava
パラメーター
このコマンドには、以下のパラメーターがあります。- この必須パラメーターは、リモート・マイグレーション JAR ファイルを作成するディレクトリーを指定します。
このオプション・パラメーターは、生成されるリモート JAR ファイルの一部として、製品のインストール済み環境から JDK を収集するかどうかを指定します。
このパラメーターによって、結果の JAR ファイルの名前が変更されます。
- このパラメーターを指定した場合、JAR ファイルの名前は、収集された Java™ のオペレーティング・システムとアーキテクチャーを反映します。
WAS_V90_OS.ARCH_RemoteMigrSupport.jarリモート・マイグレーション JAR ファイルの使用は、収集された Java のバージョンをサポートするソース・マシンのみに制限されます。
- このパラメーターを指定しない場合、JAR ファイルの名前は次のようになります。
この JAR ファイルは、任意の分散オペレーティング・システムおよびアーキテクチャーで使用できます。 ただし、Java ランタイムは含まれていないため、 WASPreUpgrade コマンドを実行する前に JAVA_HOME 環境変数を設定する必要があります。 JAVA_HOME ディレクトリーにある JDK は、バージョン 7.0 以降である必要があります。WAS_V90_RemoteMigrSupport.jar
- このパラメーターを指定した場合、JAR ファイルの名前は、収集された Java™ のオペレーティング・システムとアーキテクチャーを反映します。
このパラメーターは、 WebSphere Application Server バージョン 9.0.0.2 以降にマイグレーションする場合はオプションです。 -allPlugins パラメーターを使用すると、 WebSphere Application Server バージョン 9.0 マイグレーション・フレームワークのすべてのプラグインを JAR ファイルに自動的に組み込むことができます。 WebSphere Portal などのスタック製品をマイグレーションし、このパラメーターを指定すると、スタック製品のモジュールが plugins ディレクトリーに組み込まれます。 スタック製品のマイグレーションを成功させるには、スタック製品のモジュールがリモート JAR ファイルに収集される必要があります。
重要: 以前のバージョンの WebSphere Application Serverでは、 -allPlugins パラメーターが自動的に渡され、 WebSphere Application Server マイグレーション・フレームワークに対するすべてのプラグインが JAR ファイルに自動的に組み込まれました。 バージョン 9.0.0.2 以降では、-allPlugins は自動的に渡されません。 使用するには、パラメーターを指定する必要があります。
パッケージされたリソース
createRemoteMigrJar コマンドは、指定されたターゲット・ディレクトリー内に WAS*RemoteMigrSupport.jar ファイルを作成します。 JAR ファイルをビルドするために、 createRemoteMigrJar はターゲット・インストール済み環境からファイルを収集します。これには、 WASPreUpgrade および versionInfo コマンド、特定のライブラリー、およびオプションで Java を実行するために必要なファイルが含まれます。
createRemoteMigrJar コマンドは、ログ・ファイルを作成しません。 リモート・マイグレーション JAR ファイルがビルドされた後、このコマンドは、JAR ファイルを使用してソース・マシン上で WASPreUpgrade コマンドを実行する方法に関する指示を表示します。