DEFINE LIBRARY (349X ライブラリーの定義)
この構文は、349X ライブラリーを定義する場合に使用します。
特権クラス
このコマンドを発行するには、システム特権または無制限ストレージ特権が必要です。
構文
パラメーター
- library_name (必須)
- 定義するライブラリーの名前を指定します。 この名前の最大長は 30 文字です。
- LIBType=349X (必須)

ライブラリが IBM 3494 または 3495 テープ・ライブラリー・データサーバーであることを指定する。
ライブラリーが、3494 テープ・ライブラリー・データ・サーバーをエミュレートする IBM 3494 テープ・ライブラリー・データ・サーバーまたは IBM Tape System Library Manager であることを指定します。制約事項: IBM 3494 ライブラリーは、一度に 1 つの固有の装置タイプのみをサポートします。- SHAREd
- このライブラリー
が Storage Area Network (SAN) 内で他のサーバーと共有されるかどうかを指定します。 ライブラリー・マネージャーに対してこのライブラリーを定義する場合には、このパラメーターは必須です。
- YES
- このライブラリーを他のサーバーと共有できることを指定します。 YES を指定すると、ライブラリー・マネージャー・サーバーは他のサーバーによって要求されたボリュームをマウントして、他のサーバーへのドライブおよびボリューム割り振りをトラッキングします。
- NO
- このライブラリーは他のサーバーと共有できないことを指定します。 SHARED=NO は、ライブラリーが NAS ファイル・サーバーを介してコマンドを渡すことによって制御される場合に必要です。
- AUTOLabel
- サーバーがテープ・ボリュームへの自動的なラベル付けを試みるかどうかを指定します。 このパラメーターはオプションです。 デフォルトは YES です。
このオプションを使用するには、 CHECKIN LIBVOLUME コマンドで CHECKLABEL=BARCODE を指定してテープをチェックインする必要があります。
制約事項: Network Attached Storage (NAS) 装置に接続されたドライブを持つライブラリーを定義する場合、 LABEL LIBVOLUME コマンドを使用して、このライブラリーのボリュームにラベルを付ける必要があります。- No
- サーバーがボリュームへのラベル付けを試みないことを指定します。
- Yes
- サーバーが、ラベルの付いていないボリュームにのみラベルを付けるように指定します。
- OVERWRITE
- サーバーが既存のラベルの上書きを試みることを指定します。 既存のラベルとバーコード・ラベルの両方が まだどのサーバー・ストレージ・プールにもボリューム・ヒストリー・リストにも定義されていない場合にだけ、 サーバーが既存のラベルを上書きします。
- SCRATCHCATegory
- ライブラリー内のスクラッチ・ボリュームに使用するカテゴリー番号を指定します。 このパラメーターはオプションです。 デフォルト値は301である(3494では16進数値を使用するため、 X'12D' になる)。 IBM 3494では16進数を使用するため、 となる)。 1 から 65279 の数値を指定することができます。 この数値は固有のものでなければなりません。 他のアプリケーションまたは定義済みライブラリーと共有させることはできず、そのライブラリーにある 他のカテゴリー番号とは異なる数値にする必要があります。
- PRIVATECATegory
- 名前ごとにマウントする必要がある専用ボリュームのカテゴリー番号を 指定します。 このパラメーターはオプションです。 X'12C' デフォルト値は300である。 IBM 3494 では 16 進値を使用するため、この値は になる)。 1 から 65279 の数値を指定することができます。 この数値は固有のものでなければなりません。 他のアプリケーションまたは定義済みライブラリーと共有させることはできず、そのライブラリーにある 他のカテゴリー番号とは異なる数値にする必要があります。
- WORMSCRatchcategory
- ライブラリー内の WORM スクラッチ・ボリュームに使用するカテゴリー番号を指定します。 WORM ボリュームを使用する場合、このパラメーターは必須です。 1 から 65279 の数値を指定することができます。 この数値は固有のものでなければなりません。 他のアプリケーションまたは定義済みライブラリーと共有させることはできず、そのライブラリーにある
他のカテゴリー番号とは異なる数値にする必要があります。 このパラメーターは、3592 WORM ボリュームが使用されている場合にのみ有効です。制約事項: WORMSCRATCHCATEGORY が定義されておらず、装置クラスの WORM パラメーターが YES に設定されている場合、マウント操作はエラー・メッセージを出して失敗します。
- RESETDrives
- サーバーが再始動されたとき、あるいはライブラリー・クライアントまたはストレージ・エージェントの再接続が確立されたときに、サーバーが永続予約によるドライブ予約を優先使用するかどうかを指定します。 例えば、ストレージ・エージェントが使用不可になってもまだドライブへのパスを保持している場合に、永続予約によってサーバーはストレージ・エージェントの予約を中断し、ドライブにアクセスできます。

永続予約がサポートされていない場合、サーバーはターゲット装置へのパスのリセットを完了します。
永続予約がサポートされていない場合、サーバーはターゲット装置へのパスをリセットできません。永続予約のサポートには、次の制限があります。- IBM Storage Protect デバイス・ドライバーを使用している場合、永続予約は一部の磁気テープ装置でのみサポートされます。 詳細は、技術情報 1470319 を参照してください。
- IBM® デバイス・ドライバを使用している場合、永続的リザーブはデバイス・ドライバ・レベルで有効にする必要があります。 ドライバー構成については、「 IBM Tape Device Drivers Installation and User 's Guide 」を参照してください。
- サポートされるドライブをエミュレートする仮想テープ・ライブラリーを使用している場合、永続予約はサポートされない可能性があります。
以下の表は、NAS デバイスに接続されたドライブで可能な 3 つの構成について説明しています。
表 1. NAS デバイスに接続されたドライブの構成 ライブラリー・デバイスの構成 永続予約の動作 ライブラリー装置は IBM Storage Protect サーバーに接続され、磁気テープ・ドライブはサーバーと NAS 装置によって共有される。 NAS デバイスが永続予約をサポートしており、永続予約が有効にされている場合に、ドライブ予約の優先使用がサポートされます。 永続予約の設定について詳しくは、ご使用の NAS デバイスの資料を参照してください。 ライブラリー装置は IBM Storage Protect サーバーに接続され、磁気テープ・ドライブは NAS 装置からのみアクセスされる。 ドライブ予約の優先使用はサポートされません。 これらのドライブに対して NAS デバイス上で永続予約を有効にして、NAS デバイスにより予 約を設定されたがクリアされていない場合、別の 方法を使用して予約をクリアする必要があります。 

- Yes
- 永続予約またはターゲット・リセットによるドライブ優先使用を使用することを指定します。 YES は、SHARED=YES で定義されているライブラリーのデフォルトです。
- No
- 永続予約またはターゲット・リセットによるドライブ優先使用を使用しないことを指定します。 NO は、SHARED=NO で定義されているライブラリーのデフォルトです。 SHARED=NOの場合、クラスター環境ではRESETDRIVES パラメーターをYESに設定しなければなりません。

- Yes
- 永続予約によるドライブ優先使用を使用することを指定します。 YES は、SHARED=YES で定義されているライブラリーのデフォルトです。
- No
- 永続予約によるドライブ優先使用を使用しないことを指定します。 NO は、SHARED=NO で定義されているライブラリーのデフォルトです。
注: ドライブ予約を持つシステムが永続予約を使用するように構成されていない場合、ライブラリー・マネージャーはドライブ予約を中断できません。
例: 3494 ライブラリーの定義
my3494 という名前のライブラリー (スクラッチ・カテゴリー番号 550、
専用カテゴリー番号 600、および WORM スクラッチ・カテゴリー番号 400) を定義します。define library my3494 libtype=349x scratchcategory=550
privatecategory=600 wormscratchcategory=400