Java EE ランタイム・ライブラリーの構成

Java EE ツールがインストールされている Eclipse を使用する場合、ターゲットの Java EE ランタイム環境が構成されていなければ、Java コンパイラーは Java EE API への参照を解決できません。

以下のステップに従って、Java EE ランタイム・ライブラリーを構成します。

  1. Eclipse 設定を開くには、 「ウィンドウ」 > 「設定」に移動します。
  2. 「設定」ペインで、 「サーバー」 > 「ランタイム環境」 項目を選択します。
    図1: 「サーバー・ランタイム環境」ペイン
    「サーバー・ランタイム環境」ペイン
  3. 「追加」をクリックします。 「IBM」を選択し、ターゲット・アプリケーション・サーバーに合った適切な「WebSphere Application Server」を選択します。 選択可能な項目は、インストールした WebSphere Developer Tools または Rational Application Developer のフィーチャーで決まります。
  4. 次のウィザード・ページで、インストールしたサーバーのロケーションを構成するか、または新しい Liberty サーバーをインストールします。
  5. または、 「追加」をクリックします。 基本 > J2EE ランタイム・ライブラリーを選択します。
  6. 次のウィザード・ページで、 「参照」 をクリックしてライブラリーの場所を選択し、 WebSphere Application Server インストール済み環境の dev/JavaEE フォルダーを見つけ、適切な Java EE バージョンを選択します。 このフォルダーには、 Java EE API を含む j2ee.jar ファイルが含まれています。

IBM WebSphere Application Server Developer Tools がインストールされている場合に Web または EJB プロジェクトでこのランタイム・ライブラリーを使用するには、WebSphere Application Server traditional または Liberty サーバーをターゲットにします。

WebSphere Application Server Developer Tools がインストールされていない場合は、プロジェクト・プロパティーでターゲットのランタイムとして、このライブラリーを設定できます。 「プロジェクト」ビューで、プロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。 「ターゲット・ランタイム」を選択し、 最近構成した Java EE ランタイム・ライブラリーを選択して、「OK」をクリックします。
図2: ターゲット・ランタイム
「ターゲット・ランタイム」ペイン