バックアップ

Db2® Mirror 使用時のデータのバックアップには、追加の考慮事項があります。

バックアップ・ストラテジー

1 次ノードのバックアップ

1 次ノード上ではフル・システム・バックアップを実行します。 フル・システム・バックアップは、複製データと非複製データの両方を保存します。

GO SAVE メニューからオプション 21 を使用して、フル・システム・バックアップを実行します。

注:
  1. 保存オプション 21 は ENDSBS *ALL を実行するため、計画停止と見なされます。 実動作業が続行できるようにするには、オプション 21 バックアップの前と後に役割の交換を実行する必要があります。 そうすると、保存は 2 次ノードで実行されます。 詳しくは、 計画停止 を参照してください。
  2. GO SAVE 21 を開始する前に、データ域 QTEMP/SRMIRCTL が存在しないことを確認してください。
  3. データベース複製用に登録されているすべての独立補助記憶域プール (IASP) は、1 次ノード上で使用可能状態でなければなりません。
  4. データベース複製用に登録されていない、バックアップ対象のすべての IASP は、それらの IASP データがバックアップに含まれるように、使用可能にされる必要があります。
  5. IBM® では、同じライブラリー修飾名を持つ非複製オブジェクトが 1 次ノードと 2 次ノードの両方に存在しないようにすることをお勧めします。
  6. 1 次ノードのフル・システム FlashCopy® が存在する場合は、そのシステムを使用してフル・システム・バックアップを実行できます。 保管は別のシステムで行われるため、復元に関する考慮事項があります。「 特定タイプの情報の復元」の「ミラーリングされたノードからのオブジェクトの復元」を参照してください。

2 次ノードのバックアップ

複製データは 1 次ノード上でバックアップされるため、2 次ノードでは非複製データのみのバックアップが必要です。 複製データを 2 次ノードのバックアップから除外するため、バックアップを開始する前に、データ域 QTEMP/SRMIRCTL を作成します。
CRTDTAARA DTAARA(QTEMP/SRMIRCTL) TYPE(*CHAR) VALUE('1')

このデータ域が作成された後、GO SAVE メニューからオプション 23 を使用して、すべてのユーザー・データを保存します。

注:
  1. データベース複製用に登録されている、1 次および 2 次の独立補助記憶域プール (IASP) は、2 次ノード上で使用可能な状況でなければなりません。
  2. データベース複製用に登録されていない、バックアップ対象のすべての IASP は、データがバックアップに含まれるように、使用可能にされる必要があります。
  3. 1 次ノード上でバックアップされた IFS IASP を 2 次ノード上で使用可能にしてはなりません。
  4. 2 次ノードのフル・システム FlashCopy が存在する場合は、そのシステムを使用してフル・システム・バックアップを実行できます。 保管は別のシステムで行われるため、復元に関する考慮事項があります。「 特定タイプの情報の復元」の「ミラーリングされたノードからのオブジェクトの復元」を参照してください。

ロック

保存操作は、Save-while-active オブジェクトのロック規則の説明に従って、ノード上のオブジェクトをロックします。 これらのロックにより、ソース・ノードとターゲット・ノードの両方で、複製オブジェクトの操作が制限されます。

ストレージ (STG) パラメーター

保存コマンドでストレージ (STG) パラメーターを使用して、保存操作の一環としてオブジェクト・ストレージを解放することができます。 ただし、複製オブジェクトに対しては STG パラメーターは無視されます。 ストレージの解放について詳しくは、保存時のストレージの解放を参照してください。