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Vmdatastorethreshold

仮想マシンの VMware データ・ストアごとにスペース使用量のしきい値のパーセントを設定するには、vmdatastorethreshold オプションを使用します。

このオプションを指定する場合、仮想マシンのスナップショットが作成される前にスペース使用量を検査します。 このしきい値を超えると、仮想マシンはバックアップされません。 このオプションを設定して、仮想マシンのバックアップ時のスペース不足エ ラーを防止します。

Data moverこの機能は、クライアントが IBM Storage Protect for Virtual Environments: Data Protection for VMware データムーバーとして動作する場合にのみ利用可能です。

サポートされるクライアント

Linux オペレーティング・システムこのオプションは、 x86_64 Linux® の対応クライアントで使用できます。

Windows オペレーティング・システムこのオプションは、対応している Windows 64 ビットクライアントで使用できます。

オプション・ファイル

Linux オペレーティング・システムこのオプションは、クライアントの system-options ファイル (dsm.sys) またはコマンドラインで コマンド backup vm を使用して指定できます。 また、 7.1.5 以降のサーバーでは IBM Storage Protect 、このオプションをクライアントオプションセットに含めることもできます。 このオプションはプリファレンス・エディターでも設定できます。

Windows オペレーティング・システムこのオプションは、クライアントのオプションファイル(dsm.opt)で指定するか、コマンドラインで コマンド backup vm を使用して指定できます。 また、 7.1.5 以降のサーバーでは IBM Storage Protect 、このオプションをクライアントオプションセットに含めることもできます。 このオプションはプリファレンス・エディターでも設定できます。

構文

構文図を読むビジュアル構文図をスキップ VMDATASTORETHreshold パーセント

パラメーター

パーセント
バックアップされる仮想マシンの各 VMware データ・ストアのしきい値のパーセントを指定します。 0 から 100 の整数を指定できます。 デフォルト値は 100 です。 このオプションを設定しない場合、クライアントは、最初に既存のスペース使用量を検証せずに仮想マシンのバックアップを開始します。
要件:
  • スナップショットが VMware データ・ストアの使用可能なスペースをす べて使い尽くすことがないように、十分に低いしきい値が設定されていること を確認してください。 そうでなければ、VMware データ・ストアでスペース不足が発生し 、スナップショットが作成されません。
  • データ・ムーバー・ノードとして機能する複数のクライアントを使用する場合は、各データ・ムーバーのオプション・ファイルにこのオプションを追加する必要があります。
  • クライアントは、仮想マシンのディスクのスナップショットを含む VMware データ・ストアのデータ使用量を検査します。 デフォルトでは、スナップショットは、親仮想ディスク (.vmdk) ファイルのスナップショットと同じディレクトリーに作成されます。

    VM 構成ファイルで workingDir オプションを使用して、スナップショットのロケーションを同じデータ・ストアまたは別のデータ・ ストア上の新規ディレクトリーに変更する場合は、作業ディレクトリーのパスが正しいことを確認してください。 パスに誤りがある場合、クライアントは正しくないデータ・ストアのデータ使用量を検証する可能性があります。

EXCLUDE.VMDISK オプションを使用して 1 つ以上のディスクをバックアップから除外する場合、しきい値検査はそれらのディスクでも実行されます。 これらのディスクはバックアップされませんが、VMware はこれらのディスクのスナップショットを作成します。

独立ディスクは、これらのディスクのスナップショットが VMware データ・ ストアのスペースを使用しないため、スペース検証処理中に検査されません。

例 1

仮想マシン vm1 は、datastore1 および datastore2 にまたがっています。 仮想マシンがバックアップされる前に両方の VMware データ・ストアの使用率が多くても 90% であるようにするために、vmdatastorethreshold オプションを 90 に設定します。

オプション・ファイル:
vmdatastorethreshold 90
コマンド・ライン:
dsmc backup vm vm1 -vmdatastorethreshold=90

例 2

datastore2 のデータ・ストアしきい値が 85 に設定さ れています。 仮想マシン vm5 のバックアップ中にデータ・ストアのしきい値を超過しました。 エラー・メッセージは次の通りです:

ANS14200E The virtual machine 'vm5' could not be backed up because the 
data usage of datastore 'datastore2' exceeded the datastore threshold 
of 85%. 

vmdatastorethreshold オプションの値を 95 に増やし て、バックアップを再開します。

オプション・ファイル:
vmdatastorethreshold 95
コマンド・ライン:
dsmc backup vm vm5 -vmdatastorethreshold=95