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JournaledFileSystemSettings スタンザ

このスタンザの設定値は、指定変更スタンザで個々のファイル・システムに合わせて指定変更されない限り、指定された各ジャーナル済みファイル・システムに適用されます。

JournalFileSystems.Extended スタンザに指定するファイル・システムは、それ以前に JournaledFileSystemSettings スタンザに指定したジャーナル・ファイル・システムのリストに指定されているすべてのファイル・システムを指定変更します。 JournaledFileSystemsSettings スタンザに指定したその他のオプションは保存されます。

JournaledFileSystemSettings スタンザの構文は以下のとおりです。
JournaledFileSystemSettings スタンザの構文:
[JournaledFileSystemSettings]
スタンザ設定値の構文:
JournaledFileSystemSetting =値
次のJournaledFileSystemSettings 値を指定できます。
JournaledFileSystems
ジャーナルするファイル・システムのスペース区切りリストを指定します。 完全なファイル・システム仕様および Windows junction がサポートされています。 デフォルト値はありません。 実行するジャーナル・デーモンに対して、少なくとも 1 つは ジャーナル・ファイル・システムを指定する必要があります。 ジャーナル・ファイル・システムは、デーモンを再始動しなくても オンラインで追加や除去が可能です。 例えば次のとおりです。
  JournaledFileSystems=/home /other
重要: ジャーナルは、厳密に一致するストリングに基づいてオブジェクト名を選択します。 したがって、ジャーナルするファイル・システムを選択する際には、ユーザーは注意を払う必要があります。 例えば、ファイル・システム /jbb があり、/jbb/mnt1 という別のファイルがあるとします。 ジャーナルに /jbb のみをモニターするように要求すると、/jbb/mnt1 に対する変更もすべてこのストリングと一致し、データベースに入力されてしまいます。 しかし、クライアントでバックアップを行うと、クライアントはファイル・システムに基づいて名前を解析し、ジャーナルがこのファイル・システムをモニターしていないことに気付き、ジャーナルに対して、/jbb/mnt1 ファイルをデータベースから除去するように指示します。 これに対する解決策は、両方ともモニターするか、または JournalExcludeList を使用することです。 仮想マウント・ポイント・オプションでも同じことが該当します。 このリストと整合することが求められます。 例えば、dsm.sys オプション・ファイルに仮想マウント・ポイントとして /home/student1 を指定した場合に、/home をジャーナルするには、JournaledFileSystems=/home /home/student1 と指定する必要があります。 この場合、2 つの別個のデータベースが作成されます。
JournalDbSize
ジャーナル・データベースを拡大できる最大サイズを指定します。 ジャーナル・データベースのサイズは、バイトで表されます。 値がゼロ (0) の場合は、データベース・サイズを制限するのは、ジャーナル・データベースが入るファイル・システムの容量のみ であることを示します。 デフォルトは 0 (無限) です。 例えば次のとおりです。
  JournalDBSize=0x10000000
バッファサイズを通知するDirNotifyBufferSize
ジャーナル・ファイル・システムの変更通知バッファー・サイズを指定します。 ジャーナル・ファイル・システムで大量の変更アクティビティーが行われている場合、このサイズを増やさなければならないことがあります。 デフォルトは、ファイルの場合は 0x00020000 (128 k)、ディレクトリーの場合は 0x00010000 (64 k) です。
  NotifyBufferSize=0x00200000
PreserveDbOnExit の設定
この設定により、ジャーナルは、ジャーナル・ファイル・システムがいったんオフラインになり、その後オンラインに戻ったときに 有効な状態に保つことができます。 これは、システムのリブートおよびリソースの移動時に、ジャーナルを保持するのに役立ちます。

この設定により、ジャーナル・ベースのバックアップは、フル増分バックアップを行わないで、デーモンが再始動された (あるいはファイル・システムがオンラインに戻った) ときに処理を続行することができます。

注: ジャーナル・デーモンが実行されていない (またはファイル・システムがオフラインである) 間に行われた変更アクティビティーは、ジャーナルに記録されません。

値 1 は、ジャーナル・ファイル・システムが オフラインの場合は、ジャーナル・ファイル・システムのジャーナル・データベースが削除されないことを指定します。 そのデータベースは、ジャーナル・ファイル・システムが オンラインに戻ったときも有効です。 この値は、ジャーナル・ファイル・システムがオフラインの間に起こる 任意のファイル・システムの変更アクティビティーがジャーナル・データベースに反映されないので、使用には注意が必要です。 デフォルト 0 の場合、ジャーナル済みファイル・システムのジャーナル・データベースは削除されます。

注意: ジャーナルが保存されるのは、ジャーナルされたファイル・システムが正常にオフラインになるか、リソースが利用できなくなったときにオフラインになり、 deferFsMonStart 設定を指定した場合のみです。 通知バッファーのオーバーランなどのエラーによりファイル・システムがオフラインになった場合、ジャーナルは保存されません。
注: PreserveDBonExit を設定するのは、ジャーナル・サービスのシャットダウンが確実に制御できる場合に限ります。 「制御シャットダウン」の 適用範囲には、システムをリブートするためのジャーナル・サービスの停止、クラスター・リソースのフェイルオーバー、 またはクラスター・リソースの移動が含まれます。 シャットダウンが制御されていないと、ジャーナル・データベースは破損する場合があります。 したがって、ジャーナル・サービスが制御された方法でシャットダウンされなかった場合、またはジャーナル・データベースが制御されていない方法でオフラインになった場合は、以下のステップを実行してください。
  1. ジャーナル・サービス (稼働している場合) を停止します。
  2. 破損したジャーナル・データベースを削除します。
  3. ジャーナル・サービスを再始動します。
  4. 増分バックアップを実行します。
出口ルーチンでジャーナル・データベースを削除しない例は、以下のとおりです。
preserveDBOnExit=1
deferFSMonStart の設定
この設定では、次の場合にファイル・システムのモニター開始の試行が据え置かれます。
  • 指定したジャーナル・ファイル・システムが無効か、使用可能ではない場合
  • 指定したジャーナル・ファイル・システムのジャーナル・ディレクトリーがアクセスできないか、作成できない場合

リソースは、deferRetryInterval 設定を使用して指定した間隔で検査されます。

値 1 は、設定がオンであることを示します。 値 0 は、設定がオフであることを示します。 デフォルトはオフ (0 にセット) です。

deferRetryInterval の設定
この設定値では秒数を設定して、その値は、deferRetryInterval 設定を使用可能としている遅延対象のファイル・システムが使用可能かどうかをチェックされて、オンラインになる秒数値を指定します。 デフォルト値は 5 秒です。
logFSErrors の設定
値を 1 に設定すると、ジャーナル・ファイル・システムまたはジャーナル・ディレクトリーへのアクセス時に検出されたすべてのエラーをログに記録する必要があることを示します。 値をゼロに設定すると、据え置きファイル・システムおよびジャーナル・ディレクトリーの検査中に検出されたエラーの記録が抑止されることを示します。 これは通常 deferFSMonStart 設定と併用するFile System Unavailableジャーナル・ファイル・システムをオンラインにするときにログに書き込まれるメッセージが据え置かれます。 デフォルト値は 1 (すべてのエラーを記録) です。