Linux オペレーティング・システムでのスーパーユーザーの作成
Linux® オペレーティング・システムを使用するワークステーションでアダプタを正しく実行するために必要な権限を持つユーザーを作成することができます。
このタスクについて
アダプターは、SUSE と RHEL の両方をサポートします。 この例では、ユーザーは「tdiuser」です。
手順
- セキュリティー・グループ権限を持つユーザーを作成します。
- 以下のコマンドを実行します。
useradd –d "/home/tdiuser" –s "/bin/bash" –m tdiuser - ユーザーの PATH 環境変数に次のステートメントを設定します。
PATH=/usr/bin:/usr/sbin:/etc:以下のコマンドはユーザー・パスにある必要があります。
mv, tee, cp, kill, mkdir, rm, faillog, faillock, pam_tally2, grep, lastlog, sudo注: SLES 11 以降では、 faillog コマンドのフルパスは /usr/sbin/faillog です。ログインとコマンドの実行にスーパーユーザーが使用されている場合、「.」を PATH 環境変数に追加することができます。
- 以下のコマンドを実行します。
- すべてのコマンドについて、ユーザーに sudo 権限を付与します。注意: デフォルトでは、 sudo コマンドはコマンドを実行する前にユーザー認証を要求する。 この振る舞いを変更するには、sudoers ファイル・エントリーに NOPASSWD タグを追加します。
- sudoers ファイルを開きます。以下のコマンドを出します。
bash-2.05b$ visudo - ファイル内に
Defaults requiretty行が存在する場合は、コメントアウトする。#Defaults requiretty - 以下の行を挿入して、sudo アクセスを許可します。
tdiuserで始まるエントリーは、単一の行で入力する必要があります。 読みやすさを考慮して、ここでは複数行で表示しています。ご使用のオペレーティング・システムに合わせてコマンド・パスを変更します。 必要に応じ、ユーザー・パスを更新します。
以下のコマンドはコネクターによって使用されますが、sudoers ファイルでは必要ありません。 ただし、sudo ユーザーが使用されている場合、ユーザーにはこれらのコマンドに対する実行権限が必要です。# User privilege specification tdiuser ALL=NOPASSWD:/usr/bin/passwd,/usr/sbin/useradd, /usr/sbin/usermod,/usr/sbin/userdel,/usr/bin/tee,/bin/chmod, /bin/cat,/bin/ls,/usr/bin/chage,/usr/bin/groups,/bin/ed, /bin/cp,/usr/bin/faillog,/usr/sbin/groupadd,/usr/sbin/groupmod, /usr/sbin/groupdel,/usr/bin/kill,/bin/hostname,/sbin/faillock, /sbin/pam_tally2,/bin/mkdir,/bin/rm,/usr/bin/lastlogtr, cut, awk, sed, sort, grep, ps注意: UNIX および Linux アダプターは、sudolog_outputが有効なユーザーとしてエンドポイントにアクセスすることをサポートしていない。 - /etc/sudoers ファイルのフォーマットを検証する。以下のコマンドを実行します。
構文が間違っていると、以下のように、コマンドによってエラー・メッセージがプロンプトで表示されます。visudo -c$ visudo -c >>> sudoers file: syntax error, line 30 <<< parse error in /etc/sudoers near line 30
注: ここに挙げたsudoアクセス・コマンド・パスは一例です。 実際のコマンド・パスは、リソースによって異なります。 sudoers ファイルに、正しいパスが指定されていることを確認します。例えば、ed コマンドの絶対パスは、RHEL システムの場合は /bin/ed、SUSE システムの場合は /usr/bin/ed、Debian システムの場合は /bin/ed です。
- sudoers ファイルを開きます。
- 新規に作成したユーザーにパスワードを設定します。以下のコマンドを実行します。
bash-2.05b$passwd tdiuser