PostgreSQL for Linux の Power Systems サーバーへのインストール

このタスクを使用して、PostgreSQL for Linux を Power Systems サーバーにインストールします。トレーニング・サーバーとスタンドアロン・エッジは PostgreSQL データベースを使用します。

手順

次のコマンドを使用することで、su を実行して root に切り替えます。
sudo su
PostgreSQL のソースをダウンロードします。
wget https://ftp.postgresql.org/pub/source/v9.5.13/postgresql-9.5.13.tar.gz
次のコマンドを使用して、PostgreSQL をインストールします。
tar -zxvf postgresql-9.5.13.tar.gz
cd postgresql-9.5.13/
yum -y install readline-devel
./configure --prefix=/usr/local/postgresql
make
make install
ユーザー postgres を作成し、postgres ディレクトリーの所有者を変更します。
useradd postgres
chown -R postgres:postgres /usr/local/postgresql/
ユーザー postgres に切り替えます。
su postgres
postgres に対するシステム・パスを構成します。
vi ~/.bashrc
PGHOME=/usr/local/postgresql
export PGHOME
PGDATA=/usr/local/postgresql/data
export PGDATA
PATH=$PATH:$HOME/.local/bin:$HOME/bin:$PGHOME/bin
export PATH
構成を読み込みます。
source ~/.bashrc
PostgreSQL データベースを初期化します。
initdb
データベースを構成します。vi で postgresql.conf を開きます。
vi /usr/local/postgresql/data/postgresql.conf
次のコードを変更します。
```
#listen_address='localhost' 
#port = 5432 
```
変更後のコード:
```
listen_address='*' 
port = 5432
```
vi で pg_hba.conf ファイルを開きます。
vi /usr/local/postgresql/data/pg_hba.conf
以下の行をファイルに追加します。
host all all 0.0.0.0/0 trust
PostgreSQL を再始動します。
pg_ctl -D /usr/local/postgresql/data -l logfile restart
PostgreSQL データベース内のユーザー postgres のパスワードを変更します。
psql
ALTER USER postgres WITH PASSWORD 'password';
¥q
PostgreSQL サービスが開始していない場合は、次のコマンドを実行します。
su postgres
vi ~/.bashrc
ファイルに /usr/local/pgsql/bin/ を追加します。
export PATH=/usr/local/cuda-8.0/bin:$PATH:/usr/local/pgsql/bin/
以下のコマンドを実行します。
source ~/.bashrc
PostgreSQL にデータベース・スキーマを作成します。psql コンソールで次のコマンドを実行します。
create database edge with owner postgres encoding='UTF-8' lc_collate='en_US.utf8' lc_ctype='en_US.utf8' template template0;
データベースに以下の表を作成します。
```
CREATE TABLE vi_tenant_inspectionresult(id text, info jsonb); 
CREATE TABLE vi_tenant_notification(id text, info jsonb); 
CREATE TABLE vi_tenant_defectsummary(id text, info jsonb); 
CREATE TABLE vi_tenant_uploaddataset(id text, info jsonb); 
CREATE TABLE vi_tenant_syncprocess(id text, info jsonb); 
CREATE TABLE vi_tenant_model(id text, info jsonb); 
CREATE TABLE vi_tenant_datagroup(id text, info jsonb);
```
ここで tenant は、Maximo® PQI SaaS Visual Insights のセンターの操作ユーザーのテナントです。テナントの値は、センター・アプリケーションのユーザー・インターフェースでユーザー・プロファイルから取得できます。