サーバー・インストールへのベスト・プラクティスの適用
通常、ハードウェアの構成および選択は、IBM Storage Protect ソリューションのパフォーマンスに最も重要な影響を与えるものです。 パフォーマンスに影響を与えるその他の要因としては、オペレーティング・システムの選択と構成、および IBM Storage Protectの構成があります。
手順
- 以下のベスト・プラクティスは、最適なパフォーマンスと問題の防止のために最も重要なものです。
- ご使用の環境に適用されるベスト・プラクティスを判別するには、以下の表を参照してください。
ベスト・プラクティス 詳細情報 サーバー・データベースには高速のディスクを使用します。 ファイバー・チャネルまたは SAS インターフェースを備えたエンタープライズ・レベルのソリッド・ステート・ディスク (SSD) は、最高のパフォーマンスを提供します。 データベースには高速で待ち時間が短いディスクを使用します。 データ重複排除とデータ複製を使用する場合は、SSD を使用することが不可欠です。 Serial Advanced Technology Attachment (SATA) および Parallel Advanced Technology Attachment (PATA) ディスクは使用しないでください。 詳細およびヒントについては、以下のトピックを参照してください。 サーバー・データベース・ディスクの計画
正しいタイプのストレージ・テクノロジーの計画
サーバー・システムに十分なメモリーがあることを確認してください。 オペレーティング・システムの要件については、 技術情報 84861を参照してください。 作業負荷が大きくなると、最小要件より多くのリソースが必要になります。 データ重複排除やデータ複製などの拡張機能では、システム要件に指定されている最小メモリーを超える必要があります。 複数のインスタンスを実行する予定の場合、各インスタンスごとに、1 つのサーバー用にリストされているメモリーが必要です。 1 つのサーバーで必要なメモリーに、システムで計画しているインスタンスの数を乗算します。
サーバー・データベース、活動ログ、アーカイブ・ログ、およびディスク・ストレージ・プールを相互に分離して配置します。 すべての IBM Storage Protect ストレージ・リソースを別々のディスクに保持します。 ストレージ・プール・ディスクを、サーバー・データベースおよびログのディスクから分離して保持します。 ストレージ・プールとデータベースの両方が同じディスク上にあると、ストレージ・プール操作がデータベース操作を妨害する可能性があります。 理想的には、サーバー・データベースとログも相互に分離してください。 詳細およびヒントについては、以下のトピックを参照してください。 サーバー・データベース・ディスクの計画
サーバー・リカバリー・ログ・ディスクの計画
DISK 装置クラスまたは FILE 装置クラスのストレージ・プールの計画
サーバー・データベースには、少なくとも 4 つのディレクトリーを使用します。 大規模なサーバーや拡張機能を使用するサーバーの場合は、8 つのディレクトリーを使用します。 各ディレクトリーを他の LUN および他のアプリケーションから分離された LUN 上に配置します。 サーバーは、そのデータベースが 2 TB より大きいか、そのサイズに達することが予想される場合には、大きいと見なされます。 そのようなサーバーでは、8 つのディレクトリーを使用します。
「サーバー・データベース・ディスクの計画」
を参照してください。データ重複排除、ノード複製、あるいはその両方を使用している場合は、データベース設定およびその他の項目に関するガイドラインに従ってください。 これらの機能が使用されている場合に、サーバーがどの程度の処理能力で稼働できるかという点で非常に重要であるため、サーバー・データベースは指針に従って構成してください。 詳細およびヒントについては、以下のトピックを参照してください。 FILE タイプのデバイス・クラスを使用するストレージ・プールの場合、ストレージ・プール・ボリュームのサイズに関する指針に従ってください。 通常、 50 GB ボリュームが最適です。 ボリューム・サイズの決定に役立てるために、「 ディスクを使用するストレージ・プールのボリュームの最適な数とサイズ 」の情報を確認してください。
キャパシティー要件だけではなく、スループット要件にも基づいて、ストレージ・プール装置およびファイル・システムを構成します。
IBM Storage Protect によって使用されるストレージ・デバイスを、高い入出力を持つ他のアプリケーションから分離し、そのストレージに対して十分なスループットがあることを確認します。
詳しくは、 DISK または FILE のストレージ・プールのチェックリストを参照してください。
IBM Storage Protect クライアント操作およびサーバー保守アクティビティーをスケジュールして、操作のオーバーラップを回避または最小化します。 詳細については、以下のトピックを参照してください。 継続的に操作をモニターします。 モニタリングを行うことで、問題を早期に発見することができ、原因の特定も容易になります。 最大 1 年間モニタリング・レポートの記録を保持することで、増大の傾向を把握し、増大に備えて計画することができます。 パフォーマンスのための環境のモニターおよび保守を参照してください。