プロキシー CL コマンド
プロキシー・コマンドは、ターゲット CL コマンドへのショートカットを作成するために使用します。
プロキシー・コマンドは、コマンド処理プログラムというよりはターゲット・コマンドを実行する能力において、一般的な IBM® i コマンドとは異なっています。
プロキシー・コマンドを作成するには、プロキシー・コマンド作成 (CRTPRXCMD) を使用します。プロキシー・コマンド作成 (CRTPRXCMD) には、コマンド名 (CMD) およびターゲット・コマンド (TGTCMD) が必要です。オプション・パラメーターには、テキスト記述 (TEXT)、権限 (AUT)、および置換コマンド (REPLACE) オプションが含まれます。例えば、ターゲット・コマンド QSYS/DSPJOB を持つプロキシー・コマンドを作成するには、以下のコマンドを入力します。
CRTPRXCMD CMD(MYLIB/PCMD1) TGTCMD(QSYS/DSPJOB) TEXT(‘dspjob proxy')
TGTCMD パラメーターにはプロキシー・コマンドを指定することができます。プロキシー・チェーン は、最大で 5 つのプロキシー・コマンドを連結し、最後に 6 番目としてプロキシー以外のコマンドを連結して構成することができます。 5 つを超えるプロキシー・コマンドのチェーンを持つプロキシー・コ マンドを実行すると、CPD0196 エラー「チェーニングされたプロキシー・コマンドの数が 5 を超えています。」が発生します。
プロキシー・コマンドを作成する場合は、コマンド定義ソースを指定しないでください。プロキシー・コマンドには、パラメーター情報、プロンプト制御情報、またはパラメーター間依存関係情報は含まれません。プロキシー・コマンドが使用されている場合、その情報はすべて、プロキシー・コマンドで定義されているターゲット・コマンドから継承されます。プロキシー・コマンドには、ターゲット・コマンドに指定するのと同じパラメーターを指定します。
プロキシー・コマンドを変更する場合は、プロキシー・コマンド変更 (CHGPRXCMD) コマンドを使用します。プロキシー・コマンドを削除する場合は、コマンド削除 (DLTCMD) コマンドを使用します。
プロキシー・チェーンを経由するように解決されるコマンドを実行または処理するには、ユーザーにそのコマンドおよびライブラリーに対する正しい権限が必要になります。 また、プロキシー・コマンド・チェーンの各プロキシー・コマンドおよびライブラリーに対する *USE 権限もユーザーに必要です。
プロキシー・コマンドは他のコマンドを実行するので、プロキシー・コマンドに対して出口プログラムを登録することはできません。 プロキシー・コマンドに対して出口プログラムを登録しようとすると、 エラー・メッセージ CPF019A が発行されます。プロキシー・コマンドが実行され、そのプロキシー・コマンドの解決先となるプロキシーではないコマンドが出口プログラムを登録していた場合、その後のプロキシー・チェーンは、RTVC0100 または CHGC0100 が戻したフォーマット・データ内に置かれます。