ファイルの期限切れと期限切れプロセス

ファイルは、ポリシーで指定された保存基準を過ぎると有効期限が切れます。 サーバーでの期限切れプロセスにより、期限切れになったファイルはサーバー・データベースから除去され、それらのファイルがサーバー・ストレージから削除されます。

ファイル は、以下の条件で満了します。
  • ユーザーがクライアント・ノードからファイル・スペースを削除した。
  • ユーザーがクライアント上で EXPIRE コマンドを使用してファイルを有効期限切れにした場合。
  • ファイルのバックアップ・バージョンが、バックアップ保存の基準 (ファイルの非活動バージョンを保持する期間と個数) を超えた。
  • アーカイブ・ファイルが、アーカイブ・ファイルの保存の制限時間 (アーカイブ・コピーを保持する期間) を超えた場合。
  • バックアップ・セットが、そのバックアップ・セットに指定された保存時間を超えた場合。
  • アクティブ保存セットのバックアップ・データ・オブジェクトは、その保存セットの有効期限が切れたときに期限切れになります。 このバックアップ・データ・オブジェクトは、そのバックアップ・ポリシーに基づいて削除に適格となる場合がありますが、期限が切れていない保存セットに含まれているデータ・オブジェクトは、満了処理によって削除されません。

サーバーは、満了処理中のみに、有効期限が切れたファイルをサーバー・データベースから削除します。 期限切れのファイルがデータベースから削除されると、サーバーはそのファイルが占有していたストレージ・プールのスペースを再使用することができます。 有効期限切れの処理を定期的に実行し、サーバーがスペースを再使用できるようにしてください。

満了処理に関する制限事項

一部の機能を使用すると、満了処理に影響します。
複製

複製処理時に、ソース複製サーバーから削除されたクライアント・ノード・データは最終的にターゲット複製サーバーから削除されます。 ただし、ターゲット複製サーバーで削除のマークが付けられているデータは、満了処理が実行されるまで実際には削除されません。 ターゲット複製サーバーで、ファイルが期限切れとしてマークされている場合、それらのファイルは、ターゲット複製サーバーが満了処理を実行したときに削除されます。 十分なストレージを確保するために、ソースとターゲットの両方の複製サーバーで定期的にファイル満了処理を実行することにより、クライアント・ノード・データを削除する必要があります。

ソース・サーバーとターゲット・サーバーで異なるポリシーを使用している場合、ソース複製サーバー上で即時期限切れのマークが付けられたファイルは、ターゲット複製サーバーに複製されるまで削除されません。 異なるポリシーを使用していない場合、ソース複製サーバー上で即時期限切れのマークが付けられたファイルは、ソース複製サーバーから即時に削除されます。 ファイルはターゲット複製サーバーに複製されません。

保存されたバックアップ・データの場合、有効期限切れは以下の方法で処理されます。
  • ソース複製サーバーで保存データ・オブジェクトの有効期限が切れたか削除された場合、ターゲット複製サーバーの複製データ・オブジェクトは次回の複製操作中に削除されます。
  • ターゲット複製サーバー上のデータは、ソース複製サーバー上のデータが含まれているすべての保存セットの有効期限が切れるまで期限切れになりません。 ターゲット・サーバーの保存セットの有効期限が切れると、そこに含まれている保存データ・オブジェクトのみが削除されます。
長期データ保存
長期データ保存のために保存ルールの定義と保存セットの作成を行う場合、保存セットの有効期限は保存ルールで指定された保存期間により決定されます。 データ保持の要件が変更された場合は、保存セットで有効期限を再設定することができます。

削除されたか、有効期限が切れた保存セットの追跡に使用できる監査証跡を提供するために、削除された各保存セットのレコードが (活動記録ログ全体とともに)、活動記録ログの保存設定に基づいて活動記録ログに保存されます。 活動記録ログ・メッセージを表示するには、QUERY ACTLOG コマンドを発行します。

アーカイブ・データのイベント・ベースの保存
アーカイブ・ファイルに削除保留が指定されている場合、そのアーカイブ・ファイルは期限切れの対象にはなりません。 ファイルが保留されていない場合、そのファイルは既存の期限切れプロセスに従って処理されます。