ディスパッチャーと Azure Active Directory ドメインの間の SSL 接続の構成

アダプターと Azure Active Directory ドメインの間の通信を有効にするには、ディスパッチャーの鍵ストアを構成する必要があります。

このタスクについて

SSL 構成について詳しくは、「Dispatcher インストールと構成ガイド」を参照してください。

手順

  1. Web ブラウザーを開き、 https://www.digicert.com/kb/digicert-root-certificates.htm にアクセスします。
    Internet Explorerブラウザは、 HTTP 400 Bad Requestメッセージを返すかもしれません。 その場合、SSL ロック・ボタンを表示できないことがあります。 この問題を修正するには、以下の手順を実行します。
    1. Web ブラウザーで、 「ツール」 > 「インターネットオプション」 に移動し、 「詳細設定」 タブをクリックします。
    2. 設定]パネルで、[ブラウジング]の下にある[ フレンドリー HTTP エラーメッセージを表示 ]オプションを見つけます。
    3. 「HTTP エラー メッセージを簡易表示する」オプションを無効にします。
    4. 「適用」 をクリックし、 「OK」 をクリックしてパネルを閉じます。
    5. 「最新の情報に更新」ボタンをクリックします。これにより、リンクが再ロードされて SSL ロックが表示されます。
  2. DER/CRT 形式の DigiCert Global Root CA および DigiCert Global Root G2 証明書をダウンロードします。
  3. Base64 形式でエンコードされたファイルに証明書をエクスポートします。
  4. ディスパッチャーに構成済みの鍵ストアが既にある場合は、 iKeyman ユーティリティーを使用して、 DigiCert Global Root CA 証明書および DigiCert Global Root G2 証明書をインポートします。
  5. ITDI_HOME/jvm/jre/bin ディレクトリーにナビゲートします。
  6. ikeyman.exe ファイルを開始します。
  7. 「鍵データベース・ファイル」 メニューから、 「開く」を選択します。
  8. 鍵データベース・タイプとして JKSを選択します。
  9. 鍵ストア・ファイル名を入力します。 testadmin.jks
  10. 場所を入力してください: ITDI_HOME/timsol/serverapi
  11. プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。 デフォルトのパスワードは administratorです。
  12. ドロップダウン・メニューで 「署名者証明書」 をクリックし、 「追加」をクリックします。
  13. 「参照」 を使用して、ダウンロードまたはエクスポートした DigiCert グローバル・ルート CA および DigiCert グローバル・ルート G2 証明書を選択します。 「OK」 をクリックして先に進みます。 証明書が証明書ストアに追加されます。
  14. ディスパッチャー・サービスおよびブラウザーを再開します。