Windows オペレーティング・システム

バックアップまたはアーカイブ操作時のデータの暗号化

より強力な暗号化のために、256 ビット Advanced Encryption Standard (AES) データ暗号化を encryptiontype オプションで使用します。 現在は AES 128 ビット暗号化がデフォルトです。

含まれているデータは暗号化形式で保管されます。暗号化は送受信されるデータ量に影響を及ぼしません。

重要: 暗号鍵パスワードが Windows レジストリーに保存されておらず、パスワードを忘れた場合は、データをリカバリーできません。

バックアップ/アーカイブ・クライアント上で暗号化を有効にする唯一の方法は、include.encrypt オプションを用いることです。 include.encrypt ステートメントを使用しないと、暗号化は実行されません。

暗号化は、永久増分バックアップ・モード (MODE=IFIncremental および MODE=IFFull) を使用する VMware 仮想マシンのバックアップとは両立しません。 クライアントが暗号化用に構成されている場合、永久増分バックアップは使用できません。

ファイル・データを暗号化する場合は、暗号鍵パスワードを選択する必要があります。クライアントは、この 暗号鍵を使用して、ファイル・データの暗号化および暗号化解除のための暗号鍵を生成します。 encryptkey オプションを使用することによって、暗号鍵パスワードをパスワード・ストアに保管するかどうかを指定できます。

IBM® Storage Protect クライアント暗号化では、最大 63 文字の長さの値を入力できます。 この暗号化パスワードは、バックアップ・ファイルを暗号化するときに確認する必要があります。また、この暗号化パスワードは、暗号化されたファイルをリストアするときにも入力する必要があります。

以下のような場合、暗号化されたファイルのリストア中に、ファイルを暗号化解除するための鍵パスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。

  • encryptkey オプションが Prompt に設定 されている場合。
  • ユーザーが提供した鍵が一致しない場合。
  • encryptkey オプションが Save に設定され、ローカルに保存された鍵パスワードが暗号化されたファイルと一致しない場合。
制約事項: include.encrypt オプションを使用したクライアント暗号化は、 IBM Storage Protect サーバー 8.1.1 以降のレベル、または IBM Storage Protect7.1.8 以降のバージョン 7 レベルに対する LAN フリーのバックアップおよびアーカイブ操作ではサポートされなくなりました。 暗号化されたバックアップ・バージョンとアーカイブ・コピーの LAN フリーのリストア操作およびリトリーブ操作は引き続きサポートされます。 データがサーバーへの送信前に暗号化される include.encrypt オプションを使用してデータを暗号化する必要がある場合は、LAN ベースのバックアップ操作またはアーカイブ操作を使用してください。