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LAN フリー・データ移動

LAN フリー・データ移動では、クライアント・データの移動を通信ネットワークからストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) にシフトすることができます。 これにより、 IBM® Storage Protect サーバーの負荷が軽減されます。

SAN では、SAN 接続ストレージ・デバイスとの間でデータを相互にバックアップ、リストア、アーカイブ、およびリトリーブできるようにする経路を提供します。 クライアント・データは、 IBM Storage Protect ストレージ・エージェントを使用して SAN 経由でストレージ・デバイスに移動します。 ストレージ・エージェントは、クライアントと同じシステムにインストールされる必要があります。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムAIX®、 Linux®、および Solaris のクライアントは、LAN を使用しないデータ転送に対応しています。

Windows オペレーティング・システムすべての Windows クライアントは、LAN フリー・データ移動をサポートします。

制約事項: include.encrypt オプションを使用したクライアント暗号化は、 IBM Storage Protect サーバー 8.1.1 以降のレベル、または IBM Storage Protect7.1.8 以降のバージョン 7 レベルに対する LAN フリーのバックアップおよびアーカイブ操作ではサポートされなくなりました。 暗号化されたバックアップ・バージョンとアーカイブ・コピーの LAN フリーのリストア操作およびリトリーブ操作は引き続きサポートされます。 データがサーバーへの送信前に暗号化される include.encrypt オプションを使用してデータを暗号化する必要がある場合は、LAN ベースのバックアップ操作またはアーカイブ操作を使用してください。

LAN フリーの前提条件

LAN フリーサポートを有効にするには、クライアントワークステーションに IBM Storage Protect for SAN ストレージエージェントをインストールして構成する必要があります。

IBM Storage プロテクト for SANは別製品です。

ストレージエージェントのインストールと構成の詳細については、 IBM Storage Protect for SAN のドキュメントを参照してください。

LAN フリー・データ移動オプション

LAN フリー・データ移動を有効にするには、複数のクライアント・オプションを使用することができます。 まず、クライアント ワークステーションに IBM Storage Protect for SAN ストレージ エージェントをインストー ルし、設定する必要があります。

LAN フリー・データ移動を有効にするには、以下のオプションを使用します。
enablelanfree
SAN 接続ストレージ・デバイスへの使用可能な LAN フリー経路を使用可能にするかどうかを 指定します。
lanfreecommmethod
クライアントとストレージ・エージェントの間の通信プロトコルを 指定します。
lanfreeshmport
クライアントとストレージ・エージェントで使用される固有の番号を指定し、通信に使用される共用メモリー領域を識別します。
lanfreetcpport
ストレージ・エージェントが listen している TCP/IP ポート番号を指定します。
lanfreetcpserveraddress
ストレージ・エージェントの TCP/IP アドレスを指定します。