入出力アダプター用の装置パリティー保護の開始

入出力アダプター (IOA) 用の装置パリティー保護を開始することができます。

このトピックでは、IOA での保護を開始するための規則をリストし、 手順を説明します。

  • 使用可能なパリティー・セットの最大数: 8 (アダプターによっては、これより少ない数のパリティー・セットをサポートしている)
  • 各パリティー・セットにおける装置の最大数: 18
  • 各パリティー・セットにおける装置の最小数: 3 (RAID 5 の場合)
  • 各パリティー・セットにおける装置の最小数: 4 (RAID 6 の場合)
  • パリティー・セットの装置はすべて同じ容量でなければならない。

IOA は、同じ容量を持つ装置をすべて保護するのに必要となるパリティー・セットで最も少ない数を開始します。 たとえば、10 台の装置を保護するには、 装置が 10 に対してパリティー・セットを 1 つ開始します。 装置を 11 台保護するには、パリティー・セットを 2 つ開始する必要があります。 7 つの装置に対して 1 つのパリティー・セットを使用し、 4 つの装置に対してもう 1 つのパリティー・セットを使用します。 IBM® i ナビゲーターを使用することにより、 パリティー・セットをアベイラビリティー、 容量、パフォーマンス、 またはそのバランス (2 つの組み合わせ) の面で最適化できます。

ホット・スペア は 入出力アダプターに組み込まれた関数です。装置パリティーおよびホット・スペアで保護されているディスク装置に 障害が起こった場合、IOA は障害ディスクを自動的に待機ディスクと即座に置き換え、 その置き換えディスクで装置パリティー再ビルド・プロセスを開始します。この関数は、 手操作による介入の必要なしに障害のときに実行されます。このホット・スペア機能によって、 パリティー・セット内の他の装置が 2 次障害にさらされる時間が短縮され、 パリティー・セット内のデータ損失が著しく削減されます。

表示画面の違い

ディスク・サブシステム要件が異なるため、装置パリティー保護を作業するにあたって、実際に表示される画面と本書の画面とが多少異なる場合があります。それぞれの手順において正しいステップを実行していることを確認する最善の方法は、 表示画面の表題を参照することです。

  1. 「専用保守ツール (DST) の使用」メニューから、以下のステップを実行します。
    1. オプション 4 (ディスク装置の処理) を選択します。
    2. 「ディスク装置の処理」画面でオプション 1 (ディスク構成の処理) を選択します。
    3. 「ディスク構成の処理」画面でオプション 5 (装置パリティー保護の処理) を選択します。
  2. 「装置パリティー保護の処理」画面のオプション 2 (装置パリティー保護の開始) を選択して、 Enter キーを押します。 「装置パリティー保護の開始」画面が表示され、以下のいずれかの開始を選択できます。
    • RAID 5 または RAID 6 保護。
    • ホット・スペア関数での装置パリティー。
                          装置パリティー保護の開始
       装置パリティー保護を開始するサブシステムを選択してください。
       選択項目を入力して、Enter キーを押してください。
       1= 装置パリティー保護の開始
                      パリティー  製造                        資源
          オプション  セット      番号     タイプ    型式     名
              1           2       3314025  6502      001      SI01
                          1       0000318  9337      225      DD013
              _      ______     _________  _____    _____    ________ 
  3. 装置パリティー保護の開始の準備をしたいディスク装置サブシステムのオプション欄に 1 を入力します。 Enter キーを押します。

    次の画面が表示されたら、Enter キーを押して続行します。

                                 継続の確認
       先へ進むためには、システムは内部処理を実行しなければならず、
    これには数分を要します。その間、システムが非活動状態のよう
    に見えます。
    
    続行するためには、実行キーを押してください。
    戻って選択項目を変更するためには F12 キーを押してください。
  4. Enter キーを押して、処理を続行します。 「装置パリティー保護の開始の確認」画面が表示されます。 この画面は、選択済みのディスク装置サブシステムと開始することのできる個々のディスク装置のすべてを表示します。 ASP および装置 欄にアスタリスク (*) があるディスク装置は、すでに構成済みのものです。
                      装置パリティー保護の開始の確認
    装置パリティー保護の開始の準備の間に、一部のディスク装置から
    データが移動されます。This might take several minutes for each subsystem 
    これには、選択されたサブシステムごとに
         数分を要することがあります。続行するためには、実行キーを押してください。戻って選択項目を変更するには
    「F12= 取り消し」を押してください。
                       パリティー                   製造                       資源
           オプション  セット           ASP  装置   番号        タイプ  型式   名
                1          2                        3314025     6502    001    SI01
                1          2             *     *    00-0051556  6603    074    DD056
                1          2             *     *    00-0020525  6603    074    DD025
                1          2             *     *    00-0024030  6603    074    DD030
                1          2             *     *    00-0013026  6603    074    DD026
                1          2             *     *    00-0024519  6603    074    DD019
                1          2             *     *    00-0046338  6603    074    DD038 
  5. 注意: この時点で Enter キーを押すと、 装置パリティー保護の開始のための手順が始動します。 開始されると、この手順は完了するまで稼働し続けます。 選択したサブシステムが正しい場合、Enter キーを押して続行します。 状況画面が操作の進み具合を示します。 選択したサブシステムで装置パリティー保護を開始するための準備をシステムが完了している場合、次の画面が表示されます。
                        装置パリティー保護の開始状況
       装置パリティー保護の開始操作は、いくつかのフェーズに分かれて
    行われます。いかに各フェーズがリストされ、状況は明確になった時に
    示されます。
    操作                                      状況
    ディスク装置の初期化 . . . . . . . . . :  実行中
    開始準備 . . . . . . . . . . . . . . . :  ______________________
    装置パリティー保護の開始 . . . . . . . :  ___ % 
  6. Enter キーを押して、「装置パリティー保護の処理」メニューに戻ります。