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UPDATE DEVCLASS ( z/OS media server用の 3590 装置クラスの更新)

このコマンドは、 z/OS media server を使用して 3590 装置にアクセスするように定義した装置クラスを更新するために使用します。 z/OS media server のストレージをターゲットとする装置クラスには、タイプ ZOSMEDIA のライブラリー定義が必要です。

特権クラス

このコマンドを発行するには、システム特権または無制限ストレージ特権が必要です。

構文

構文図を読むビジュアル構文図をスキップUPDate DEVclassデバイス・クラス名12LIBRary=ライブラリー名FORMAT=DRIVE3590B3590C3590E-B3590E-C3590H-B3590H-CESTCAPacity=サイズCOMPression=YesNoMOUNTRetention=MOUNTWait=MOUNTLimit=DRIVES有効0EXPiration=RETention=日数PROtection=NoYesAutomaticUNIT=ユニット名
注:
  • 1 このコマンドには、少なくとも 1 つのオプション・パラメーターを指定する必要があります。
  • 2 このコマンドで PREFIX パラメーターを更新することはできません。 PREFIX パラメーターに必要な値を使用して装置クラスを作成する必要があります。

パラメーター

device_class_name (必須)
更新する装置クラスの名前を指定します。
LIBRary

LIBTYPE=ZOSMEDIA パラメーターに定義されたライブラリー名を指定します。 この装置クラスで使用できるライブラリーおよび磁気テープ装置は、 z/OS media serverによって制御されます。

このパラメーターはオプションです。

ライブラリーの定義については、DEFINE LIBRARY コマンドを参照してください。

FORMAT
順次アクセス・メディアにデータを書き込むときに使用される記録形式を指定します。 このパラメーターはオプションです。
以下の表は、3590 装置の記録形式オプションのリストです。
表 1. 3590 の記録形式
フォーマット 説明
3590B 圧縮解除 (基本) フォーマット
3590C 圧縮フォーマット
3590E-B 圧縮解除 (基本) フォーマット、3590B フォーマットと類似
3590E-C 圧縮フォーマット、3590C フォーマットと類似
3590H-B 圧縮解除 (基本) フォーマット、3590B フォーマットと類似
3590H-C 圧縮フォーマット、3590C フォーマットと類似
注: フォーマットが磁気テープ・ドライブのハードウェア圧縮機能を使用する場合、圧縮の有効性に応じて、実際の容量が増加する可能性があります。
ESTCAPacity
この装置クラスによって分類される順次アクセス・ボリュームの見積容量を 指定します。 このパラメーターはオプションです。

データの圧縮のために装置クラスのデフォルトの見積容量が不正確な場合、このパラメーターを指定できます。 この値は、ボリュームに保管されているデータの量を判別しません。 サーバーはこの値を使用して、ボリュームがいっぱいになるまでの使用量を見積もります。 ボリュームがいっぱいになった後は、磁気テープに保管されている実際のデータ量が、使用量の計算に使用されます。

この値は、整数に K (KB)、M (MB)、G (GB) または T (TB) のいずれかの単位標識を付けて指定します。 例えば、パラメーターESTCAPACITY=9Gを使用して、見積容量が9GB であることを指定します。 受け入れられる最小値は100 KB (ESTCAPACITY=100K) です。

COMPression
この装置クラスにファイル圧縮を使用するかどうかを指定します。 このパラメーターはオプションです。
以下のいずれかの値を指定することができます。
Yes
それぞれのテープ・ボリュームのデータが圧縮されることを指定します。
No
それぞれのテープ・ボリュームのデータが圧縮されないことを指定します。
MOUNTRetention
アイドル・テープ・ボリュームが取り外されるまで保持される分数を指定します。 マウント保存のタイム・スパンは、アイドル・タイムアウト期間の満了後に開始されます。 このパラメーターはオプションです。 0 - 9999 の数値を指定します。

このパラメーターを使用すると、前にマウントしたボリュームをオンラインのままにしておくことにより、順次アクセス・メディア・マウントの応答時間を改善できます。

MOUNTWait
z/OS media server がボリューム・マウントを待機する最大分数を指定します。 指定された時間内にマウント要求が実行されないと、マウント要求は失敗します。 装置が正常に割り振られ、指定された時間内に装置のオープン要求が完了しないと、装置のオープン要求は終了し、マウント要求は失敗します。

このパラメーターはオプションです。 1 - 9999 の数値を指定します。

制約事項: この装置クラスに関連したライブラリーが外部 (LIBTYPE=EXTERNAL) の場合は、 MOUNTWAIT パラメーターを指定しないでください。
MOUNTLimit
該当装置クラスに同時にマウントできる順次アクセス・ボリュームの最大数を指定します。 このパラメーターはオプションです。

同時書き込み機能を使用する場合は、書き込み操作用に十分なドライブがあることを確認してください。 同時書き込み操作に必要なドライブの数が、装置クラスの MOUNTLIMIT パラメーターの値よりも大きい場合、トランザクションは失敗します。

以下のいずれかの値を指定することができます。
DRIVES
マウント・ポイントが割り振られるたびに、ライブラリー内で定義されてオンライン接続されているドライブの数を使用して真の値を計算することを指定します。
number
サーバーが同時に使用する、この装置クラス内のドライブの最大数を指定します。 この値は、この装置クラスをサービスするライブラリーに定義されてオンラインになっているドライブの数を超えてはなりません。 0 から 4096 の数値を指定できます。
0 (ゼロ)
新規のトランザクションはストレージ・プールにアクセスできないことを指定します。
EXPiration
この装置クラスの磁気テープ・ラベルに入れる有効期限を指定します。 このパラメーターはオプションです。

サーバーでこの磁気テープが必要でなくなる日付を指定します。 サーバーはこの情報を使用しないが、この情報は z/OS® またはテープ管理システムで使用するために、 z/OS media server に渡される。

yyyyddd (年を示す 4 桁と日にちを示す 3 桁) の形式を使用して有効期限を指定します。 例えば、2014 年 1 月 7 日であれば、2014007 と指定します (2014 年の 7 日)。

EXPIRATION パラメーターを指定する場合、 RETENTION パラメーターは指定できません。

RETention
テープの保存日数を指定します。 このパラメーターはオプションです。

サーバーがこの磁気テープを使用すると予期される日数を指定します (1 - 9999)。 サーバーはこの情報を使用しませんが、この情報は z/OS またはテープ管理システムで使用するために z/OS media server に渡されます。

RETENTION パラメーターを指定する場合、 EXPIRATION パラメーターは指定できません。

ヒント: このパラメーターには、ゼロの値を指定できます。 ただし、EXPIRATION パラメーターにも値を指定する場合に限ってください。 RETENTION パラメーターにゼロ以外の数値を指定した場合は、EXPIRATION パラメーターの値を指定することはできません。
PROtection
RACF® プログラムがインストールされている場合、このデバイスクラスに割り当てられているボリュームを保護するかどうかを指定します。 保護機能が提供されている場合、ボリュームの初回使用時に RACF プロファイルが作成される。 このパラメーターはオプションです。 以下のいずれかの値を指定することができます。
No
RACF プログラムがこのデバイス・クラスに割り当てられたボリュームを保護しないことを指定する。
Yes
RACF プログラムがこのデバイス・クラスに割り当てられているボリュームを保護することを指定する。 RACF プロファイルは、サーバーが最初にボリュームを使用するときにボリュームに対して作成されますが、ボリュームがサーバーから削除されてもプロファイルは削除されません。 プロファイルは、手動で削除する必要があります。
ヒント: このデバイスクラスに割り当てられたボリュームに機密データが保存されている場合は、 PROTECTION=YES を使用し、テープボリュームが消去された後にのみ、 RACF プロファイルを手動で削除してください。

ボリュームに作成されるプロファイルは、システム RACF の設定に依存する。 提供される保護は、JCL で PROTECT=YES を使用した場合と同じです。 RACF プログラムがアクティブで、 TAPEVOLと TAPEDSNの両方が非アクティブの場合、テープの割り当てに失敗する。

Automatic
RACF プログラムがこのデバイス・クラスに割り当てられているボリュームを保護することを指定する。 RACF プロファイルは、サーバーが最初にボリュームを使用するときにボリュームに対して作成される。 RACF プロファイルは、ボリュームがサーバーから削除されると削除されます。

ボリュームに作成されるプロファイルは、システム RACF の設定に依存する。 提供される保護は、JCL で PROTECT=YES を使用した場合と同じです。 RACF プログラムがアクティブで、 TAPEVOLと TAPEDSNの両方が非アクティブの場合、テープの割り当てに失敗する。

重要: PROTECTION=AUTOMATIC を指定した場合、ボリュームが削除されると、その RACF プロファイルも削除されます。 したがって、このボリュームはもはや RACF プログラムによって保護されていない。 他のユーザーは、これらのボリューム上のデータにアクセスできます。

PROTECTION=AUTOMATIC を指定すると、z/OS media serverRACROUTE コマンドを発行して、ボリュームがサーバーから削除されたときにプロファイルを削除します。 発行される削除コマンドは、TAPEVOL および TAPEDSN の現行のシステム設定によって異なります。 システム設定が変更された場合、 z/OS media server は既存のプロファイルを削除しない可能性があります。

PROTECTION=NOに設定された装置クラスの設定を PROTECTION=AUTOMATIC に変更しないでください。 プロファイルのないボリュームが存在している可能性があり、そのようなボリュームが削除されるとエラー・メッセージが生成されます。 PROTECTIONに他の値を指定する必要がある場合は、新しい装置クラスを定義してください。

プロファイルの作成および削除は、ボリュームが最初に使用される時とそれが削除される時に、保護の設定に基づいて行われます。 サーバーは、既に使用されているボリュームのプロファイルは作成しようとしません。 保護が AUTOMATICに設定された場合、ボリュームが削除されると、サーバーはプロファイルを削除しようとします。

TAPEVOLと TAPEDSNの設定と、これらの設定が有効なときに作成されるプロファイルの詳細については、 RACF プログラムのドキュメントを参照してください。

UNIT
3590 テープをサポートする磁気テープ装置のグループを指定するために非公式装置名を指定します。 このパラメーターはオプションです。 装置名は、最大で 8 文字まで可能です。