ノード間および所有者間のオブジェクトのアクセス

dsmSetAccessdsmDeleteAccess、 および dsmQueryAccess の 3 つの関数呼び出しは、同じプラットフォーム上の 複数ノード間、複数所有者間のアクセスをサポートします。 これらの関数は、 dsmInitExに渡される -ノードから および -フロモヴナー ストリング・オプションとともに、API を介して完全なノード間照会、リストア、およびリトリーブのプロセスを許可します。

例えば、ノード A のユーザー A が dsmSetAccess 関数呼び出しを使用して、/db ファイル・スペースにあるユーザー A のバックアップへのアクセスをノード B のユーザー B に許可する場合 を考えます。アクセス・ルールは、次のように表示されます。
ID タイプ ノード ユーザー パス
1 バックアップ ノード B ユーザー B /db/*/*
ユーザー B がノード B でログオンすると、 dsmInitEx へのオプション・ストリングは次のようになります。
  -fromnode=nodeA -fromowner=userA
これらのオプションは、このセッションのために設定されているものです。 すべての照会が、ノード A のファイル・スペースおよびファイルにアクセスします。バ ックアップおよびアーカイブは許可されません。 ユーザー B がアクセスを許可 されているファイル・スペースからは、照会、リストア、およびリトリーブの 処理のみが許されます。 アプリケーションが dsmBeginTxn を使用して何らかの操作を実行しようとした場合 (例えば、 backup または update) -fromnode または -fromowner オプションを設定してサインインしているときに、 dsmBeginTxn が戻りコード DSM_RC_ABORT_NODE_NOT_AUTHORIZED で失敗します。 詳しくは各関数の呼び出しと dsmInitEx を参照のこと。
ヒント ( T): UNIX および Linux® では、 dsmInitEx 関数呼び出しで渡されるオプション・ストリングに -fromowner=root を指定できます。 これによって、set access が実行された場合に、非 root ユーザーが、ルートに よって所有されているファイルにアクセスすることができます。

IBM® Storage Protect サーバー上のターゲット・ノード名の下でデータをバックアップ、アーカイブ、リストア、リトリーブ、照会、または削除するには、適切な関数を使用して dsmInitEx オプション・ストリングで asnodename オプションを使用します。 このオプションの有効化については、「 クライアント・ノード・プロキシー・サポートを使用した複数ノードのバックアップ 」を参照してください。