exclude オプション

exclude オプションを使用して、バックアップ、イメージ、またはアーカイブ・サービスからオブジェクトを除外します。

Windows オペレーティング・システム例えば、次のタイプの情報は、除外することをお勧めします。
  • すべての一時ファイル
  • ネットワーク・ファイルのローカル・キャッシュ
  • 他の方法を使用して容易に複製できる、コンパイルされたオブジェクト・コードを含むすべてのファイル。
  • オペレーティング・システム・ファイル
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム例えば、以下のタイプの情報を除外することができます。
  • すべての一時ファイル
  • ネットワーク・ファイルのローカル・キャッシュ
  • 他の方法を使用して容易に複製できる、コンパイルされたオブジェクト・コードを含むすべてのファイル。
  • オペレーティング・システム・ファイル

バックアップ時に特定のファイルを暗号化処理から除外することができます。

Windows オペレーティング・システムexclude ステートメントに汎用命名規則 (UNC) 名を指定することによって、リモートにアクセスされるファイルを除外することができます。

注:
  1. Windows オペレーティング・システム前に組み込まれていたファイルを除外すると、 既存のバックアップ・バージョンは、次の増分バックアップ時に非活動になります。
  2. Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム exclude.fsを除き、以前に組み込まれていたファイルを除外すると、既存のバックアップ・バージョンは次の増分バックアップ時に非活動状態になります。
  3. Windows オペレーティング・システム exclude ステートメントには、大/小文字の区別はありません。
  4. サーバーでは、inclexcl オプションを使用して exclude オプションを定義することができます。
  5. Windows オペレーティング・システム他の include/exclude ステートメントと同様に、 inclexcl オプションを使用して、ユニコードのファイル名を持つ exclude ステートメントを含むユニコード・フォーマットのファイルを指定することができます。

Windows オペレーティング・システムLinux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムリカバリー時にオペレーティング・システムを破壊する可能性があるシステム・ファイルまたはイメージを除外します。 また、 IBM® Storage Protect クライアント・ファイルを含むディレクトリーも除外します。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム /any/testというディレクトリー全体を除外するには、次のように入力します。

Windows オペレーティング・システム any\testというディレクトリー全体を除外するには、次のように入力します。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム
  exclude.dir /any/test
Windows オペレーティング・システム
  exclude.dir c:\any\test

Windows オペレーティング・システム any ディレクトリーの下の test で始まるサブディレクトリーを除外するには、以下を入力します。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム /any ディレクトリーの下の test で始まるサブディレクトリーを除外するには、次のように入力します。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム
  exclude.dir /any/test*
Windows オペレーティング・システム
  exclude.dir c:\any\test*
Windows オペレーティング・システム注: exclude.dir codeのようにドライブ名を使用せずに exclude ステートメントを定義すると、すべてのドライブ上の code ディレクトリーが処理から除外されます。
Windows オペレーティング・システムLinux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム

サポートされるクライアント

このオプションは、すべてのクライアントに有効です。

オプション・ファイル

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムこのオプションは、サーバー・スタンザ内のクライアント・システム・オプション・ファイル (dsm.sys) に入れます。 これらのオプションは、プリファレンス・エディターの「include-exclude オプションの定義」セクションの「包含/除外」タブで設定できます。

Windows オペレーティング・システムこれらのオプションは、クライアント・オプション・ファイル (dsm.opt) に入れます。 これらのオプションは、プリファレンス・エディターの「include-exclude オプションの定義」セクションの「包含/除外」タブで設定できます。

構文

構文図を読むビジュアル構文図をスキップオプション パターン
Windows オペレーティング・システムexclude、 exclude.backup、 exclude.file、 exclude.file.backup
Windows オペレーティング・システムこれらのオプションは、 ファイルまたはファイルのグループをバックアップ・サービスから 除外するために使用します。
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムexclude、 exclude.backup、 exclude.file、 exclude.file.backup
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムバックアップ・サービスおよびスペース管理サービスからファイルまたはファイル・グループを除外するには、これらのオプションを使用します (HSM クライアントがインストールされている場合)。 exclude.backup オプションでは、 ファイルは通常バックアップから除外されるだけで、HSM からは除外されません。
exclude.archive
パターンに一致するファイルまたはファイルのグループをアーカイブ・サービスのみ から除外します。
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムexclude.attribute.symlink
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムシンボリックリンクまたはエイリアス(エイリアスは Mac OS X に適用されます)であるファイルまたはファイルグループをバックアップ処理から除外します。
Mac OS X オペレーティング・システム注: Mac OS X エイリアスは除く。
exclude.compression
compression オプションが yes に設定されている場合に、 ファイルを圧縮処理の対象から除外します。 このオプションは、バックアップおよびアーカイブに適用されます。
Windows オペレーティング・システムLinux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムexclude.dedup
Windows オペレーティング・システムLinux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムクライアント・サイドのデータ重複排除からファイルを除外します。 クライアント・サイドのデータ重複排除を制御するには、exclude.dedup オプションの値として ieobjtype を指定します。
有効な ieobjtype パラメーターは次のとおりです。
  • ファイル
  • Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムイメージ
  • Windows オペレーティング・システムSYSTEMState
  • Windows オペレーティング・システムAsr

デフォルトは File です。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムexclude.dir
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムディレクトリー、そのファイル、およびそのすべてのサブディレクトリーとそのファイルをバックアップ処理から除外します。 例えば、ステートメント exclude.dir /test/dan/data1 は、/test/dan/data1 ディレクトリーとその中のファイル、およびそのすべてのサブディレクトリーとその中のファイルを除外します。

前に組み込まれていたディレクトリーを除外すると、サーバーは次の増分バックアップ時に、その下にあるファイルとディレクトリーの既存のバックアップ・バージョンを有効期限切れにします。 このオプションは、バックアップの基礎となるファイルがないデータの部分を除外するために使用します。

注: 除外ディレクトリー内の個々のファイルの選択バックアップまたは部分増分バックアップを実行しないようにしてください。 次回に増分バックアップを実行すると、この方法でバックアップされたファイルは有効期限切れになります。
Windows オペレーティング・システムexclude.dir
Windows オペレーティング・システムディレクトリー、そのファイル、およびそのすべてのサブディレクトリーとそのファイルをバックアップ処理から除外します。 例えば、ステートメント exclude.dir c:\test\dan\data1 は、 c:\test\dan\data1 ディレクトリー、そのファイル、およびそのすべてのサブディレクトリーとそのファイルを除外します。

前に組み込まれていたディレクトリーを除外すると、サーバーは次の増分バックアップ時に、その下にあるファイルとディレクトリーの既存のバックアップ・バージョンを有効期限切れにします。 このオプションは、バックアップの基礎となるファイルがないデータの部分を除外するために使用します。

注: 除外ディレクトリー内の個々のファイルの選択バックアップまたは部分増分バックアップを実行しないようにしてください。 次回に増分バックアップを実行すると、この方法でバックアップされたファイルは有効期限切れになります。
注: exclude.dir codeなどのドライブ名を使用せずに exclude ステートメントを定義すると、すべてのドライブ上の code ディレクトリーが処理から除外されます。
exclude.encrypt
指定されたファイルを暗号化処理から除外します。 このオプションは、ファイルがバックアップまたはアーカイブ処理から除外されているかどうかには影響せず、ファイルが暗号化処理から除外されているかどうかだけに影響します。
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムexclude.fs
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム指定されたパターンに一致するファイル・システムを、バックアップ、増分イメージ・バックアップ、およびアーカイブ操作から除外します。 除外されたファイル・システム内のファイルが以前にバックアップされたことがある場合は、管理クラスが再バインドされたり、削除されたファイルが期限切れになったりすることはありません。 ただし、既存のバックアップ・バージョンは、関連する管理クラスの設定に従ってサーバー上に残ります。 除外されたファイル・システムから以前にアーカイブされたファイルは、アーカイブ・コピーとしてサーバー上に残ります。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム exclude.fs オプションは、除外されたファイル・システムのサブディレクトリーである仮想マウント・ポイントのバックアップまたはアーカイブを妨げません。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システム exclude.image は、フルイメージ・バックアップ操作からファイル・システムを除外するために使用します。

Oracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムexclude.fs.nas
Oracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システム backup nas コマンドで使用すると、NAS ファイル・サーバー上のファイル・システムをイメージ・バックアップから除外します。 NAS ノード名は、ファイル・システム名の前に付ける必要があります (例: netappsj1/vol/vol1)。 すべての NAS ノードにこの除外を適用するには、NAS ノード名をワイルドカードと置き換えます。 例: */vol/vol1backup nas コマンドは、 exclude.fs および exclude.dir ステートメントを含む、他のすべての除外ステートメントを無視します。 このオプションは、 AIX® および Solaris のクライアントにのみ適用されます。
Windows オペレーティング・システムexclude.fs.nas
Windows オペレーティング・システム backup nas コマンドで使用する場合、NAS ファイル・サーバー上のファイル・システムをイメージ・バックアップから除外します。 NAS ノード名は、ファイル・システム名の前に付ける必要があります (例: netappsj1/vol/vol1)。 すべての NAS ノードにこの除外を適用するには、NAS ノード名をワイルドカードと置き換えます。 例: */vol/vol1backup nas コマンドは、 exclude.dir ステートメントを含む他のすべての除外ステートメントを無視します。 このオプションは、すべての Windows クライアントに有効です。
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムexclude.image
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システム 指定されたパターンに一致するマウント済みファイル・システムおよびロー論理ボリュームをフルイメージ・バックアップ操作から除外します。 このオプションは、 AIX、すべての Linux® クライアント、および Solaris でのみ有効です。 増分イメージ・バックアップ操作からファイル・システムを除外するには、 exclude.fs を使用します。
制限: このオプションは Mac OS X には適用されません。
Windows オペレーティング・システム
表 1. システム・サービス・コンポーネントおよび対応するキーワード
コンポーネント キーワード
バックグラウンド・インテリジェント転送サービス BITS
イベント・ログ EVENTLOG
リムーバブル記憶域の管理 RSM
クラスター・データベース CLUSTERDB
リモート記憶域サービス RSS
ターミナル・サービス・ライセンス TLS
Windows Management Instrumentation WMI
インターネット・インフォメーション・サービス (IIS) メタベース IIS
DHCP データベース DHCP
Wins データベース WINSDB

パラメーター

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システムパターン
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム除外するファイルまたはファイルのグループを指定します。
注: NAS ファイル・システムの場合: exclude ステートメントが適用されるファイル・サーバーを指定するには、ファイル指定に NAS ノード名の接頭部を付ける必要があります。 NAS ノード名を指定しないと、 識別されたファイル・システムは、 クライアント・システム・オプション・ファイル (dsm.sys) または コマンド・ラインで指定された NAS ノード名を参照します。

パターンが単一引用符や二重引用符で始まる場合、または埋め込まれたブランクや等号がある場合は、値を単一引用符 (') または二重引用符 (") で囲まなければなりません。 始まりと終わりの引用符は同じタイプの引用符でなければなりません。

Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システム exclude.image オプションの場合、パターンは、マウントされたファイル・システムまたはロー論理ボリュームの名前です。

Windows オペレーティング・システムパターン
Windows オペレーティング・システム除外したいファイルまたはファイルのグループを指定します。
注: NAS ファイル・システムの場合: exclude ステートメントが適用されるファイル・サーバーを指定するには、ファイル指定に NAS ノード名の接頭部を付ける必要があります。 NAS ノード名を指定しないと、 識別されたファイル・システムは、 クライアント・オプション・ファイル (dsm.opt) または コマンド・ラインで指定された NAS ノード名を参照します。

パターンが単一引用符や二重引用符で始まる場合、または埋め込まれたブランクや等号がある場合は、値を単一引用符 (') または二重引用符 (") で囲まなければなりません。 始まりと終わりの引用符は同じタイプの引用符でなければなりません。

  • exclude.image オプションの場合、 パターンはファイル・システムまたはロー論理ボリュームの名前です。

オプション・ファイル:
Linux オペレーティング・システムOracle Solaris オペレーティング・システムAIX オペレーティング・システムMac OS X オペレーティング・システム
exclude /unix/
exclude /.../core
exclude /home/jones/proj1/*
exclude.archive /.../core
exclude.backup /home/jones/proj1/devplan/
exclude.dir /home/jones/tmp
exclude.backup /users/home1/file1
exclude.image /usr/*/*
exclude.encrypt /users/home2/file1
exclude.compression /home/gordon/proj1/*
exclude.fs.nas netappsj/vol/vol0
exclude.attribute.symlink /.../*
exclude.dedup /Users/Administrator/Documents/Important/.../*
Windows オペレーティング・システム
exclude ?:\...\swapper.dat 
exclude "*:\ea data. sf" 
exclude ?:\io.sys 
exclude ?:\...\spart.par 
exclude c:\*\budget.fin 
exclude c:\devel\* 
exclude.dir c:\home\jodda 
exclude.archive c:\home\*.obj
exclude.encrypt c:\system32\mydocs\*
exclude.compression c:\test\file.txt

exclude.fs.nas  netappsj/vol/vol0
exclude.dedup c:\Users\Administrator\Documents\Important\...\*
exclude.dedup e:\*\* ieobjtype=image
exclude.dedup ALL ieobjtype=systemstate
exclude.dedup ALL ieobjtype=ASR
コマンド・ライン:
適用しません。