DEFINE PROFASSOCIATION (プロファイル・アソシエーションの定義)
このコマンドは、1 つ以上のオブジェクトを加入している管理下のサーバーへ配布するための構成プロファイルに関連付けるために、構成マネージャー上で使用します。 管理下のサーバーがプロファイルに加入すると、構成マネージャーはプロファイルに関連したオブジェクト定義をデータベース内に格納された管理下のサーバーへ送信します。 このようにして管理下のサーバーのデータベースに作成されたオブジェクトは、管理下のオブジェクトとなります。 1 つのオブジェクトを複数のプロファイルに関連付けることができます。
このコマンドを使用して、プロファイル・アソシエーションの初期セットを定義したり、既存のアソシエーションに追加したりすることができます。
次のタイプのオブジェクトをプロファイルと関連付けることができます。
- 管理者登録および権限
- ポリシー・ドメイン: これは、ドメインのポリシー・セット、管理クラス、コピー・グループ、 およびクライアント・スケジュールを含みます。
- 管理スケジュール
- サーバー・コマンド・スクリプト
- クライアント・オプション・セット
- サーバーの定義
- サーバー・グループ定義
ヒント: 構成マネージャーは、オブジェクトの状況情報を管理下のサーバーに配布しません。 例えば、管理者が最後にサーバーにアクセスしてからの日数のなどの情報は、管理下のサーバーに配布されません。 このタイプの情報は、個々の管理下のサーバーのデータベースに保持されます。
特権クラス
このコマンドを発行するには、システム特権が必要です。
構文
パラメーター
- profile_name (必須)
- 構成プロファイルの名前を指定します。
- ADMins
- プロファイルと関連付ける管理者を指定します。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに登録されているすべての管理者を指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらに管理者を追加すると、それらの管理者はプロファイルを通じて自動的に配布されます。構成マネージャーが、プロファイルと関連付けられた管理者の管理者名、パスワード、連絡先情報、および権限を配布します。 構成マネージャーは次のものを配布しません。
- SERVER_CONSOLE という名前の管理者 (全一致定義を使用した場合でも)。
- 管理者のロックまたはアンロック状況。
- 管理者の SESSIONSECURITY パラメーターの値。 証明書を再発行する必要があり、管理者 ID を使用して複数のシステムにログインしており、その管理者 ID が SESSIONSECURITY=STRICT 値の要件を満たしている場合、管理者 ID を更新する必要があります。 管理者がログインするサーバー上で、UPDATE ADMIN コマンドを使用して SESSIONSECURITY=TRANSITIONAL 値を指定します。 管理サーバー上で SESSIONSECURITY パラメーターの値を変更しても、管理対象サーバー上の管理者の SESSIONSECURITY パラメーターの値には影響しません。 SESSIONSECURITY パラメーターを更新し、管理者の証明書を再発行するには、各管理対象サーバーで次のコマンドを発行します。
UPDATE ADMIN admin_name SESSIONSECURITY=TRANSITIONAL
制約事項: SESSIONSECURITY パラメーター値は、バージョン 8.1.7 以降の管理対象サーバーでのみ更新できます。プロファイルと関連付けられている管理者が既にある場合には、次のことが当てはまります。- 管理者のリストを指定し、リストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect は新しいリストを既存のリストと結合します。
- 全一致定義を指定し、管理者のリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- 管理者のリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、ADMINS=* パラメーターを指定した DELETE PROFASSOCIATION コマンドを出します。
- DOmains
- プロファイルと関連付けるポリシー・ドメインを指定します。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに定義されているすべてのドメインを指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらにドメインを追加すると、それらのドメインはプロファイルを通じて自動的に配布されます。
構成マネージャーが、ポリシー・ドメイン、ポリシー・セット、管理クラス、コピー・グループ、およびクライアント・スケジュールの定義を含むドメイン情報を配布します。 構成マネージャーは活動ポリシー・セットを配布しません。 管理下のサーバー上の管理者は、管理下のサーバー上の管理されるドメイン内のポリシー・セットを活動化することができます。
プロファイルと関連付けられているドメインが既にある場合には、次のことが当てはまります。- ドメインのリストを指定した場合に、リストが既に存在していると、 IBM Storage Protect は新しいリストと既存のリストを結合します。
- 全一致定義を使用し、ドメインのリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- ドメインのリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、DOMAINS= * パラメーターを指定して DELETE PROFASSOCIATION コマンドを発行します。
重要: 宛先プールが存在しない場合、バックアップやアーカイブなどのクライアント操作は失敗します。 したがって、このプロファイルに加入する管理下のサーバーには、関連したドメイン内で宛先として指定されたストレージ・プールの定義が必要です。 既存のストレージ・プールを配布される宛先名に一致するように名前変更するには、RENAME STGPOOLコマンドを使用します。 - ADSCHeds
- プロファイルと関連付ける管理スケジュールを指定します。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに定義されているすべての管理スケジュールを指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらに管理スケジュールを追加すると、それらの管理スケジュールはプロファイルを通じて自動的に配布されます。ヒント: 管理スケジュールは、構成マネージャーによって配布されるとアクティブになりません。 管理下のサーバー上の管理者は、スケジュールをそのサーバーで実行させるためには、それを活動化しなければなりません。プロファイルと関連付けられている管理スケジュールが既にある場合には、次のことが当てはまります。
- 管理スケジュールのリストを指定し、リストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect は新しいリストを既存のリストと結合します。
- 全一致定義を使用し、管理スケジュールのリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- 管理スケジュールのリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、ADSCHEDS=* パラメーターを指定した DELETE PROFASSOCIATION コマンドを出します。
- SCRipts
- プロファイルと関連付けるサーバー・コマンド・スクリプトを指定します。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに定義されているすべてのスクリプトを指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらにスクリプトを追加すると、それらのスクリプトはプロファイルを通じて自動的に配布されます。プロファイルと関連付けられているスクリプトが既にある場合には、次のことが当てはまります。
- スクリプトのリストを指定し、リストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect は新しいリストを既存のリストと結合します。
- 全一致定義を使用し、スクリプトのリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- スクリプトのリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、SCRIPTS=* パラメーターを指定した DELETE PROFASSOCIATION コマンドを出します。
- CLOptsets
- プロファイルと関連付けるクライアント・オプション・セットを指定します。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに定義されているすべてのクライアント・オプション・セットを指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらにクライアント・オプション・セットを追加すると、それらのクライアント・オプション・セットはプロファイルを通じて自動的に配布されます。プロファイルと関連付けられているクライアント・オプション・セットが既にある場合には、次のことが当てはまります。
- クライアント・オプション・セットのリストを指定し、リストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect は新しいリストを既存のリストと結合します。
- 全一致定義を使用し、クライアント・オプション・セットのリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- クライアント・オプション・セットのリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、CLOPSETS= * パラメーターを指定して DELETE PROFASSOCIATION コマンドを発行します。
- SERVers
- プロファイルと関連付けるサーバー定義を指定します。 定義は、このプロファイルに加入している管理下のサーバーに配布されます。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに定義されているすべてのサーバーを指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらにサーバーを追加すると、それらのサーバーはプロファイルを通じて自動的に配布されます。
構成マネージャーが次のサーバー属性を配布します。すなわち、通信方式、IP アドレス、ポート・アドレス、サーバー・パスワード、URL、および記述を配布します。 配布されたサーバー定義は、構成マネージャー上でのこのパラメーターの値にかかわりなく、管理下のサーバー上では常に ALLOWREPLACE 属性が YES に設定されます。 管理下のサーバー上では、UPDATE SERVER コマンドを使用して他のすべての属性を設定することができます。
プロファイルと関連付けられているサーバーが既にある場合には、次のことが当てはまります。- サーバーのリストを指定し、リストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect は新しいリストを既存のリストと結合します。
- 全一致定義を使用し、サーバーのリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- サーバーのリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、SERVERS=* パラメーターを指定した DELETE PROFASSOCIATION コマンドを出します。
重要:- 管理下のサーバー上で定義の置き換えを許可していない限り、管理下のサーバー上のサーバー定義は構成マネージャーからの定義で置き換えられません。 置換を許可するには、管理下のサーバーで、ALLOWREPLACE=YES を指定した UPDATE SERVER コマンドを使用してサーバー定義を更新します。
- 構成マネージャーがサーバー定義を管理下のサーバーに配布し、同じ名前のサーバー・グループが管理下のサーバーに存在する場合には、配布されたサーバー定義がサーバー・グループ定義に置き換わります。
- SERVERGroups
- プロファイルと関連付けるサーバー・グループを指定します。 名前にワイルドカード文字を使用することができます。 複数の名前を指定するには、名前と名前の間にスペースを入れずにコンマで区切ります。 構成マネージャーに定義されているすべてのサーバー・グループを指定するには、全一致定義、すなわちアスタリスク (*) のみを使用します。 全一致定義を指定し、後でさらにサーバー・グループを追加すると、それらのサーバー・グループはプロファイルを通じて自動的に配布されます。ヒント: サーバー・グループと同じ名前で定義されたサーバーが管理下のサーバーにある場合、構成マネージャーはサーバー・グループ定義を管理下のサーバーに配布しません。プロファイルと関連付けられているサーバー・グループが既にある場合には、次のことが当てはまります。
- サーバー・グループのリストを指定し、リストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect は新しいリストを既存のリストと結合します。
- 全一致定義を使用し、サーバー・グループのリストが既に存在する場合、 IBM Storage Protect はそのリストを全一致定義で置き換えます。
- サーバー・グループのリストを指定し、全一致定義が以前に指定されていた場合、 IBM Storage Protect はそのリストを無視します。 全一致定義を除去するには、SERVERGROUPS=* パラメーターを指定した DELETE PROFASSOCIATION コマンドを出します。
例: 特定のドメインの特定のプロファイルとの関連付け
MARKETING という名前のドメインを DELTA という名前のプロファイルに関連付けます。define profassociation delta domains=marketing例: すべてのドメインの特定のプロファイルとの関連付け
ドメインのリストは既に GAMMA という名前のプロファイルと関連付けられています。 ここでは、構成マネージャー上で定義されたすべてのドメインをこのプロファイルと関連付けます。define profassociation gamma domains=*関連コマンド
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| コピー・プロファイル | プロファイルのコピーを作成します。 |
| 定義プロファイル | 配布情報のプロファイルを管理対象サーバーに定義します。 |
| PROFASSOCIATION の削除 | オブジェクトのプロファイルとの関連を削除します。 |
| プロファイルの削除 | プロファイルを構成マネージャーから削除します。 |
| ロック・プロファイル | 構成プロファイルを配布しないようにします。 |
| サブスクライバーに通知 | 構成情報を再生するようサーバーに通知します。 |
| 照会プロファイル | 構成プロファイルについての情報を表示します。 |
| 構成マネージャーの設定 | サーバーが構成マネージャーかどうかを指定します。 |
| アンロック・プロファイル | ロックされたプロファイルを管理対象サーバーに配布可能にします。 |
| 更新プロファイル | プロファイルの説明を変更します。 |
