subdir

subdir オプションは、指定したディレクトリーのサブディレクトリーを処理の対象に含めるかどうかを指定します。

subdir オプションは、次のコマンドで使用できます。

  • archive
  • delete archive
  • delete backup
  • Windows オペレーティング・システムLinux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムincremental
  • query archive
  • query backup
  • restore
  • restore backupset
  • restore group
  • retrieve
  • selective
特定のパスおよびファイルのバックアップ時に subdir オプションを yes に設定した場合には、バックアップ/アーカイブ・クライアントは、そのパスの下にあるすべてのサブディレクトリーを再帰的に検索し、そのサブディレクトリーの下に存在する指定されたファイルのすべてのインスタンスを検索します。 例えば、あるクライアントの次のディレクトリーに、 myfile.txt というファイルが存在するケースについて考えます:
//myfile.txt
/dir1/myfile.txt
/dir1/dir_a/myfile.txt
/dir1/dir_b/myfile.txt
次のようにそのファイルの選択バックアップを実行すると、 myfile.txt の 4 件のインスタンスのすべてのバックアップが取られます:
dsmc sel /myfile.txt -subdir=yes
同様に、クライアント・オプション・ファイルやクライアント・ オプション・セットに subdir=yes が指定されている場合に 次のコマンドを実行すると、myfile.txt のすべての インスタンスが表示されます。
dsmc restore /myfile.txt -pick

サポートされるクライアント

このオプションは、すべてのクライアントに有効です。 サーバーもこのオプションを定義することができます。 IBM® Storage Protect API は、このオプションをサポートしていません。

オプション・ファイル

Windows オペレーティング・システムこのオプションは、クライアント・オプション・ファイル (dsm.opt) に入れます。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムこのオプションは、クライアント・ユーザー・オプション・ファイル (dsm.opt) に入れます。

構文

構文図を読むビジュアル構文図をスキップSUbdirいいえはい

パラメーター

No
サブディレクトリーは処理されません。 これがデフォルトです。
はい
サブディレクトリーは処理されます。 クライアント・プログラムは処理しているディレクトリーのすべてのサブディレクトリーを検索するので、処理を完了するのに時間がかかります。 必要な場合にだけ Yes を指定します。

subdir=yesに加えて preservepath オプションを使用すると、どのサブディレクトリーが処理されるかに影響を与える可能性があります。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムサブディレクトリーがマウントされたファイル・システムである場合、 subdir=yesを指定しても処理されません。

注:
  1. -subdir=yes オプションを使用した状態でクライアントを対話モードで実行すると、 この設定は Quit を入力して対話モードを終了するまで、 対話モードで実行されるすべてのコマンドに対して有効になります。
  2. 複数のファイルをリストアするときに subdir=yes が有効になっている場合は、 宛先ファイルの指定の末尾にディレクトリー区切り文字を入れてください。 区切り文字を省略すると、クライアントは宛先ファイルの指定が 無効であることを示すメッセージを表示します。
  3. クライアント・オプション・ファイルやクライアント・オプション・ セットの subdir には、できるだけデフォルト値 (No) だけを 使用するようにしてください。

オプション・ファイル:
subdir no
コマンド・ライン:
Mac OS X オペレーティング・システム 構造をリストアするには:
/Users/mike/dir1
/Users/mike/dir1/file1
/Users/mike/dir1/dir2
/Users/mike/dir1/dir2/file1
その場合、次のコマンドを入力します。
dsmc rest "/Users/van/dir1/*" /Users/mike/ -su=yes
dsmc rest "/Users/van/dir1/file*" /Users/mike/ -su=yes
dsmc rest "/Users/van/dir1/file1*" /Users/mike/ -su=yes 
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム 構造を復元するには、以下のようにします。
/path2/dir1
/path2/dir1/file1
/path2/dir1/dir2
/path2/dir1/dir2/file1
その場合、次のコマンドを入力します。
dsmc rest "/path/dir1/*" /path2/ -su=yes
dsmc rest "/path/dir1/file*" /path2/ -su=yes
dsmc rest "/path/dir1/file1*" /path2/ -su=yes 
Windows オペレーティング・システム 構造をリストアするには:
\path2\dir1
\path2\dir1\file1
\path2\dir1\dir2
\path2\dir1\dir2\file1
その場合、次のコマンドを入力します。
rest \path\dir1\* \path2\ -su=yes
rest \path\dir1\file* \path2\ -su=yes
rest \path\dir1\file1* \path2\ -su=yes

このオプションは、初期コマンド・ラインおよび対話モードでのみ有効です。 このオプションを対話モードで使用した場合には、 このオプションが指定されたコマンドにのみ影響が及びます。 そのコマンドが完了すると、 値は対話式セッションの開始時の値に戻ります。 この値は、初期コマンド・ラインまたはサーバーが強制するオプションによって指定変更されない限り、dsm.opt ファイルの値です。