アプリケーションの設計に関する考慮事項
アプリケーションを設計する場合は、API の多数の側面を幅広く理解しておく必要があります。
API を理解するには、以下のトピックを検討してください。
- サイズ限界の決定
- API バージョン管理の保守
- マルチスレッド化の使用
- シグナルおよびシグナル・ハンドラー
- セッションの開始または終了
- オブジェクト名とオブジェクト ID
- パスワード・ファイルへのアクセスの制御
- セッション所有者としてのオブジェクトのアクセス
- ノード間および所有者間のオブジェクトのアクセス
- ファイル・スペースの管理
- オブジェクトと管理クラスとの関連付け
- 保留と保留解除の期限切れ/削除
- IBM Storage Protect システムの照会
- サーバーへのデータの送信
- バックアップおよびアーカイブのフロー・ダイアグラムの例
- ファイルのグループ化
- IBM Storage Protect API の状態遷移の要約
アプリケーションを設計する際には、 表 1の考慮事項を確認してください。 memset フィールドを使用した開始構造は、後続のリリースで変更される場合があります。 stVersion 値は、製品の機能拡張ごとに増加します。
| 設計項目 | 考慮事項 |
|---|---|
| ロケールの設定 | API を呼び出す前に、アプリケーションのロケールを設定しておく必要があります。 ロケールをデフォルト値に設定するには、次のコードをアプリケーションに追加します。 ロケールを別の値に設定するには、2 番目のパラメーターに適切なロケールを指定した、同じ呼び出しを使用します。 詳しくは、使用する各オペレーティング・システムに関する資料を調べてください。 |
| セッション制御 | セッション制御に、以下の指針を適用します。
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| セッション制御 (続き) |
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| 操作シーケンス | IBM Storage Protect サーバーは、一部の操作中にファイル・スペース・データベース項目をロックします。 IBM Storage Protect API アプリケーションを設計する場合は、以下の規則が適用されます。
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| オブジェクトの命名 | オブジェクトに命名するときは、以下の要因を考慮してください。
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| オブジェクトのグループ化 | ファイル・スペースを使用することにより、オブジェクトを論理的にグループ化します。 ファイル・スペースはサーバー上のコンテナーであり、オブジェクトのグループ化カテゴリーを提供します。 API は初期サインオン時にすべてのファイル・スペースを照会し、照会時にもそれを行うため、ファイル・スペースの数を制限する必要があります。 妥当な想定として、1 つのアプリケーションがセットアップするファイル・スペースの数は、1 ノードあたり 20 個から 100 個です。 API はそれより多くのファイル・スペースに対応できますが、それぞれのファイル・スペースでセッションのオーバーヘッドが生じます。 より細かく分離するためには、アプリケーションで directory オブジェクトを使用します。 |
| オブジェクト処理 | 将来のリストアに使用するために objectID 値を保管しておくのはやめてください。 これらの値は、オブジェクトの存続期間中、それらが永続的であることは保証されません。リストア時には、リストアの順序に特に注意してください。 照会の後、リストアの前に上記の ID 値に基づいてソートを行います。 複数のタイプのシリアル・メディアを使用している場合は、さまざまなタイプのメディアに別々のセッションでアクセスしてください。 詳しくは、次のトピックを参照してください。 |
| 管理クラス | アプリケーションが、アプリケーション・オブジェクトに関連付けられる 管理クラスに対してどれだけの制御を持つ必要があるかを考慮してください。 include ステートメントを定義することもできますし、また dsmSendObj 関数呼び出し時に名前を指定することもできます。 |
| オブジェクト・サイズ | IBM Storage Protect は、各オブジェクトのサイズの見積もりを認識している必要があります。 アプリケーションでのオブジェクト・サイズの見積もり方法を考慮してください。 オブジェクト・サイズは、過小に見積もるより過大に見積もることをお勧めします。 |