getwc() — ストリームからワイド文字を読み取る
形式
#include <stdio.h>
#include <wchar.h>
wint_t getwc(FILE *stream);言語レベル
ANSI
スレッド・セーフ
はい
ロケール依存
この関数の振る舞いは、現行ロケールの LC_CTYPE カテゴリーの影響を受ける可能性があります。 また、この振る舞いは、LOCALETYPE(*LOCALEUCS2) または LOCALETYPE(*LOCALEUTF) がコンパイル・コマンドに対して指定されている場合は、現行ロケールの LC_UNI_CTYPE カテゴリーにも影響を受ける可能性があります。 この関数は、コンパイル・コマンドに対して LOCALETYPE(*CLD) が指定されている場合には使用できません。 詳しくは、 CCSID とロケールについてを参照してください。
統合ファイル・システム・インターフェース
この関数は、コンパイル・コマンドに対して SYSIFCOPT(*NOIFSIO) が指定されている場合には使用できません。
ワイド文字関数
詳しくは、 ワイド文字 を参照してください。
説明
getwc() 関数は、ストリームから次のマルチバイト文字を読み取り、それをワイド文字に変換し、ストリームの関連ファイル位置標識を進めます。
getwc() 関数は fgetwc() 関数と同等ですが、マクロとして実装されている場合は、 ストリーム を複数回評価できる点が異なります。 したがって、引数は副次作用をとる式であってはなりません。
同じストリームに対する後続の読み取り操作間で現行ロケールが変更された場合は、未定義の結果が発生することがあります。 同じストリーム上で getwc() 関数とともに非ワイド文字関数を使用すると、未定義の動作になります。
getwc() 関数を呼び出した後、EOF に達していない限り、ストリームの書き込み関数を呼び出す前に、バッファーをフラッシュするか、ストリーム・ポインターを位置変更してください。 ストリームに対する書き込み操作の後、 getwc() 関数を呼び出す前に、バッファーをフラッシュするか、ストリーム・ポインターを位置変更してください。
戻り値
getwc() 関数は、入力ストリームから次のワイド文字を戻すか、または WEOF を戻します。 エラーが発生した場合、 getwc() 関数はエラー標識を設定します。 getwc() 関数は、ファイルの終わりを検出すると、EOF 標識を設定します。 マルチバイト文字の変換中にエンコード・エラーが発生した場合、 getwc() 関数は errno に EILSEQ を設定します。
ferror() または feof() 関数を使用して、エラーまたは EOF 条件が発生したかどうかを判別します。 データの最後のバイトを超えて読み取ろうとしたときのみ、EOF に達します。 データの最後のバイトまで (最後のバイトを含む) 読み取っても、EOF 標識はオンになりません。
getwc()の errno 値については、 fgetwc ()-ストリームからのワイド文字の読み取りを参照してください。
例
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <wchar.h>
#include <errno.h>
int main(void)
{
FILE *stream;
wint_t wc;
if (NULL == (stream = fopen("getwc.dat", "r"))) {
printf("Unable to open: \"getwc.dat\"\n");
exit(1);
}
errno = 0;
while (WEOF != (wc = getwc(stream)))
printf("wc = %lc\n", wc);
if (EILSEQ == errno) {
printf("An invalid wide character was encountered.\n");
exit(1);
}
fclose(stream);
return 0;
/********************************************************
Assuming the file getwc.dat contains:
Hello world!
The output should be similar to:
wc = H
wc = e
wc = l
wc = l
wc = o
:
********************************************************/
}