Apache Tomcat XML コード・レビュー規則
Apache Tomcat を使用する場合、Java EE デプロイメント記述子構成は、アプリケーション内には必要なく、多くの場合、Context 定義内で提供されます。 Context は、アプリケーション内の server.xml ファイルで構成するか、またはサーバー構成ディレクトリー内で構成することができます。 構成がアプリケーション内の META-INF/context.xml ファイルで指定されている場合は、このファイルが、対応する web.xml ファイルまたは WebSphere バインディング・ファイルおよび拡張ファイルにマイグレーションされます。 Context 構成がアプリケーション内に含まれていない場合は、その情報を手動でマイグレーションする必要があります。
| 規則名 | ルールの説明 | 自動修正 |
|---|---|---|
| Web モジュール welcome ファイル名での / の使用を防止する | この規則により、 web.xml ファイル内のスラッシュ文字 (/) または円記号文字 (¥) で始まるすべての Web モジュール < welcome-file> にフラグを立てます。 | いいえ |
| 無効な初期コンテキスト java:/comp の使用を防止する | この規則は、XML ファイル内で java:comp ではなく java:/comp で始まる無効な初期コンテキスト・ストリングを検出します。 |
いいえ |
| コンテキスト valve コンポーネントを使用しない | この規則により、 META-INF/context.xml ファイル内のすべての Context < Valve> エレメントにフラグを立てます。 代わりに Java サーブレット・フィルターを使用してください。 | いいえ |
| リソース参照に共有スコープを設定する | この規則により、リソース共有スコープが設定されていないリソース参照にフラグを立てます。 リソース共有スコープのデフォルトは「Tomcat で共有可能 (Shareable on Tomcat)」です。 共有スコープを WebSphere 上と同じに設定してください。 | いいえ |
| Java EE デプロイメント記述子および WebSphere バインディングを使用してリソース・リンク参照を定義する | この規則は、ResourceLink Context エレメントを、META-INF/context.xml ファイルから web.xml ファイルと WebSphere バインディングにマイグレーションします。 | いいえ |
| Java EE デプロイメント記述子および WebSphere バインディングを使用してリソース参照を定義する | この規則は、Resource Context エレメントを、META-INF/Context.xml ファイルから web.xml ファイルと WebSphere バインディングにマイグレーションします。 | いいえ |
| Java EE デプロイメント記述子を使用してコンテキスト・ライフサイクル・リスナーを定義する | この規則は、Context Lifecycle Listener 情報を、META-INF/Context.xml ファイルから web.xml ファイルにマイグレーションします。 | いいえ |
| Java EE デプロイメント記述子を使用してコンテキスト・パラメーターを定義する | この規則は、Context パラメーター情報を、META-INF/Context.xml ファイルから web.xml ファイルにマイグレーションします。 | いいえ |
| Java EE デプロイメント記述子を使用して環境参照を定義する | この規則は、Context Environment 情報を、META-INF/context.xml ファイルから web.xml ファイルにマイグレーションします。 | いいえ |
| Java EE デプロイメント記述子を使用して欠落しているセキュリティー・ロールを定義する | この規則により、関連付けられた security-role エレメントが欠落している、web.xml 内の <auth-constraint> エレメントにフラグを立てます。 | いいえ |