SMS Gateway の開始
オンプレミスまたはクラウドで基本コグニティブ SMS エージェントを作成してデプロイするには、以下のステップに従います。
1. SMS プロバイダーの選択および電話番号の作成
SMS エージェントは、メッセージを送受信できるように、SMS 機能をサポートする電話番号を必要とします。 SMS Gateway は、Telestax RestcommONE および Twilio® Programmable SMS をサポートしています。
RestcommONE の場合:
- Telestax Web サイトで RestcommONE アカウントを作成します。
- RestcommONE コンソールから、「Numbers」>「Register Number」>「Provider Number」に進みます。
- 「Country」フィールドに「United States」と入力します。 州とエリア・コードを選択し、拡大鏡のマークが付いた検索アイコンをクリックします。
- 番号のリストを確認します。 「Register」をクリックして、電話番号を受け入れます。
Twilio の場合:
- Twilio Web サイトでアカウントを作成します。
- Twilio コンソールで、「All products and services」>「Phone Numbers」に移動します。 「Getting Started」ページで「Get your first Twilio phone number」をクリックします。
- 示された電話番号を確認します。これには、SMS 機能が含まれています。 「Choose this number」をクリックして、電話番号を受け入れます。
2. Watson Assistant ワークスペースの作成
SMS Gateway は、IBM Watson™ Assistant サービスに接続します。このサービスが、SMS エージェントの背後のインテリジェンスを提供します。 Watson Assistant は、メッセージ・テキストを分析して、インテントまたは機能にマップし、作成したダイアログに従って応答を提供します。
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IBM Cloud アカウントを登録し、Watson Assistant サービスを作成します。
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ダイアログが含まれたワークスペースを追加します。
sample.voice.gateway GitHub リポジトリーの sms/conversation フォルダーからサンプル会話 JSON ファイルをインポートすることで、迅速に開始できます。 JSON ファイルのインポートについて詳しくは、Watson Assistant 資料の Creating workspaces を参照してください。
サンプルを使用せずに独自のダイアログを作成する場合、ダイアログには必ず
conversation_start条件を含むノードとデフォルト応答を含むノードを組み込んでください。
3. SMS Gateway のデプロイ
SMS Gateway を以下の環境のいずれかにデプロイします。
4. SMS プロバイダーでの SMS 要求 Web フックの構成
SMS 要求 URL、つまり Web フックを定義すると、SMS プロバイダーに SMS Gateway 宛ての SMS メッセージを転送先が示されます。
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SMS プロバイダーのコンソールで、SMS 要求の URL を指定するフィールドを見つけます。
RestcommONE の場合:
- RestcommONE コンソールで、「Numbers」を選択した後に電話番号を選択します。
- 「SMS Request」フィールドで、ドロップダウン・メニューから「RCML URL」を選択します。
Twilio の場合:
- Twilio コンソールで、「Manage Numbers」>「Active Numbers」に移動し、電話番号を選択します。
- 「Configure」タブの「Messaging」で、「A message comes in」フィールドを見つけ、「Webhook」を選択します。
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テキスト・フィールドに、以下の URL のいずれかを入力します (ここで、host-address はデプロイメントのホスト名または IP)。
- 保護された接続:
https://host-address:9443/sms.receiver/SmsRecv - 無保護の接続:
http://host-address:9080/sms.receiver/SmsRecv
- 保護された接続:
セキュリティーを追加するために、『SMS プロバイダー Web フック用の認証の構成』の説明に従って、Web フックに対して認証を構成できます。
5. デプロイメントのテスト
デプロイメントをテストするために、SMS Gateway REST API を使用してセッションを作成できます。あるいは、SMS メッセージを介した SMS セッションの作成を有効にしている場合は、SMS メッセージを送信することもできます。 REST API について詳しくは、『REST API を使用した SMS セッションの制御』を参照してください。
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SMS メッセージの送信によるテスト
- 構成で
ALLOW_SESSION_CREATE_VIA_SMSがtrueに設定されていることを確認します。 - 携帯電話などのデバイスから、構成したテナント電話番号に SMS メッセージを送信します。
SMS メッセージを送信すると、SMS Gateway は SMS セッションを作成するように要求されます。 ゲートウェイは、メッセージ・データを Watson Assistant サービスに送信し、Watson Assistant ダイアログに従って、適合する応答で返信します。
- 構成で
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REST API を使用したテスト
- ブラウザーで、以下の URL のいずれかにアクセスします (ここで、host-address はデプロイメントのホスト名または IP)。
- 保護された接続:
https://host-address:9443/publicURL/apis/explorer/ - 無保護の接続:
http://host-address:9080/publicURL/apis/explorer/
- 保護された接続:
- 「操作のリスト (List operations)」をクリックしてから、「SMS セッションの作成 (Create a SMS session)」をクリックします。
- 「データ・タイプ (Data type)」列で、例をクリックして「値 (Value)」フィールドに事前入力します。
smsUserPhoneNumberの値をメッセージの送信先番号に変更し、smsTenantPhoneNumberの値を、構成したテナント電話番号に変更します。- 「試行する (Try it out!)」をクリックしてセッションを作成します。
セッションを作成すると、SMS Gateway は Watson Assistant サービスに接続し、ウェルカム応答を SMS メッセージで指定ユーザー電話番号に送信します。
- ブラウザーで、以下の URL のいずれかにアクセスします (ここで、host-address はデプロイメントのホスト名または IP)。
ヒント: 問題が発生した場合、トラブルシューティングを支援するために、構成のテスト用の REST API を使用できます。