仮想イーサネットを使用する利点
仮想イーサネットは、論理区画間の効果的な通信を可能にし、経済的なネットワークを確立できるようにします。 IBM i オペレーティング・システム上で仮想イーサネットを活用できます。
仮想イーサネットにより、さらにハードウェアを購入しなくても、論理区画の間での高速通信を確立できます。 使用可能なポートごとに、システムは、リソース・タイプが 268C の CMNxx などの仮想イーサネット通信ポートを作成します。 それから、 同じローカル・エリア・ネットワーク (LAN) に割り当てられる論理区画が、 そのリンクを介して通信できるようになります。 仮想イーサネットは、物理イーサネット・アダプターを使用する場合と同じ機能を提供します。
仮想イーサネットは経済的なネットワーキング・ソリューションであり、
以下のような利点があります。
- 経済性: ネットワーキング・ハードウェアを追加しなくてすむ可能性があります。 追加の物理 LAN カードをインストールしなくても、 区画をシステムに追加し、外部 LAN と通信できます。 現在のシステムで、 追加の LAN カードをインストールできるカード・スロットが限られている場合、 仮想イーサネットを使用すれば、 システムをアップグレードするための要件を満たしていなくても、 LAN 接続の区画を操作できます。
- フレキシブル: パーティション間の選択的な通信パスの構成を可能にする独自の接続を構成することができます。 柔軟性が高いので、 構成モデルで、 論理区画が仮想イーサネットと物理 LAN 接続の両方をインプリメントできます。
- 高速: 仮想イーサネットは、物理イーサネット接続をエミュレートし、区画間の高速で便利な通信方式を提供します。 これにより、 異なる論理区画で実行される別々のアプリケーションを統合する機能が強化されます。
- 汎用性: パーティションが IBM i、 AIX®、または Linux®のいずれで実行されているかに関係なく、すべてのパーティションを同じ仮想イーサネットに接続できます。
- 輻輳 (ふくそう) の軽減: 区画間通信で仮想イーサネットを使用することにより、 外部 LAN での通信トラフィックが減ります。