JBoss Java コード・レビューの規則

Java コード・レビューの規則のセットのもとで、JBoss から WebSphere へのコード・マイグレーション・カテゴリーに、複数の規則が含まれています。 ルールに関する詳細情報を取得する方法については、 詳細ヘルプの表示を参照してください。

規則名 ルールの説明 自動修正
JBoss 固有のネーミング・ルックアップ・ストリングを使用しない この規則は、「java:」で始まる JBoss Application Server ネーミング・ルックアップ・ストリング (例えば、「java:jboss」、「「java:jdbc」) の使用を検出します。 「java:」や「java:/」で始まるストリングも検出されます。 これは、そのあと、内容に JBoss Application Server 値が含まれる可能性があるためです。 いいえ
JBoss 固有のパッケージを使用しない この規則は、org.jboss で始まるインポート済みクラスを検出します。 これらのクラスは、手動でマイグレーションしなければなりません。 いいえ
JBoss 固有の送信または受信タイムアウト定数を使用しない この規則は、JBoss Application Server 接続、および応答タイムアウト定数 (例えば org.jboss.ws.timeout) を検出します。 いいえ
JBoss 固有のストリング・リテラルを使用しない この規則は、他の規則でカバーされていない一般 JBoss Application Server ストリングを検出します。 いいえ
JBoss アプリケーションの始動や終了のロジックに MBeans を使用しない

この規則は、アプリケーションの始動と終了のロジックを実行するための MBean 登録インターフェースを実装するクラスを検出します。

この規則用に提供されるクイック・フィックスは、開始および終了ロジックを実行するために ServletContextListener インターフェースを実装するよう、クラスを変換します。

重要: コードが MBean を提供し、意図した目的で MBeanRegistration を実装する場合は、このルールをオフにする必要があります。
いいえ
他のアプリケーション・サーバーに固有の MBean をマイグレーションする

この規則は、アプリケーション・サーバーに固有である可能性があり、かつ、アプリケーションを WebSphere Application Server 上で実行するためにマイグレーションが必要な javax.management.ObjectName コンストラクターのすべての呼び出しを検出します。

いいえ
移植可能な JNDI プロパティー値を使用する この規則は、コンストラクター javax.naming.InitialContext(Hashtable) が専有 JBoss Application Server JNDI 名前値を何もハッシュ・テーブルに入れない指定で使用されているものを検出します。 いいえ
JBoss 固有の JNDI プロパティー値を使用しない

この WebSphere Application Server traditional 規則は、以下の JNDI プロパティー値の使用を検出します。

  • java.naming.factory.initial = org.jnp.interfaces. NamingContextFactory
  • java.naming.provider.url = jnp://localhost:1099

この値が検出されると、JNDI 名をデフォルトの移植可能 JNDI 名前値に変更するオプションが提供されます。

  • java.naming.factory.initial = com.ibm.websphere.naming. WsnInitialContextFactory
  • java.naming.provider.url= corbaloc:iiop:localhost:2809
制約事項: JNDI 名の値は、コンテキストが javax.naming. InitialContext(Hashtable) コンストラクターで初期化されるのと同じ Java ソース・ファイル内になければなりません。
いいえ
JBoss 固有の送信または受信タイムアウト定数を使用しない この WebSphere Application Server traditional 規則は、IBM Web サービス・タイムアウト定数にマイグレーションされる JBoss JAX-RPC および JAX-WS のタイムアウト定数を検出します。 いいえ
JBoss パッケージおよびクラスは WebSphere ではサポートされない

この規則は、Java コードおよびプロパティー・ファイル内の JBoss ストリング・リテラルの使用を検出します。 「jboss」を含んでいるすべてのストリング・リテラルにフラグが立てられます。 代わりに、Java EE または WebSphere Application Server が提供するパッケージ、クラス、およびプロパティーを使用してください。

いいえ
getRealPath("") を使用した連結の結果を確認する

WebSphere traditional では、getRealPath("") は末尾がスラッシュで終る String を返します。 このメソッドを使用した連結が余分なスラッシュを追加しないことを確認します。

いいえ
getRealPath("*/") との連結の結果を検証する

Liberty および WebSphere traditional では、getRealPath("*/") は末尾がスラッシュで終る String を返します。 このメソッドを使用した連結が余分なスラッシュを追加しないことを確認します。

いいえ