Windows オペレーティング・システム

ファイル指定における不明確なファイル・スペース名

あるファイル・スペース名と別のファイル・スペース名の始まりが同じであるようなファイル・スペースが 2 つ以上ある場合、ファイル指定の一部にファイル・スペース名が必要なリストア、リトリーブ、照会、または他の操作を試行する際に不明確さが生じます。

例えば、以下のファイル・スペースとそれらに含まれるバックアップ・コピーを考えてみてください。
ファイル・スペース名 ファイル名
¥¥storman¥home amr\project1.doc
¥¥storman¥home¥amr project2.doc

最初のファイル・スペースの名前 \\storman\homeは、2 番目のファイル・スペースの名前 \\storman\home\amrの先頭と一致することに注意してください。 バックアップ/アーカイブ・コマンド・ライン・クライアント・インターフェースを使用して、これらのファイル・スペースのいずれかからファイルをリストアまたは照会する場合、デフォルトでは、クライアントはファイル指定の中で最も長いファイル・スペース名 \\storman\home\amrと一致します。 短い名前 \\storman\homeを持つファイル・スペース内のファイルを処理するには、ファイル指定のファイル・スペース名部分を中括弧で囲みます。

すなわち、次の query コマンドにより project2.doc は検出されますが、project1.doc は検出されません。

dsmc query backup "\\storman\home\amr\*"

これは、2 つのファイル・スペース名のうち長い方が \\storman\home\amr であり、そのファイル・スペースに project2.docのバックアップが含まれているためです。

project1.doc を検出するには、ファイル・スペース名を中括弧で囲みます。 次のコマンドにより project1.doc は検出されますが、project2.doc は検出されません。

dsmc query backup "{\\storman\home}\amr\*"

同様に、以下のコマンドは project1.doc をリストアしますが、 project2.docはリストアしません。 dsmc restore {\\storman\home}\amr\project1.doc