レガシー・プラットフォーム

管理者ダッシュボードの表示

ストア・マネージャーはストアのパフォーマンスをモバイル・デバイスおよびデスクトップ・デバイスで視覚的にモニターできる必要があります。

Sterling Store Engagement のマネージャー・ダッシュボードには、注文状況グラフと SLA グラフを含むダッシュボードが用意されています。 このダッシュボードで、ストア・マネージャーは、進行中、完了済み、またはまだ開始されていないオーダーの数を確認できます。 同様に、マネージャーは期限切れ、期限間近、および SLA 範囲内のオーダーの数を表示できます。

解決方法

以下のセクションでは、API、外部プログラム、サービス、およびその他のコンポーネントについて説明します。

管理者ダッシュボード・ビューは、「目」のアイコンを使用して、アプリケーションのホーム・ページから起動できます。 管理者ダッシュボードはオーダーの総数、オーダー・ステータス・グラフ、SLA グラフなどを提供します。 ダッシュボードのデータ取り込みの技術的側面は以下のとおりです。
  • ダッシュボードの各ポートレットにデータを取り込むためにマッシュアップが呼び出されます。 複数のマッシュアップがサーバーへの 1 つの呼び出しで集約されてサービスを起動し、SLA グラフとオーダー・ステータス・グラフへの取り込みを行い、並べて表示します。 マッシュアップからの入力パラメーターに基づいて、サービスは、 「ストアから出荷」 または 「ストアからピックアップ」 オーダーおよび要求されたオーダー状況についてデータベースに照会します。
  • ストアは、 「ストアでのピックアップ」 オーダーまたは 「ストアから出荷」 オーダーのみを処理できます。 そのような場合、適切なポートレットにアクセスするために、必要なリソースのアクセス権をストア・ユーザー・グループに対して有効にできます。 有効にされたリソース・アクセス権に応じて、アプリケーションのデスクトップ・バージョンではオーダー・ステータス・グラフと SLA グラフが並んだ状態で、対応するポートレットが表示されます。 しかしアプリケーションのモバイル・バージョンでは、グラフを切り替えるためのリンクが表示されます。 このような場合、ポートレットは、メイン・ポートレットと重複するため、非表示になります。
  • <WAR>/ngstore/store/views/home/manager-dashboard/ フォルダーにある manager-dashboard.json に、機能の構成が含まれます。 これはサービスによりデータベースの照会に使用され、特定のオーダー・ステータスまたは SLA に対応するオーダー数を返します。 構成 JSON ファイルは、出荷ステータスと SLA を集約してユーザー・インターフェースに表示しやすくするのに役立ちます。 これは構成可能であるため、ビジネス・ニーズに合わせてステータスを追加または変更できます。
    表 1. マッシュアップとサービス
    マッシュアップ 関数
    mgrdb_getCommonCodeListForSLA 各 SLA カテゴリーの時間しきい値に対応する共通コードのリストを取得します。 getCommonCodeList API を呼び出します。
    mgrdb_getDashboardPollingIntervalRuleDetails このマッシュアップは getRuleDetails API を呼び出し、 Sterling Business Centerで構成されたダッシュボードの最新表示間隔を取得します。
    sfs_sla_getShipmentCountForGivenStatuses 「ストアから出荷」オーダーの manager-dashboard.json ファイルで各 SLA カテゴリーのもとでの出荷数を取り出します。 YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスを呼び出します。
    sfs_orderstatus_getShipmentCountForGivenStatuses 「ストアから出荷」オーダーの manager-dashboard.json で各オーダー・ステータス・カテゴリーのもとでの出荷数を取り出します。 YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスを呼び出します。
    bopus_sla_getShipmentCountForGivenStatuses 「ストアからピックアップ」オーダーの manager-dashboard.json で各 SLA カテゴリーのもとでの出荷数を取り出します。 YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスを呼び出します。
    bopus_orderstatus_getShipmentCountForGivenStatuses 「ストアからピックアップ」オーダーの manager-dashboard.json で各オーダー・ステータス・カテゴリーのもとでの出荷数を取り出します。 YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスを呼び出します。
    管理者ダッシュボードに情報を表示するために、以下のロジックが実行されます。
    1. 管理者ダッシュボードが起動すると、mgrdb_getCommonCodeListForSLA マッシュアップおよび mgrdb_getDashboardPollingIntervalRuleDetails マッシュアップが集約されて一緒に呼び出されます。 これはセッションあたり 1 回のみ呼び出され、UI をブロックします。 管理者ダッシュボードへの後続のナビゲーションはすべて、ブラウザーが最新表示されるまではキャッシュされた応答をピックアップします。 SLA しきい値用に取り出されたデータは、sfs_sla_getShipmentCountForGivenStatuses マッシュアップおよび bopus_sla_getShipmentCountForGivenStatuses マッシュアップにより、SLA 関連データを取得するための YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスの呼び出しに使用されます。
    2. 「ストアから出荷」ポートレットによって、sfs_sla_getShipmentCountForGivenStatuses および sfs_orderstatus_getShipmentCountForGivenStatuses が集約されて呼び出されます。 同時に、 bopus_sla_getShipmentCountForGivenStatuses マッシュアップおよび bopus_orderstatus_getShipmentCountForGivenStatuses マッシュアップが「ストアからピックアップ」ポートレットから呼び出されます。 これらの 2 つのマッシュアップ呼び出しは UI をブロックしません。
    3. ストア・マネージャーが SLA グラフとオーダー・ステータス・グラフの間で切り替えを選択するときはいつでも、どちらか適切なマッシュアップが呼び出されます。

JSON 構成

manager-dashboard.json ファイルには、管理者ダッシュボードにより使用される構成が含まれます。 これには、 「ストアでのピックアップ」 および 「ストアから出荷」 のオーダー・フルフィルメント方法に基づいて分離された SLA およびオーダー・ステータス・グラフの構成が含まれます。 これは以下の目的のための構成を提供します。
  • 表示を見やすくするためにさまざまな出荷ステータスを 3 つの表示ステータスにグループ化する。
  • UI に適用されるラベルとスタイル。
表 2. 設定の詳細
属性 説明
statusName ステータスの名前。
combinedStatusArray statusName のもとでグループ化および表示されるステータス。
ui_chartConfig ラベル (labelKey) および CSS (cssClass) を表示するために UI で使用される構成。

unitValueInnerPadding および radiusInnerPadding は UI 上のグラフにより使用されます。

ui_chartId これはグラフの DOM ID に対応する必要があります。 JSON 構成を正しいグラフに設定するために使用されます。
SLA に基づいてオーダーをグループ化するための構成には以下の差異があります。
テーブル3。 コンフィギュレーションの違い
属性 説明
combinedStatusArray これは Business Center で構成された SLA の説明 (shortDescription) のリストを含みます。 それらは同じままである必要があり、グローバル化できません。
statusUIDefaults 複数の SLA ステータスが combinedStatusArray のもとでグループ化される場合、ファイルで言及されたステータスに構成されたアイコンとスタイルが使用されます。
cssClass これは必須ではありません。 statusUIDefaults から自動的にピックされます。
shipmentStatusToExclude これは SLA 番号の計算中に含まれてはいけない出荷ステータスです。 デフォルトでは、"statusName":"complete" に変更されます。
注:
  • ポートレット内の出荷数には、販売オーダー出荷と転送オーダー出荷の両方が含まれています。
  • 異なる出荷ステータスを completeinProgress および notStarted カテゴリーの下にグループ化できます。 デフォルトでは、これは shipmentStatus 構成の 「ストアでのピックアップ」 オーダーおよび 「ストアから出荷」 オーダーに対して実装されます。 しかし、異なる SLA カテゴリーを overduedueSoon および withinSLA の下にグループ化することは推奨されません。
  • sla 構成および shipmentStatus 構成にカテゴリーを追加したり、それらからカテゴリーを削除したりできます。 しかし、カテゴリーの数とそれらの名前は、shipFromStorepickupInStore において同じであることが必要です。
  • sla に追加した新規カテゴリーでは、対応するラベル、CSS、およびアイコンを定義する必要があります。 そうしない場合は、デフォルトの詳細が表示されます。
  • さらに、ファイルで定義されている sla カテゴリーを、 Sterling Business Centerで組織用に構成する必要があります。 そうしないと、グラフは表示されず、無効な構成を示すメッセージが表示されます。
ステータス・コードとグループ化基準は以下の表に記載されています。
テーブル4。 ステータスコード
状況コード 説明
1100.70.06.10 バックルーム・ピック準備完了
1100.70.06.20 バックルーム・ピックが進行中
1100.70.06.50 梱包準備完了
1100.70.06.70 梱包中の出荷
1100.70.06.30 顧客宛出荷準備完了
1400 出荷完了
1300 圧縮
テーブル5。 注文ステータスのグループ化基準
ご注文の状況 グループ化基準
未開始 Ready For Backroom Pick 状況のすべてのオーダー。
「進行中」
  • Backroom Pick in Progress 状況のすべてのオーダー
  • Ready For Packing ステータスのすべての 「ストアから出荷」 オーダー
  • Shipment Being Packed ステータスのすべての 「ストアから出荷」 オーダー
完了
  • Ready For Customer ステータスのすべての 「ストアからのピックアップ」 オーダー。
  • Shipment Shipped 状況のすべてのオーダー。
  • Packed ステータスのすべての 「ストアから出荷」 オーダー。
テーブル6。 SLAのグループ分け基準
SLA グループ化基準
期限切れ オーダー完了までの残り時間は 0 分以下です。
期限間近 注文完了までの残り時間は 30 分以下です。 このグループには優先順位が中と高のオーダーが含まれます。
SLA の範囲内 注文完了までの残り時間が 30 分を超えています。
ここで言及されたグループ化基準は、デフォルト組織に提供されるリファレンス実装データに基づいています。 同様に、 Sterling Business Centerのサービス・レベル・インディケーター構成を使用して、組織の SLA グループ化基準を構成できます。

SLA アイコンのカスタマイズ

  1. Sterling Business Centerを使用して、SLA 優先順位のサービス・レベル・インディケーターを構成します。 詳しくは、 サービス・レベル・インディケーターの構成を参照してください。
  2. SLA イメージのパスおよび拡張子は切り捨てられ、イメージ名は SLA 優先順位アイコンの色を定義するための CSS クラス名として使用されます。 例えば、パス wsc/resources/css/icons/images/timeLeftOverdue.png では、timeLeftOverdue が CSS クラス名となり、アイコンの色は .timeLeftOverdue{color:#DD1D32!important;fill:#DD1D32!important} と定義できます。
  3. SLA アイコンの形状を定義するには、 「既存のフォント・アイコンの置換」 トピックの手順を参照してください。 しかし、手順に従う際に、置換したいアイコンに応じてコードを変更する必要があります。 例えば、timeLeftOverdue アイコンでは、コードを .app-icon-timeLeftOverdue{...} とします。
SLA 構成のロケール: DB ロケールを切り替える場合、以下の変更を確認します。
  • manager-dashboard.json ファイルの SLA 構成が DB ロケールにあることを確認します。
  • combinedStatusArray フィールドと statusUIDefaults フィールドが一致していることを確認します。
  • デフォルトでは、フィールドには基本ロケールである英語の DB ロケールのエントリーが含まれています。 基本 DB ロケールが他の言語である場合、以下のエントリーを manager-dashboard.json ファイルの基本ロケール・リテラルに変更する必要があります。
    Time Left Overdue
    Time Left High Priority
    Time Left Medium Priority
    Time Left Low Priority
考慮事項:
  • オーダー・ステータス・グラフと SLA グラフは販売オーダー用にのみ生成されます。
  • Not Started ステータスおよび In Progress ステータスのオーダーの数を計算するために、前日の現在のオーダーおよびバックログ・オーダーが考慮されます。
  • Completed ステータスのオーダーの数を計算するために、現在日付または将来の日付に属する完了済みオーダーが考慮されます。
  • 12:00AM と 11:59PM がそれぞれ 1 日の開始と終了と見なされます。
  • デフォルトでは、ダッシュボード上のデータは 5 分ごとに自動的に更新され、 Sterling Business Centerで時間間隔を構成できます。
重要: 1 つのオーダーに複数の出荷を含めることも、1 つの出荷に複数のオーダーを含めることもできます。 基本的に、この機能で使用されるマッシュアップは出荷のみを取り出します。 しかし、マッシュアップにより返された出荷を使用して、アプリケーションはエンド・ユーザーにとって便利な、対応するオーダーの詳細に関する情報を提供します。

出荷の表示

「ストアから出荷」 ポートレットまたは 「ストアからピックアップ」 ポートレットのいずれかで、ユーザーが「オーダー・ステータス」グラフまたは SLA グラフ上の凡例アイコンまたは地域をクリックすると、マッシュアップの組み合わせが呼び出され、それによってサービスが呼び出されます。
表 7. マッシュアップとその機能
マッシュアップ 関数
shipmentList_getShipmentListByStatus_sla SLA の必須の配達方法の出荷のリストを取り出します。 getShipmentList API を呼び出します。
shipmentList_getShipmentListByStatus_orderstatus オーダー・ステータスの必須の配達方法の出荷のリストを取り出します。 getShipmentList API を呼び出します。
sla_getShipmentCountForGivenStatuses 「ストアから出荷」または「ストアからピックアップ」のオーダーの manager-dashboard.json ファイルで定義された各 SLA カテゴリーのもとでの出荷数を取り出します。 YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスを呼び出します。
orderstatus_getShipmentCountForGivenStatuses 「ストアから出荷」または「ストアからピックアップ」のオーダーの manager-dashboard.json ファイルで各オーダー・ステータス・カテゴリーのもとでの出荷数を取り出します。 YCD_GetShipmentCountForStatusList サービスを呼び出します。
ユーザーが SLA グラフまたはオーダー・ステータス・グラフのどちらをクリックしたかに基づいて、出荷リスト・ページがロードされ、以下のように 2 つのマッシュアップが集約されて呼び出されます。
  • SLA グラフがクリックされると、shipmentList_getShipmentListByStatus_sla マッシュアップおよび sla_getShipmentCountForGivenStatuses マッシュアップが集約されて呼び出されます。
  • オーダー・ステータス・グラフがクリックされると、shipmentList_getShipmentListByStatus_orderstatus マッシュアップおよび orderstatus_getShipmentCountForGivenStatuses マッシュアップが集約されて呼び出されます。
片方のマッシュアップが出荷のリストを提供し、他方が出荷の総数を提供します。出荷の総数は各カテゴリーのタブに数値として表示されます。

ステータスまたは SLA のカテゴリーに対応するタブの間でナビゲーションをすると、ユーザーが SLA グラフまたはオーダー・ステータス・グラフのどちらから出荷リスト・ページに着いたかに基づいて、適切なマッシュアップが呼び出されます。

注: 「SLA 優先順位」または「オーダー・ステータス」のさまざまなタブに表示される出荷のリストには、販売オーダー出荷と転送オーダー出荷の両方が含まれます。

デバイス固有の詳細

管理者ダッシュボードはアプリケーションのデスクトップ・バージョンおよびモバイル・バージョンの両方で表示できます。

実装

以下のセクションでは、構成する必要があるルールについて説明します。
  • ストア・ユーザーには、「 Manager Dashboard Pickup in Store Portlet 」リソース・アクセス権と 「Manager Dashboard Ship from Store Portlet」 リソース・アクセス権が必要です。 ユーザ・グループ権限の管理については、 ユーザ・グループ権限の管理を参照してください。
  • サービス・レベル標識を適切に構成します。 詳しくは、 サービス・レベル・インディケーターの構成 を参照してください。
  • マネージャー・ダッシュボードは、 Sterling Business Centerで構成されたポーリング間隔に基づいて最新表示されます。 詳しくは、 ポーリング間隔の構成を参照してください。