マイグレーション・ツールのインストール

マイグレーション・ツールは、既存の Eclipse または Rational の統合開発環境 (IDE) にインストールする Eclipse フィーチャーです。 Eclipse は、 http://www.eclipse.orgからダウンロードできます。 Java/Jakarta EE アプリケーションを扱う作業をするには、Eclipse IDE for Enterprise Java Developers が必要です。

ハードウェア要件およびソフトウェア要件の表示

インストールを計画する際には、サポートされるオペレーティング・システム、詳細なシステム要件、およびハードウェア要件のリストを確認してください。 この情報を入手するために、ソフトウェア製品互換性レポートを表示することができます。

  1. Software Product Compatibility Reports ページにアクセスします。
  2. 作成するレポートのタイプに対して 「レポートの作成」 をクリックします。
  3. 「Full or partial product name」 フィールドに WebSphere Application Server Migration Toolkit と入力し、 「Search product」 アイコンをクリックします。
  4. 検索結果で、 「バージョン」 リストからバージョンを選択し、 「実行依頼」をクリックします。

手順を確認 して、カスタムの IBM Software Product Compatibility Reports を迅速かつ簡単に生成します。

のインストール

マイグレーション・ツールキットのすべてのフィーチャーは、 Eclipse Marketplace またはオンライン・リポジトリーから直接インストールできます。 手動でリポジトリー・アーカイブをダウンロードすることもできます。 以下のステップですべてのオプションを説明しています。

  1. IDE を開始します。
  2. マイグレーション・ツールキットの旧バージョンをすべてアンインストールします。 Rational Application Developer では、IBM Installation Manager を使用して、通常デフォルトでインストールされる「コード分析」フィーチャーをアンインストールします。
  3. 前提条件プラグインが IDE にインストールされていることを確認します。 Eclipse では、すべての前提条件は、デフォルトで Eclipse IDE for Enterprise Java Developers エディションにインストールされます。 Rational Application Developer では、通常、デフォルトで、前提条件プラグインがすべてインストールされています。 Rational Software Architect では、デフォルトでは、プラグインは使用不可です。 Rational 製品の場合、IBM Installation Manager を使用して、Web Developer Tools フィーチャーがインストールされていることを確認します。
  4. 必要なマイグレーション・ツール・フィーチャーをインストールします。
    1. マイグレーション・ツール・ソフトウェアにアクセスします。
      ツールは IBM のオンライン・リポジトリーまたは Eclipse Marketplace から直接インストールできます。 または、手動でリポジトリー・アーカイブをダウンロードしてインストールすることもできます。
      • オンライン・リポジトリーからインストールする場合:
        1. IDE で、 ヘルプ > 「新規ソフトウェアのインストール」に移動します。
        2. 「追加」をクリックし、「リポジトリーの追加 (Add Repository)」ウィンドウで、以下の情報を入力します。
          • 名前: WebSphere Migration Toolkit
          • ロケーション:https://public.dhe.ibm.com/ibmdl/export/pub/software/websphere/wasdev/updates/wamt/MigrationToolkit/
        3. OK」をクリックします。
      • Eclipse Marketplace からツールをインストールするには、以下のようにします。
        1. 「ヘルプ」>「Eclipse Marketplace」に進みます。
        2. WebSphere migrationを検索します。
        3. 「IBM WebSphere Application Server Migration Toolkit」の下で、「Install」をクリックします。
        図1: Eclipse Marketplace からのマイグレーション・ツール・ソフトウェアへのアクセス
        Eclipse のインストール・ウィンドウ
      • リポジトリー・アーカイブからインストールする場合:
        1. 最新バージョンの IBM WebSphere Application Server Migration Toolkit を WebSphere Migration Knowledge Collection Downloadsからダウンロードします。
        2. IDE で、 ヘルプ > 「新規ソフトウェアのインストール」に移動します。
        3. 「追加」をクリックし、「リポジトリーの追加 (Add Repository)」ウィンドウで、以下の情報を入力します。
          • 名前: WebSphere Migration Toolkit
          • ロケーション: 「アーカイブ」をクリックし、 ダウンロードしたリポジトリー・アーカイブまでブラウズします。
        4. OK」をクリックします。
    2. IBM WebSphere Application Server Migration Toolkit」を展開し、クラウド、バージョン間、またはサード・パーティー・アプリケーション・サーバーのマイグレーションに必要なマイグレーション・ツールを選択します。 「必要なソフトウェアを検索するために、インストール時にすべての更新サイトに接続する」が選択されていることを確認して、「次へ」をクリックします。
      図2: マイグレーション・ツールキット・フィーチャーの選択
      「インストール」ウィンドウ
    3. 「インストールの詳細」 ウィンドウで、 「次へ」をクリックします。
    4. ライセンスの確認 」ウィンドウで、条項を読み、ご使用条件に同意します。 終了をクリックする 「ソフトウェアのインストール (Installing Software)」ウィンドウに、インストールの進行状況が表示されます。
    5. 「ソフトウェア更新」 ウィンドウが表示されたら、 「はい」 をクリックして IDE を再始動します。