QUERY NODEDATA (ボリュームのクライアント・データの照会)
このコマンドを使用して、順次アクセス・ストレージ・プール内の 1 つ以上のノードのデータに関する情報を表示します。 QUERY NODEDATA コマンドの出力により、ノードのデータが書き込まれるボリュームの名前と、そのボリュームにあるデータが占有しているスペースの量が表示されます。 連結されたストレージ・プールへのノードのグループ化を決定する際に この情報が役立ちます。
特権クラス
すべての管理者がこのコマンドを発行できます。
制約事項: このコマンドを使用して、コンテナー・ストレージ・プールの情報を表示することはできません。
構文
パラメーター
- ノード名
- データを探すクライアント・ノードの名前を指定します。 1 つ以上の名前を指定できます。 複数の名前を指定する場合は、名前はコンマで区切り、間にスペースを使用しません。 ワイルドカード文字を使用して、複数の名前を指定することもできます。 ノード名またはコロケーション・グループ名のいずれかを指定する必要があります。両方の名前は指定できません。
- COLLOCGroup
- データを探すコロケーション・グループの名前を指定します。 ノード名またはコロケーション・グループ名のいずれかを指定する必要があります。両方の名前は指定できません。重要: コロケーション・グループに関する照会を完了するために必要なスペースの量が SQL バッファー制限を超えると、 QUERY NODEDATA コマンドは失敗する可能性があります。 この理由でコマンドが失敗した場合は、 QUERY COLLOCGROUP コマンドを発行して、グループ内のノードのリストを表示します。 その後、グループ内のノードごとに QUERY NODEDATA コマンドを発行します。
- STGpool
- 照会する順次ストレージ・プールの名前を指定します。 このパラメーターはオプションです。 この名前を指定するのに、ワイルドカード文字を使用できます。 ワイルドカードがディスク・ストレージ・プールの名前と一致する場合は、ディスク・ストレージ・プールの名前は無視されます。 このパラメーターに値を指定しない場合には、すべての順次アクセス・ストレージ・プールが照会 されます。
- VOLume
- データを含むボリュームを指定します。 このパラメーターはオプションです。 ワイルドカード文字を使用して、複数の名前を指定することができます。 このパラメーターに値を指定しなければ、照会先ストレージ・プールのすべてのボリュームが照会されます。
- FIlespace
- 照会対象のクライアント・ノードのファイル・スペース名を指定します。 このパラメーターはオプションであり、ノード名がコマンドで指定されている場合のみ指定できます。 特定のクライアント・ノードの 1 つ以上のファイル・スペース名を指定できます。 複数のファイル・スペース名前を指定する場合は、名前をコンマで区切り、間にはスペースを入れないでください。 ワイルドカード文字を使用して、複数のファイル・スペース名を指定することもできます。
- NAMEType
- 入力するファイル・スペース名をサーバーにどのように解釈させるかを指定します。 サーバーが、ユニコードをサポートするクライアントと通信する場合は、このパラメーターを指定します。 ユニコードをサポートするバックアップ・アーカイブ・クライアントを使用できるのは、Windows、Macintosh OS 9、Macintosh OS X、および NetWare システムのみです。 ファイル・スペース・コロケーション・グループに NAMETYPE が指定されている場合、ファイル・スペースをワイルドカード文字にすることはできません。 デフォルト値は SERVER です。 以下のいずれかの値を指定することができます。
- SERVER
- サーバーは、サーバーのコード・ページを使って、ファイル・スペース名を解釈します。
- UNIcode
- サーバーは、ファイル・スペース名をサーバーのコード・ページから UTF-8 コード・ページに変換します。 名前を変換できるかどうかは、名前の文字と、サーバー・コード・ページによって決まります。 サーバーのコード・ページにない文字がストリングに含まれていた場合や、サーバーがシステム変換ルーチンにアクセスできない場合は、変換が失敗することがあります。
- FSID
- サーバーは、ファイル・スペース名を、ファイル・スペース ID (FSID) によって解釈します。
- CODEType
- 入力するファイル・スペース名をサーバーにどのように解釈させるかを指定します。 このパラメーターは、ファイル・スペース名としてワイルドカード文字を使用した時に使用してください。 デフォルト値は BOTH です。 この設定により、コード・ページのタイプに関係なくファイル・スペースが含まれるようになります。 以下のいずれかの値を指定することができます。
- BOTH
- コード・ページのタイプに関係なくファイル・スペースを含みます。
- UNIcode
- ユニコードのファイル・スペースのみを含めます。
- NONUNIcode
- ユニコード以外のファイル・スペースを含めます。
- RETSet
- 照会したい保存セットの ID を指定します。 保存セット ID は固有の数値です。 このパラメーターはオプションです。 保存セット ID を指定すると、照会では、その保存セットに含まれている項目のみを取得します。 このパラメーターに値を指定しないと、すべての保存セットが照会されます。
ワイルドカードの使用による順次アクセス・ストレージ・プールのノード・データの表示
順次アクセス・ストレージ・プール内のノード・データの場所に関する情報を表示します。 ワイルドカード文字を使用して、 ノード名を指示します。 フィールドの説明については、 フィールドの説明 を参照してください。query nodedata e* Node Name Volume Name Storage Pool Physical
Name Space
Occupied
(MB)
--------- ------------------------------ ------------ --------
EDU_J2 E:\tsm\server\00000117.BFS EDU512 0.01
EDU_J2 E:\tsm\server\00000122.BFS EDU319 0.01
EDU_J3 E:\tsm\server\00000116.BFS EDU512 0.01
EDU_J3 E:\tsm\server\00000120.BFS EDU319 0.01
EDU_J7 E:\tsm\server\00000118.BFS EDU512 0.04
EDU_J7 E:\tsm\server\00000123.BFS EDU319 0.04
EDU_JJ1 E:\tsm\server\00000116.BFS EDU512 0.01
EDU_JJ1 E:\tsm\server\00000121.BFS EDU512 0.01
特定のコロケーション・グループに関するノード・データ情報の表示
順次アクセス・ストレージ・プール内のノード・データの場所に関する情報を、特定のコロケーション・グループについて表示します。 この例では、ノード EDU_J3 および EDU_JJ1 は、コロケーション・グループ grp1 に属す唯一のメンバーであり、 順次アクセス・ストレージ・プールにデータを持っています。query nodedata collocgroup=grp1
Node Name Volume Name Storage Pool Physical
Name Space
Occupied
(MB)
--------- ------------------------------ ------------ --------
EDU_J3 E:\tsm\server\00000116.BFS EDU512 0.01
EDU_J3 E:\tsm\server\00000120.BFS EDU319 0.01
EDU_JJ1 E:\tsm\server\00000116.BFS EDU512 0.01
EDU_JJ1 E:\tsm\server\00000121.BFS EDU512 0.01
ファイル・スペース・コロケーション・グループを指定した場合は、そのコロケーション・グループに属しているファイル・スペースのボリュームのみが表示されます。 ファイル・スペース・コロケーション・グループとボリュームを指定した場合は、そのコロケーション・グループ内で、指定したボリュームでもあるファイル・スペース・ボリュームが表示されます。
フィールドの説明
- ノード名
- ノードの名前を指定します。
- ボリューム名
- ノード・データを含むボリュームの名前を指定します。
- ストレージ・プール名
- ボリュームが存在するストレージ・プールの名前を指定します。
- 占有物理スペース (MB)
- ノード・データが占有するファイル・スペースが占有する物理スペースの量を指定します。 物理スペースには、ファイルが削除されたり有効期限切れになっていたりする、集合内の空のスペースが含まれます。
関連コマンド
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| 定義 COLLOCGROUP | コロケーション・グループを定義します。 |
| 定義 collocmember | コロケーション・グループにクライアント・ノードまたはファイル・スペースを追加します。 |
| STGPOOLの定義 | サーバー・ストレージ・メディアの指定のコレクションとしてストレージ・プールを定義します。 |
| COLLOCGROUP の削除 | コロケーション・グループを削除します。 |
| COLLOCMEMBER の削除 | コロケーション・グループからクライアント・ノードまたはファイル・スペースを削除します。 |
| ノード・データの移動 | 1 つ以上のノード、または選択したファイル・スペースのある単一ノードのデータを移動します。 |
| 照会 COLLOCGROUP | コロケーション・グループについての情報を表示します。 |
| 照会ノード | 1 つ以上のクライアントについての部分的またはすべての情報を表示します。 |
| 照会 STGPOOL | ストレージ・プールについての情報を表示します。 |
| ノードの除去 | クライアントを特定ポリシー・ドメインの登録されたノードのリストから除去します。 |
| 更新 COLLOCGROUP | コロケーション・グループの記述を更新します。 |
| 更新 STGPOOL | ストレージ・プールの属性を変更します。 |
