Migration Toolkit for Application Binaries のインストール

Migration Toolkit for Application Binaries は、Java 7 以降の実行を必要とするコマンド行ツールです。 バイナリー・スキャナーの実行時にパフォーマンスの問題が発生した場合、Java 11 以降では、バイナリー・スキャナーの実行時に大幅な改善が行われます。

ハードウェア要件およびソフトウェア要件の表示

インストールを計画する際には、サポートされるオペレーティング・システム、詳細なシステム要件、およびハードウェア要件のリストを確認してください。 この情報を入手するために、ソフトウェア製品互換性レポートを表示することができます。

  1. Software Product Compatibility Reports ページにアクセスします。
  2. 作成するレポートのタイプに対して 「レポートの作成」 をクリックします。
  3. 「Full or partial product name」 フィールドに WebSphere Application Server Migration Toolkit と入力し、 「Search product」 アイコンをクリックします。
  4. 検索結果で、 「バージョン」 リストからバージョンを選択し、 「実行依頼」をクリックします。

手順を確認 して、カスタムの IBM Software Product Compatibility Reports を迅速かつ簡単に生成します。

のインストール

このツールは、以下の手順に示すように、ダウンロードしたリポジトリー・アーカイブ・ファイルからインストールできます。

  1. 最新バージョンの Migration Toolkit for Application Binaries を WebSphere Migration Knowledge Collection Downloadsからダウンロードします。
  2. 以下のコマンドを実行し、プロンプトに従って Migration Toolkit for Application Binaries をインストールします。
    
    java -jar binaryAppScannerInstaller.jar
                        

    ご使用条件を受け入れ、インストールのターゲット・ディレクトリーを指定すると、ツールが <target directory>/wamt ディレクトリーにインストールされます。

パフォーマンス上の理由から、バイナリー・スキャナーは、実稼働環境ではなく、品質保証環境または開発環境で使用する必要があります。