System Automation for Multiplatforms を使用した 2 ノード IBM Storage Protect クラスターの概要

障害時のサーバーおよびデータベースの可用性を高めるには、 System Automation for Multiplatforms クラスターを使用します。 System Automation for Multiplatforms フェイルオーバー機能を使用することによって、データベースなどのサーバー・コンポーネントは、障害から自動的にリカバリーすることができます。

IBM Storage Protect サーバーおよび IBM Db2 データベースは、この 2 ノード・クラスターの基礎となるサーバー・コンポーネントです。 サーバーがコア・コンポーネントです。 クライアントとサーバーのアクティビティーを担当します。 Db2 データベースは、サーバーの一部としてインストールされる内部コンポーネントです。

サーバーは、始動やシャットダウンなどのすべてのデータベース・アクティビティーを制御します。 サーバーはサーバーまたはデータベース・コンポーネントの障害を検出すると、データベースの再始動を試みます。 再始動が失敗すると、サーバーとデータベースは 1 次ノード上で自動的にシャットダウンされ、System Automation for Multiplatforms は自動的に 2 次ノード上でこれらのコンポーネントを始動します。 IBM Storage Protect 機能は即時にリストアされるため、サーバーとデータベースの可用性が高くなります。
図1: フェイルオーバー機能。 1 次ノードでサーバーとデータベース・コンポーネントに障害が発生し、 System Automation for Multiplatforms は、2 次ノードでこれらのコンポーネントを開始します。
この図は、1 次ノードで障害が発生したサーバー・コンポーネントとデータベース・コンポーネントを示しています。 次に、System Automation for Multiplatforms は 2 次ノード上のコンポーネントを開始します。
サーバーとデータベースには、ストレージに使用される以下のログ・ディレクトリーが含まれます。
  • IBM Storage Protect インスタンス・ディレクトリー
  • 活動ログ・ディレクトリー
  • アーカイブ・ログ・ディレクトリー
  • データベース・ディレクトリー
この System Automation for Multiplatforms クラスター内の 2 つのノードは、データを保護する高可用性共有ストレージにアクセスするように構成されています。 例えば、2 ノード構成のトポロジーには 1 次ノードと 2 次ノードが含まれます。 これらのノードは、別々の物理システム上にありますが、共有ストレージ・アレイを使用して同じデータにアクセスできます。
図2: 別々のノードにある複数の IBM Storage Protect サーバー・インスタンス。 これらのサーバー・インスタンスは別々の物理システム上にあります。 これらのインスタンスは、可用性の高い共有ストレージにアクセスできます。
この図は、別々の物理システム上にある複数の IBM Storage Protect サーバー・インスタンスを示しています。 これらのインスタンスは、可用性の高い共有ストレージにアクセスできます。